日立のアンプは一度目の修理は完了しましたが、ブーンというハムノイズが少しだけ出て、とても嫌な予感がしました。というのも、このアンプを修理する理由の一つに、終段の石(MOS-FET)に2SJ-49が使われているからなのです。そう、宮崎の49頭の種牛の暗示です。
ハムが出たという事は、木偏にハム=松が完成を邪魔するという事なのです。そう、口蹄疫を人為的に拡大させた、民主党の赤松の暗示ですね。ハムを取り除こうとブリッジ・ダイオードの交換を試みたら、途中でバチッという嫌な音。回路の一部がショートしたのです。
アンプ修理はショート事故でパーツが壊れてしまう事があるので、一番大きなブロックコンデンサーに溜められている電気は放出してから行う必要があります。今回もマイナス側の電圧は下がっていたので安心していたら、プラス側はナジェか全く放電されていませんでした。これが事故の原因です。安全装置のリレーが作動したままでゴーサインを出してくれないので、どこかが壊れた模様です。ということで、また最初から修理のやり直しです。
このように、2SJ-49を使った日立のアンプは再びの修理が必要です。でも、バチッとやった時点で、種牛の処分は免れないだろうなと感じました。また、このアンプは右チャンネルの石が仕様と違う、最大電圧が少し低い2S-J48/2SK-133というコンプリメンタリーになっています。最初から49で揃っていなかったので、49頭から欠ける事になるだろうと予測は出来ました。それにしても、種牛の処分は返す返すも残念です。
再び壊す前のアンプは視聴したのですが、電源が左右独立しているので、余裕というか安定感は確かにあります。でも、値段ほどのリッチな音ではありません。その理由は複雑な回路にあります。
HMA-8500では、出力に直流(スピーカーのコーンが飛び出してくる)が出ないように、複雑なサーボ回路を投入しています。この回路を使えば、プラス(2SK-134)とマイナス(2SJ-49)の石の特性が揃っていなくても、強引にプラスマイナスゼロに出来るのです。要するに、2SJ-49/2SK-134の選別品はとても高価なので、選別から漏れた特性の揃っていない石を有効活用するための回路が、苦肉の策として考案されたのです。
このように、特性が揃っている石を使えば必要のない回路を詰め込むわけですから、それだけでコストがかかります。だから、この回路は安物のローコスト製品には使えません。何か変ですよね。整形隠しに高級化粧品を使うようなものですかね。高級品というのは、多かれ少なかれ、このようなトリックというか、本末転倒の不必要なものの添加があるのです。それがバレないように、低価格製品の質を無理矢理下げてバランスを取るのです。
ところで、バチッとやってしまったアンプの石ですが、大事な2SJ-49/2SK-134や2S-J48/2SK-133が壊れたかはまだ分かりません。というのも、自作のアンプに移植したら最初は音が出たのですが、すぐに不安定になり、発振現象のピーやギャーという音を出します。自作アンプに使った、他機から取り外しの古いコンデンサーが原因のようです。
ということで、読者に押し付けようと決めていた、以前に修理した日立のローコストアンプHMA-4590を引っ張り出し、テスト用に石を付け替える前に視聴してみたらなかなかの音質。いやー、ローコスト品は回路がシンプルなせいか、高級品を凌ぐ自然さです。高級品は確かに存在価値はありますが、それは手抜きをしない作り込みの精神に支えられたものに限ります。共産党の幹部は高級品が好きという、欺瞞に満ちたミスマッチングだけはやめて欲しいですね。
エフライム工房 平御幸
ハムが出たという事は、木偏にハム=松が完成を邪魔するという事なのです。そう、口蹄疫を人為的に拡大させた、民主党の赤松の暗示ですね。ハムを取り除こうとブリッジ・ダイオードの交換を試みたら、途中でバチッという嫌な音。回路の一部がショートしたのです。
アンプ修理はショート事故でパーツが壊れてしまう事があるので、一番大きなブロックコンデンサーに溜められている電気は放出してから行う必要があります。今回もマイナス側の電圧は下がっていたので安心していたら、プラス側はナジェか全く放電されていませんでした。これが事故の原因です。安全装置のリレーが作動したままでゴーサインを出してくれないので、どこかが壊れた模様です。ということで、また最初から修理のやり直しです。
このように、2SJ-49を使った日立のアンプは再びの修理が必要です。でも、バチッとやった時点で、種牛の処分は免れないだろうなと感じました。また、このアンプは右チャンネルの石が仕様と違う、最大電圧が少し低い2S-J48/2SK-133というコンプリメンタリーになっています。最初から49で揃っていなかったので、49頭から欠ける事になるだろうと予測は出来ました。それにしても、種牛の処分は返す返すも残念です。
再び壊す前のアンプは視聴したのですが、電源が左右独立しているので、余裕というか安定感は確かにあります。でも、値段ほどのリッチな音ではありません。その理由は複雑な回路にあります。
HMA-8500では、出力に直流(スピーカーのコーンが飛び出してくる)が出ないように、複雑なサーボ回路を投入しています。この回路を使えば、プラス(2SK-134)とマイナス(2SJ-49)の石の特性が揃っていなくても、強引にプラスマイナスゼロに出来るのです。要するに、2SJ-49/2SK-134の選別品はとても高価なので、選別から漏れた特性の揃っていない石を有効活用するための回路が、苦肉の策として考案されたのです。
このように、特性が揃っている石を使えば必要のない回路を詰め込むわけですから、それだけでコストがかかります。だから、この回路は安物のローコスト製品には使えません。何か変ですよね。整形隠しに高級化粧品を使うようなものですかね。高級品というのは、多かれ少なかれ、このようなトリックというか、本末転倒の不必要なものの添加があるのです。それがバレないように、低価格製品の質を無理矢理下げてバランスを取るのです。
ところで、バチッとやってしまったアンプの石ですが、大事な2SJ-49/2SK-134や2S-J48/2SK-133が壊れたかはまだ分かりません。というのも、自作のアンプに移植したら最初は音が出たのですが、すぐに不安定になり、発振現象のピーやギャーという音を出します。自作アンプに使った、他機から取り外しの古いコンデンサーが原因のようです。
ということで、読者に押し付けようと決めていた、以前に修理した日立のローコストアンプHMA-4590を引っ張り出し、テスト用に石を付け替える前に視聴してみたらなかなかの音質。いやー、ローコスト品は回路がシンプルなせいか、高級品を凌ぐ自然さです。高級品は確かに存在価値はありますが、それは手抜きをしない作り込みの精神に支えられたものに限ります。共産党の幹部は高級品が好きという、欺瞞に満ちたミスマッチングだけはやめて欲しいですね。
エフライム工房 平御幸