佐藤あり紗さんが、お父さんと同じ誕生日で、お父さんがJRに勤めていたと、ドクターイエローのテレカの写真に書いていました。折しも、JR九州ではフリーゲージトレインが車軸の摩耗で頓挫したというニュースが (ーー;)
実は、僕の小学生の頃の日課は、隣の本屋で鉄道関係の本の立ち読みをし、絵や写真の記憶を元に絵に描いていたのです。東海道線の特急こだま号や、常磐線のディーゼル特急はつかり号など、何度も何度も描きました。でも、子供だからパースが分からず、線路だけ手前に広がって、うまく描けませんでした。模型の車輪を買ってきて、車軸に通して転がして遊んでいたのです。だから、鉄道は基本的に大好きです (;^ω^)
フリーゲージトレインとは、新幹線と在来線、あるいは世界各国の線路幅の違いを克服する技術です。車軸に付いている車輪の位置を左右にずらして、線路の幅に関係なく対応しようという欲張った設計です→こちら。

こちらから借りた画像 左が在来線で右が新幹線
しかし、フリーゲージトレインは夢の技術で、今の技術では難しい。車軸の摩耗だけでなく、車軸と車輪の焼付きも起こっているはず。
電車の車軸は自動車とは違い、左右の車輪が固定されているから、左右の車輪は全く同じ回転しています。コーナーでは片輪をスリップさせて回る仕組み。モーターは一つで、回転を左右に分けるディファレンシャルギアもない構造だと思います。ディファレンシャルギアは、コーナーで内側の車輪の回転数が低くなり、外側の車輪の回転数が上がるメカニズムです→動画解説。子供の頃に一番欲しかったのがディファレンシャルギアの超小型で、もちろん売っていませんから泣く泣く諦めました (ToT)
フリーゲージトレインは、国内よりも新幹線の輸出を睨んだ設計だと思います。各国で違う線路幅に自由に対応できますから。でも、構造が複雑になり故障も増える。実際、軸に通した車輪を動かすというのは、台車が載っていなくても大変なはず。僕なら最初から諦めています。
でも、幅を自由に変えられるフリーゲージではなく、在来線と新幹線の二種類の線路に対応させるのは難しくはないと思います。新幹線の線路幅は1435mm、在来線は1067mmで、差は368mm。左右で184mmずつ在来線が狭くなっています。この184mmから車輪の厚みを差し引いても、車軸の内側にもう一組の車輪を取り付けられるはず。フリーゲージではなく、一軸四輪のデュアルゲージです。借りた画像を加工したので左右に余裕が無いですが、実際は余裕ができると思います。

デュアルゲージの概念図
内と外の車輪はもっと離れるし、内側の車輪も大きくできる
この方法は、新幹線用の線路の内側に在来線用の線路を設け、徐々に内側が高くなるようにすれば、ショックもさほどなく在来線の線路に乗せることが可能だと思います。欠点は、車輪が増えただけ重くなる事ですが、フリーゲージトレインでも機構的に複雑なメカが重量を増やしていると思うので、そんなに差はないような気が。二枚の車輪を合体させれば耐荷重でオーバークオリティになるので、最初から一つとして設計し、贅肉を削れば軽くなります。内側のレール高が外より少し高くなった時点で外側のレールは不要になるから、滑らかなカーブで内外のレールを削る必要があります(新幹線ゲージから在来線ゲージに乗る場合、逆もしかり)。
デュアルゲージの長所は、構造が簡単、線路の敷設が簡単で、面倒な切り替えゾーンも不必要なことです。調べていないのですが、他所の国では実用化しているところもあるかも。
スペインの超特急のタルゴが低コストで輸出が好調らしいですが→こちら、タルゴを調べていて出てきた古い試験車両 Talgo I には驚きました。日本人は絶対にかなわないと思い知らされたデザインです。本物は博物館にもないようですが、これに乗りたい (・∀・)

