平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

世界へ発信する日本

2013-09-10 04:44:33 | Weblog
 2020五輪の開催都市決定は、第一回目の発表から見ていました。直前に目が覚めたからです。イスタンブールが残ったのは意外でしたが、結果的にマドリードの逆転を阻んでくれました。古代史的にはイスタンブールが良かったんですけどね。僕はチキンなので、音声を消して見ていました。

 韓国の直前妨害が露骨になり、海のない県の海産物まで輸入禁止にする嫌がらせ。普段なら怒るのですが、怒ったら相手の思うつぼなので無視を徹底。妨害工作もあえて書かないことで、韓国面に落ちることから避けられ、韓国を味方にすれば負けるという法則、あるいは韓国を敵にすれば勝つという逆法則のままになりました。

 TBSでバレーボール世界選手権のアジア最終予選を放送していましたが、視聴率の取れる女子は昼間で、日韓戦の男子をゴールデンにねじ込んできました。幸い、18U世界野球選手権の決勝がテレ朝で放送されたので、TBSは視聴率も取れずに惨敗。東京落選を想定しての日程も空振りでした。まあ、負けた日本男子は情けない。

 バレーの女子は、先のWGP2013の対中国戦で、韓国のジャッジが日本に不利な判定を繰り返して、フルセットの末に中国の勝ち。第三セットの途中から録画していたので確認してみましたが、変な判定は一度や二度ではありません。5回以上だから、最初から見ていれば10回近くはあったのでは。

 それですぐにアジア最終予選が始まったのですが、新チームは異常に適応力が高い。半月前はオロオロしていた宮下や大竹や佐藤あり紗などの新人が、もう何年も組んでいるかのように収まっている。これは、新キャプテンの木村選手が威張らず、人徳でチームをまとめているからと思いました。竹下や荒木という重しが抜けて、伸び伸びとプレーする下地が形成されたのでしょう。

 リベロという地味なポジションを任された佐藤あり紗選手は、セッター経験を活かして第2セッターのように何度もトスを上げ、ラリー中に3度連続でトスを上げることすらありました。佐野選手は強烈なスパイクを拾うスペシャリストでしたが、佐藤選手はどこにでも顔を出すユーティリティープレーヤーです。リベロを見ていて面白いと思ったのは初めてですね。アダ名を付けるのならコマネズミです。

 18U世界野球選手権はアメリカに負けましたが、これは日本の古い体質とシステムが負けたのだと思います。バックネット裏で、出場選手(4三振)の弟がピーピーと笛を吹いて顰蹙を買っていましたが、このような応援スタイルを含めて、日本は捨てなければならない因習を山ほど抱えていると思います。それが、投手交代の遅れや、投打に安楽選手を使わない、戦力を余しての愚かな敗戦につながったのです。ただの采配ミスではなかった。アメリカの監督が日本を指揮していたら勝ったでしょう。

 女子バレーでは伝統的に、解説の吉原に代表されるベテランの威圧的な態度が若手を萎縮させていたのですが、眞鍋監督になって改善されてきたようです。厳しさだけでは育ちませんから良い傾向です。二部リーグから抜擢する柔軟性も一因ですが、江畑と佐藤の二部・日立が一部に上がったので、全体的な底上げの時期が到来しているのかもしれません。

 僕は、パワーだけで決まる男子バレーやテニスは廃止が望ましいと思っています。ゲームが考案された当時には想定していないパワーや、ラケットなどの素材の変質があるからです。カーボンなんてルール違反です。歪んだ金メダル至上主義は、発展途上の国には必要かもしれませんが、先進国にはそろそろ意識の改革が必要だと思います。あと50年もすれば、五輪の意義も変わっているはずです。

 2020東京五輪は、日本から発信するチャンスです。何を発信するかは人それぞれですが、少なくとも古い因習と非合理な精神論だけは発信して欲しくないですね。僕は、世界を救うために十字架を担った本当の日本という、古代史で書いていることを発信できるようにしたいと思います。


    エフライム工房 平御幸
コメント (13)
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