海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

越後湯沢に宿泊(一人旅二泊目)

2021-03-02 | 旅行
せっかくの一人旅、ローカル線で移動する

上越線で越後湯沢駅に到着、若い頃スキーに来たことはあるが車での移動だったから、駅舎のイメージは全くない。

最も40年ほど前のことだから新幹線も開業していなかった、薄っすらと記憶にあるのは市街地の共同温泉が芋洗いのように混んでいたことくらい。

浦佐から雪のローカル鉄道


新幹線から見る景色とは味わいが違う


一時間に一本の時刻表、新幹線が開通する前はもっと運行本数が多かったに違いない。

この辺りは昔からスキー場が多く、ゲレンデも民宿も大繁盛だったがコロナ禍のせいか平日なのか、それとも人口減だからか閉鎖しているスキー場も目にした。

そんなことを想っているうち到着
  


ホテルは直前に予約できたから、チェックインまで街中散歩して越後湯沢の風情を味わうことにした。

観光案内所で散策マップをもらって雪国館を見学することに、知らない街を歩くのは不思議と楽しい、リュックを背負っていかにも冬の一人旅という世界に自己満足する。

雪国の生活や越後湯沢の歴史を保存しているプチ博物館、懐かしい旅情を味わうことができる。

越後湯沢といえばノーベル文学賞作家の「雪国」


川端康成氏の展示室があり、室内には撮影禁止の日本画が展示されている。

「雪国」のヒロイン駒子が暮らした置屋の部屋が再現されていて、一瞬、小説の中にいるような気分になる。

  


氏は逗子市のリゾートマンションで没したからか、隣街鎌倉市に住んでいたからか、見学していて何となく身近な人物に思えてしまう。

湯沢グランドホテルに宿泊


温泉も露天風呂も気持ちよく、夕食はバイキング、ビニール手袋とマスクを着用して料理を取りそろえる。
食べるときはもちろん外すけど、デザートなど取りに行くときは再度着用する、何回か繰り返してご馳走様となる。

晩酌は飲み比べセット


越後湯沢駅中商店街の賑やかさに驚いた、さすが新潟を代表する観光地である。

お土産店がずらり


飲食街も充実している


一人で二泊すると、そろそろ日常に戻らなければいけない気分になる。

この辺りが若い時と異なる気の持ちようで、非日常的な時間を過ごすことに不慣れになっているのか、常識人になったのかよく分からない。

帰りの新幹線は二階建てのMAX号


トンネルを抜けて雪がなくなる頃から爆睡に入り、終点東京駅で目が覚める。

久しぶりの一人旅は、東京に到着した瞬間もう一泊してくれば良かったかな、などと身体と気持ちのバランスが微妙に崩れる。

古希を迎えての雪国一人旅は、春の足音も感じた二泊三日でした。


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