平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ワールドグランプリ2017 日本×ブラジル

2017-07-16 16:45:22 | バレーボール
ブラジル戦はストレート勝ちの勢いからもたもたしてフルセット勝ち。ストレート勝ちしてたら競馬にかぶらなかったのに、まあでも2011年以来のブラジル戦勝利おめでとうございます m(_ _)m

苦戦の理由は、誰が見ても岩坂選手が左右に動けないこと。これで、トスが偏るからブロックに引っかかる。追いつかれた5セット目にようやく島村選手を先発させたけど、岩坂選手を下げるのが遅すぎましたね。

その岩坂選手が一応キャプテンなので、本来はヒーローインタビューに出さなければならない佐藤美弥セッターのインタブはなし。さすがは犬HK (;´Д`)

初先発でブラジル戦勝利の立役者となった佐藤美弥。久美長監督はまだ佐藤美弥の本質が分かっていません。佐藤美弥は可愛い顔しておとなしいけど、トスは気の強い組み立てが得意。気が強いのが悪く出ると単調になる。だから、動けない選手やバックタックの打てない選手が多いと持ち味が半減するのです。また、初先発の緊張から佐藤美弥の精神的スタミナが後半に切れました。

最初良かった奥村選手も後半に捕まりだしましたが、さすがはブラジルの守備陣。でも、センターのブロードを囮にしてのバックアタックが無かったのも捕まった理由の一つ。バックアタックがゼロでは前衛の攻撃も機能しなくなる。

ブラジルに勝てた理由の一つに、代表としてブラジルと戦った経験のない選手が多く、必要のない苦手意識を持っていなかったことも上げられます。ベテランの新鍋選手が勝負強さを見せて引っ張り、大学の後輩の内瀬戸選手が思い切り良い持ち味を発揮する。若手の古賀選手は精神的に余裕があるから巧さが発揮できた。各選手が有機的に機能したのです。

東レの木村選手が中心だった昨年までのチームは、このような有機的な選手の繋がりが一度も見られませんでした。無理やり作られたスーパースターという重石がチームを壊していたのです。木村と荒木という重石がいないという幸いですね。岩坂選手は重石ほどの存在感はないので、ワンポイントブロッカーや、高さのないチームには使えると思います。

最後にピンチサーバーで出てきた宮下選手。セッターとしての才能はないけど、守備とブロックには才能がある。レシーバーとして使うだけではもったいないので、本格的にオポジットの練習を積んでチームに貢献して欲しいです。チームに貢献するという気持ちがあればポジションにはこだわらないはず。こだわっているうちは甘えがあるのです (;´Д`)

チームとしての課題は、渡邉選手のようにバックアタックを打てる選手を入れること。センタープレーヤーは横の動きのスピード優先で。新鍋・内瀬戸のちびっ子コンビは高さに限界を見せるので、古賀よりも高いアタッカーも必要です。

個人的に、リオ五輪前から奥村選手と佐藤美弥の2人を押していただけに、今回の結果は予想通りでホルホル出来ます。あとは、佐藤あり紗さんが結婚して精神的に安定して戻ってくれば、守備の要もできると思います。女神は、プライベートが片付く前はチームに悪影響だから帰ってくるなと久美長に諭されたのでは (^_^;)
コメント (7)
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