平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

マグダラの謎

2010-10-12 20:10:40 | 古代史と聖書
 ようやくスピーカーが完成しました。ボンドが完全に乾いてから梱包して送ることになります。疲れから肝機能障害が出ているので、完成の祝杯はお預けですね。ということで、週末から以前のペースに戻ることができそうです。メールその他でご協力頂いた読者の皆さんに感謝です。

 読者といえば、マグダラのマリアについて書いていた人がいたので、マグダラについて考察してみました。元々は「塔」という意味のミグダルが語源で、ガリラヤ湖北西の都市の名です。これがアラム語でマグダラとなり、ヨセフスはギリシャ語ではタリケイア(塩漬けの肉・魚肉)と記しているそうです→こちら

 ここまで書いたら、僕の古代史を読んでいる読者には「ダラ、タリ」が気になってくると思います。そう、聖徳太子の名前の安毎多利思比狐(アマタリシヒコ)にもタリが登場します。僕は、古代日本のタリやダルはタタールを指すと書いています。正確には、南ユダ王国のベニヤミン族がタタールなのですが、ベニヤミン族が日本に移住すると、タタールは白人やアラブなどが混成した国となります。昔と今では民族構成が異なるのです。

 タタールというベニヤミン族中心の南ユダの末裔の中に、イエスのユダ族も含まれていたのです。当然、この中にはマグダラのマリアの子孫もいたのです。イエスの子ですね。聖徳太子の妻の中に刀自古郎女(とじこのいらつめ)がいますが、トジコとは土耳古と漢字表記するトルコそのものなのです。ですから、聖徳太子はマグダラのマリアの子孫である可能性が高いのです。

 ところで、日本語の中に「だらしない」という言葉があります。これは「しだらなし」の語順が入れ替わったとされていますが、「しだらなし」はサクスクリット説もある謎の言葉なのです。どちらにしても、「ダラ」がないという意味ですが。ということは、「ダラ」がマグダラのマリアのダラである可能性も出てくるのです。というのも、性交を意味する「まぐわい」という古語は、元々は「真具合ひ」と書いて、男(具)女(真)の性器の結合を意味したと考えられるからです。マグダラのマリアは娼婦とされていますから、理にかないます。

 このように、マグダラは「真具ダラ」と書くと、性的なダラになります。性交の隠語は「する=し」ですから、マグダラはシダラになるのです。従って、「しだらなし」で性的な退廃となるのです。また、タリケイヤが肉の塩漬けなら、タリは塩なのかもしれませんね。塩が足りないとだらしなくなる。イエスが塩の効き目と言うのは、案外にここから来ているのかもしれません。塩の不足が「足りない」の語源かな。聖徳太子の父・用明天皇のお母さんは堅塩姫(きたしひめ)ですから、これでタリケイヤを暗示させたのでしょう。

      エフライム工房 平御幸
コメント
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