Talgo I (タルゴⅠ)
詳しくはこちら
なお、U-20はアルゼンチンにストレート勝ちぽい (;・∀・)
17:05 追加
ワールドグランプリ2017日本×セルビア
第2セット途中から二枚替えで日立リヴァーレの佐藤美弥さんが初登場。流れを変えたみたいですが見れなかった orz
ということで、第3セットは頭から来ると思って待機。予想通り出てきたので録画。途中で離されたけど、一時逆転して、17-17から再度引き離されて負け。収穫は多かった (;^ω^)
まず、先発の冨永こよみセッターは、平均7.5点のプレーヤーで、どうしてもバタバタした感が拭えません。大崩しないけど爆発的な活躍もしないタイプ。新鍋選手のようなスイッチを持っていないのです。だから、強い相手には力通りの点差が精一杯。それでも、宮下選手よりはずいぶんとマシですが。
対して、佐藤美弥セッターはスイッチを持っています。スイッチが入ると連続得点できるタイプで、他の2人のようなバタバタ感はありません。ただ、欠点として、年上の選手やキャリア積んだ選手に遠慮気味になること。今回は特に久光の岩坂選手と合っていませんでした。
岩坂選手はスピードがなく、足の故障かジャンプも低いから、センター攻撃しか出来ないとセルビアに見ぬかれています。JTから初参加の奥村選手は、ブロード攻撃で7得点とミスがゼロに近かった。決定率は凄いはず。奥村選手の攻撃面での成長は、佐藤美弥―奥村という嘉悦大学コンビのメリットかも。
佐藤美弥セッターで一番懸念されたのは、日立にはいないタイプの古賀選手とのコンビ。でも、古賀選手に知恵がついたかのような動きで懸念は払拭されました。古賀選手が変身できそう (^_^;)
佐藤美弥を上手に使うには、的確なサーブレシーブと、速く動ける選手で固めることです。本来は表のMBであるはずの岩坂選手が前に来ると得点力が低下。岩坂選手一人入っただけで、チーム全体が重く淀んでしまうのです。岩坂選手を使いたいなら古典的なセッターで良いのです。僕的には、奥村と島村というセンターラインにしますが、本当は高卒の荒谷栞選手を使いたいところです。
ということで、まだまだ完成度の低いチームですが、佐藤美弥中心なら大化けも期待できます。そのためには、サーブレシーブと守備を何とかしないと。また、オポジットやレシーバーとしての宮下選手を試して欲しい。絶対に成功すると思います (・。・;
録画した人は手を(´∀`∩)↑age↑ること
実は、僕の小学生の頃の日課は、隣の本屋で鉄道関係の本の立ち読みをし、絵や写真の記憶を元に絵に描いていたのです。東海道線の特急こだま号や、常磐線のディーゼル特急はつかり号など、何度も何度も描きました。でも、子供だからパースが分からず、線路だけ手前に広がって、うまく描けませんでした。模型の車輪を買ってきて、車軸に通して転がして遊んでいたのです。だから、鉄道は基本的に大好きです (;^ω^)
フリーゲージトレインとは、新幹線と在来線、あるいは世界各国の線路幅の違いを克服する技術です。車軸に付いている車輪の位置を左右にずらして、線路の幅に関係なく対応しようという欲張った設計です→こちら。

こちらから借りた画像 左が在来線で右が新幹線
しかし、フリーゲージトレインは夢の技術で、今の技術では難しい。車軸の摩耗だけでなく、車軸と車輪の焼付きも起こっているはず。
電車の車軸は自動車とは違い、左右の車輪が固定されているから、左右の車輪は全く同じ回転しています。コーナーでは片輪をスリップさせて回る仕組み。モーターは一つで、回転を左右に分けるディファレンシャルギアもない構造だと思います。ディファレンシャルギアは、コーナーで内側の車輪の回転数が低くなり、外側の車輪の回転数が上がるメカニズムです→動画解説。子供の頃に一番欲しかったのがディファレンシャルギアの超小型で、もちろん売っていませんから泣く泣く諦めました (ToT)
フリーゲージトレインは、国内よりも新幹線の輸出を睨んだ設計だと思います。各国で違う線路幅に自由に対応できますから。でも、構造が複雑になり故障も増える。実際、軸に通した車輪を動かすというのは、台車が載っていなくても大変なはず。僕なら最初から諦めています。
でも、幅を自由に変えられるフリーゲージではなく、在来線と新幹線の二種類の線路に対応させるのは難しくはないと思います。新幹線の線路幅は1435mm、在来線は1067mmで、差は368mm。左右で184mmずつ在来線が狭くなっています。この184mmから車輪の厚みを差し引いても、車軸の内側にもう一組の車輪を取り付けられるはず。フリーゲージではなく、一軸四輪のデュアルゲージです。借りた画像を加工したので左右に余裕が無いですが、実際は余裕ができると思います。

