平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ユニットの受難

2013-05-27 21:37:15 | スピーカー工作
 ダービーは四方が丸く収まる良い結果でした。キズナは記念のダービーに最もふさわしい事を証明しました。ダービー予想で一番手で書いたように、この馬の魅力は瞬発力にあります。2着に負けたエピファネイアは、瞬発力で劣る父シンボリクリスエスの限界を見せましたね。

 ただ、ペースが遅く、超強力な先行馬がいなかったこともあり、タイム的にはやや不満です。昨年のダービーのほうがハードだったと思います。もっとも、昨年のようにダービーを最後に故障で休養というケースは少なくなるだろうから、その点では遅いタイムも歓迎です。

 皐月賞馬ロゴタイプは、距離適性もありますが、皐月賞がピークで、明らかに調子落ちでした。競馬ブックの写真でももっさり見えました。キズナは最もよく見えますから、競馬ブックの写真には説得力があります。ただ、写真への解説はピンボケですけど。内輪での贔屓目があるのでしょうね。

 さて、ダービーも来年が待ち遠しい新たな一年が始まります。僕もさっそくスピーカーの新設計に取り掛かりましたが、これは愛用しているユニットが手に入らなくなるユニット受難への対応でもあります。

 ミニミカエルの800番のタンバン。試みのミカエルの1インチなど、円安が原因なのかは分かりませんが、市場からもネット通販からも消えかかっています。それで、ミニミカエルと試みのミカエルの中間サイズを新設計して、今まで使ったことのないインフィニティのユニットを試すことにしました。ヘッツァーのお兄ちゃんに対抗して、試みのミカエルのお兄ちゃんです。

 しかし、いきなり新設計のキャビに使うのは怖いので、インフィニティの1インチは試みのミカエルに、2インチはアダム・カドモンに取り付けてみました。これらのユニットは、ボイスコイル径が大きく、バックロードで使える振動板面積はほとんどありません。エッジだけでホーンを駆動する感じです。



 以前に、金色の1.3インチを試みのミカエルに使った時と同じケースです。金色のユニットもエッジだけでホーン駆動でした。それでそこそこの音が出たので、今回も何とかなると踏んだのですが、誤算は1インチユニットの取り付け穴が25ミリ径しかなく、今までの28ミリ径~30ミリ径穴のバッフルが使えません。それで、ハンズに行って、アダム・カドモン用のバッフルと一緒にカットしてもらいました。2インチは43ミリ径穴です。

 結論から言えば、試みのミカエルもアダム・カドモンも、インフィニティのユニットでも大丈夫でした。ただ、能率が低く、特にアダム・カドモンはソニーのユニットに比べて1/4程度の音量です。アンプのボリュームを上げれば問題なしですが、最初は故障かと思ったほどです。

 1インチのユニットは、高域が伸びてトゥイーター的です。このユニットは50個単位で買ったので、縦長に複数個配置したトーンゾイレも設計してみようかと思っています。トーンゾイレは長岡先生も数多く設計し、独特の音場感があるそうです。テレビの横に置くのに良いかも。

 制作コストですが、試みのミカエルで7千円だったので、お兄ちゃんで8千円くらいだと思います。2インチのユニットは色々と使えるので、ユニットを豪華にすれば、その分はコストアップします。

    エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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