海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

大学受験を思い出した

2020-01-17 | ただの雑感
正月気分も終わって世間を見ていて思い出した

半世紀前に大学受験で東北の田舎町から上京して、あちこちの親戚に宿泊して大学入試を受験しまくっていた。

少年よ大志を抱けと言われた時代でも、小生は小心者のくせにのんびり・まったりの少年だった。
今は亡き両親には申し訳なく、多大な心労をお掛けしたことは間違いない。

現在のようにセンター試験もなく、偏差値に関わらず希望する大学を受験できる時代だった。
当然記念受験もありで、我が国の最難関の国立大学を受験する同級生もいた。

小生は私立文系希望のノンポリ高校生で、1校の受験料が5,000円の5大学に願書を郵送していた。下手な鉄砲も数打てば当たるかもしれない、あわよくば実力以上の合格を手にできるかもしれないなどと神頼みのような受験だった。

こういうことには神様は味方してくれない、合格と思っていた大学まで断られて現在に至ってる。

しかし、人間至る所青山ありである。
大望を抱いて第一希望に進学して就職できたわけでもないが、振り返るとそれなりに人生を歩いていると思っている。

大望がないから良かったかもしれない、特技がないから幸いしたかもしれないなどと、ネガティブな肯定をしているのが少し引っかかる。

数十年前に帰省したとき、子供の頃に泊まった懐かしい湯治宿に宿泊できた。

こんな季節が東北の受験時期だった。


努力して希望する大学に入学することは、大きな自信になるのは間違いない。
ただ、時々心配になるのは、合格が人生の最終目標であるかのように見えるときがある。

入学して卒業してからは、自分の力で日々を営んでいけるかどうかの知識と社会性を身に付けて欲しいし、在学中は努力できる人間性を蓄えて欲しい、それは勉強に限らず自分を取り巻く環境からも学ぶことが必要だろう。

雪の季節に深夜のラジオ放送を聞きながら、勉強している気分になった頃を思い出して受験シーズンを感じてたら、こんなブログになってしまいました。


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