デュアルゲージの概念図
内と外の車輪はもっと離れるし、内側の車輪も大きくできる
この方法は、新幹線用の線路の内側に在来線用の線路を設け、徐々に内側が高くなるようにすれば、ショックもさほどなく在来線の線路に乗せることが可能だと思います。欠点は、車輪が増えただけ重くなる事ですが、フリーゲージトレインでも機構的に複雑なメカが重量を増やしていると思うので、そんなに差はないような気が。二枚の車輪を合体させれば耐荷重でオーバークオリティになるので、最初から一つとして設計し、贅肉を削れば軽くなります。内側のレール高が外より少し高くなった時点で外側のレールは不要になるから、滑らかなカーブで内外のレールを削る必要があります(新幹線ゲージから在来線ゲージに乗る場合、逆もしかり)。
デュアルゲージの長所は、構造が簡単、線路の敷設が簡単で、面倒な切り替えゾーンも不必要なことです。調べていないのですが、他所の国では実用化しているところもあるかも。
スペインの超特急のタルゴが低コストで輸出が好調らしいですが→こちら、タルゴを調べていて出てきた古い試験車両 Talgo I には驚きました。日本人は絶対にかなわないと思い知らされたデザインです。本物は博物館にもないようですが、これに乗りたい (・∀・)

Talgo I (タルゴⅠ)
詳しくはこちら
なお、U-20はアルゼンチンにストレート勝ちぽい (;・∀・)
17:05 追加
ワールドグランプリ2017日本×セルビア
第2セット途中から二枚替えで日立リヴァーレの佐藤美弥さんが初登場。流れを変えたみたいですが見れなかった orz
ということで、第3セットは頭から来ると思って待機。予想通り出てきたので録画。途中で離されたけど、一時逆転して、17-17から再度引き離されて負け。収穫は多かった (;^ω^)
まず、先発の冨永こよみセッターは、平均7.5点のプレーヤーで、どうしてもバタバタした感が拭えません。大崩しないけど爆発的な活躍もしないタイプ。新鍋選手のようなスイッチを持っていないのです。だから、強い相手には力通りの点差が精一杯。それでも、宮下選手よりはずいぶんとマシですが。
対して、佐藤美弥セッターはスイッチを持っています。スイッチが入ると連続得点できるタイプで、他の2人のようなバタバタ感はありません。ただ、欠点として、年上の選手やキャリア積んだ選手に遠慮気味になること。今回は特に久光の岩坂選手と合っていませんでした。
岩坂選手はスピードがなく、足の故障かジャンプも低いから、センター攻撃しか出来ないとセルビアに見ぬかれています。JTから初参加の奥村選手は、ブロード攻撃で7得点とミスがゼロに近かった。決定率は凄いはず。奥村選手の攻撃面での成長は、佐藤美弥―奥村という嘉悦大学コンビのメリットかも。
佐藤美弥セッターで一番懸念されたのは、日立にはいないタイプの古賀選手とのコンビ。でも、古賀選手に知恵がついたかのような動きで懸念は払拭されました。古賀選手が変身できそう (^_^;)
佐藤美弥を上手に使うには、的確なサーブレシーブと、速く動ける選手で固めることです。本来は表のMBであるはずの岩坂選手が前に来ると得点力が低下。岩坂選手一人入っただけで、チーム全体が重く淀んでしまうのです。岩坂選手を使いたいなら古典的なセッターで良いのです。僕的には、奥村と島村というセンターラインにしますが、本当は高卒の荒谷栞選手を使いたいところです。
ということで、まだまだ完成度の低いチームですが、佐藤美弥中心なら大化けも期待できます。そのためには、サーブレシーブと守備を何とかしないと。また、オポジットやレシーバーとしての宮下選手を試して欲しい。絶対に成功すると思います (・。・;
録画した人は手を(´∀`∩)↑age↑ること