平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

これぞ名手~ブエナビスタのスミヨン騎手

2010-10-31 18:56:08 | Weblog
 雨が心配された天皇賞は、馬場が急激に回復し、稍重でのレースとなりました。この馬場ならブエナビスタで間違いはないのですが、その勝ちっぷりはまさに圧巻でした。でも、この圧勝を引き出したのは、フランスの名手C・スミヨン騎手です。これぞ名手の手綱さばき。レースを見ていない読者は、動画サイトかNHKスポーツニュースで御覧ください。

 ブエナビスタは今まで、後方から差す競馬ばかりで、勝っても僅差だし、差して届かないレースが何度かありました。松田博資調教師は業を煮やして、昨年のエリザベス女王杯後に、主戦騎手を安藤騎手から変更したほどです。しかし、横山騎手になっても僅差のレースは続きます。

 今回の天皇賞、陣営に取ってラッキーだったのは、横山騎手が落馬負傷で乗れなくなったことに尽きます。これで、自身の言動により、ヨーロッパでの騎乗機会が少なくなった名手に依頼することが出来たのです。スミヨン騎手も、フランスでの騎乗をキャンセルして乗り込んできたくらいですから、その意気込みは半端ではありません。

 スミヨン騎手と言えば、凱旋門賞やアメリカのブリーダーズカップという世界最高峰のレースの勝利者であり、ディープインパクトが凱旋門賞に挑戦したときは、ライバルのハリケーンランに乗っていました。ハリケーンランは、ディープを負かしたハーツクライがイギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスに挑戦したとき、最後の一踏ん張りの追い込みで、エレクトロキューショニストとハーツクライを競い落とした名馬です。あの時の人馬の執念は凄まじく、エレクトロキューショニストはまもなく死亡、ハーツクライとハリケーンランも調子を落としたほどです。

 このように、スミヨン騎手は馬の力を120%も引き出す名手ですが、同時に馬に負担を掛けないで乗る名手でもあるのです。それが顕著だったのが今日の天皇賞で、ブエナビスタは負担がないので涼しい顔で走っていました。日本の騎手なら抑え過ぎてタメ殺ししているケースです。先週の菊花賞でも有力馬は軒並みタメ殺しの有様でしたから、日本の騎手が下手すぎるのもありますが、それにしてもスミヨンは名手です。デットーリとルメールとは違うタイプの天才ですね。

 スミヨン騎手は言動に問題がありますが、研究熱心で知られ、今回もブエナビスタの潜在能力を引き出す好騎乗でした。インタビューでは僅差という言葉が聞こえていたので、彼なりに僅差の勝利のまま終わる馬ではないと睨んでいた感があります。名手というのは、凡人とは見えているものが違うので、新たな可能性を引き出すことができるのです。素晴らしい天皇賞でしたが、道悪なら台頭すると書いたオウケンサクラが4着だったのには少々驚きです。スミヨン騎手とブエナビスタに、次のジャパンカップも乗ってもらいたいですね。

      エフライム工房 平御幸
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二人の預言者の磔刑(たっけい)

2010-10-31 05:47:16 | Weblog
 ようやく10月も終わりですね。龍(ドラゴンズ)に陰りが見えてくるか、すでに来年が占われています。来年というと、2011年は11がキーナンバーと何度か書いていますが、実は『ヨハネの黙示録』の第11章の奥義が明かされる年でもあるのです。少し早いですが、賢明なる読者のために先行公開をしておきましょう。

 『ヨハネの黙示録』第11章は、「大いなる都で、二人の預言者が十字架に掛けられる」という預言で始まります。飛鳥昭雄氏は、これをモルモンの人間だと書いていましたが、それは間違いです。なぜならば、この舞台は東京であり、十字架に掛けられるのは日本人だからです。聖書は基本的に、イスラエル12部族の宗家である日本をターゲットに書かれているのですから。さらにモルモンは、大管長という独裁的トップが預言者とされているので、預言者二人が同時に出てくることはないのです。

 では、東京で十字架に掛けられる二人の預言者とは誰か?それは既に現れて、マスコミによって十字架に掛けられた、安倍・麻生総理の二人を指すのです。二人は、9月21日と20日の一日違いの誕生日。僕は古代史で書いていますが、古代イスラエルにおいて、9月は救世主の生まれる月なのです。

 『ヨハネの黙示録』に描写される、二人の預言者を殺して晒(さら)す狂気は、現代のマスメディアによる安倍叩きや麻生叩きと、それに嬉々として参加した愚民の姿そのものなのです。もっとも、『ヨハネの黙示録』は、一つのものでいくつもの違った事象を示しているので、例えば地震で亡くなった7000人などは、社会党左翼政権時の阪神大震災での出来事だと分かります。どちらにしても、龍や獣の側に社会党や民主党が置かれるので、基本的な構図は変わりませんが。

 『ヨハネの黙示録』第11章で大事なのは、1260日や、42ヵ月や、3日半という数字です。これらは、『ダニエル書』の1260日と呼応して、すべてが同じ3年半を指すのです。要するに、悪魔が支配する3年半という意味です。しかし、単純に3年半ではなく、7倍罰という概念を踏まえた3年半なので、例えば2006年から7年の苦難があり、その中でも特に3年半が大変だと考えればよいのです。

 7倍罰というのは、出エジプト後にイスラエルの民が罪を犯し、一年を360日とする計算で、360日の7倍の期間だけ神から遠ざけられる苦難を指します。2520日ですが、聖書学的には2520年となるのです。この起点が前701年ころで、中間の3.5倍罰が1260日(年)後の702年。この年に、日本という国名を公式のものとし、唐に使いを送り独立宣言をしたわけです。単純計算では数字が合いませんが、だからこそ奥義中の奥義なのです。詳しくは『私だけの古代史・酒船石編』最終章を御覧ください。

 現在は、7倍罰の後半の更に最後の段階にあります。従って、7倍罰の半分の3.5倍罰を象徴する、3日半や3年半という相似の数字に支配されるのです。42ヵ月も3年半の言い換えに過ぎません。ですから、安倍・麻生叩きという狂気に飲み込まれなかった読者は、世を迷わした龍が墜落する姿を見て(第12章)、最後の戦いが近いと判断できるのです(第13章以降)。

 ところで、バックロードホーンを使う読者の中には、僕の推奨機種を落札して、往年の高級アンプを安く手に入れて聴いているケースがあります。最初はソニーのローコスト品で試してもらっているのですが、ソニーとの音の違いをちゃんと聴き分けるのには驚きです。揃いも揃って、イッチョ前にクリアになったと生意気なことを言ってきます ホルホル。もっとも、バックロードホーンは接続する機種の違いを拡大してみせる性質がありますけど。

 しかし、何人かの読者の反応を見ると、的確に音の違いが分かっているようなので、やはり熱心な読者は耳が良いと判断せざるを得ません。弟子のスピーカーから始まったスピーカー工作も、気がつけば15セットも作っていました。第七のラッパは神の勝利を告げるもの。板の切れ端がたまったので、そろそろ弟子にユニークな姿のスピーカーをと考えています。

      エフライム工房 平御幸
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