平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ヌタウナギの利用法

2017-07-30 19:46:02 | Weblog
楽天が連敗脱出して、女神の反省期間も終わり。台風5号がウリを直撃しそうです ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


このままでは本厚木直撃 Σ(゚Д゚;エーッ!

女神は通常モードに戻ってもいいお (;^ω^)

水害のあった九州の日田では最高気温が38度という暑さで、本当に東南アジア並みの気温になっています ι(´Д`υ)アツィー

昔から暑い時は土用の鰻。京都では鱧(ハモ)料理。地方によっては獰猛なウツボも食べます→こちら。精を付けないと (; ・`ω・´)

少し前ですが、アメリカでヌタウナギが道路に散乱し、白いヌメヌメで大変なことに。このヌタウナギは韓国へ輸出するために積まれていたもの。この季節にヌタウナギなんか輸入して何するニカ?そこで調べてみました。

ヌタウナギが散乱して路上が粘液まみれ、車4台衝突 米

https://www.cnn.co.jp/usa/35104313.html

何と、韓国ではヌタウナギが食べられていたのです。と言っても、ヌタウナギを知らない人が大半だと思います。海釣りする人は外道(げどう~釣りたくないのに釣れてくる困ったちゃん)として嫌っているかも。

実は、ヌタウナギは魚かどうかも怪しい代物で、口は魚と違い円孔で、背骨も軟骨しかない脊索(せきさく)動物の一種です。魚よりはホヤに近いかも。ちなみに、酒の肴のホヤは幼生はオタマジャクシに似ていますが、成長すると岩に固着してランプシェードの形になります→こちら。ランプシェード=火屋(ほや)から名前が来ています。僕は、あの海臭い匂いが苦手です。スケベな人は好きらしい :(;゙゚’ω゚’):

ヌタウナギはヤツメウナギと同族で、ヤツメウナギはビタミンAが豊富で、昔から眼病に良いとされてきました。ヌタウナギとヤツメウナギは、SFやB級ホラーに出てくる口の丸い怪物やエイリアンのモデルです。ヤツメウナギは関東から北では食用にされ、東京には専門店もあるようです→こちら。行きたいような行きたくないような |д゚)チラッ

【閲覧注意】ヒィィ!秋田産の「ヤツメウナギ」の心臓がピクピク動く映像が話題に

ヌタウナギは超グロテスクで、粘液が物凄いので、食べるには大変な労力を必要とするみたいです→食べた人。味は良いらしいのですが、捌くのが大変で、見た目がキモいので日本では食べられない。でも、この粘液は何かに使えないものだろうか?

ヌタウナギの粘液は白いゴム原液みたいですが、水に触れると水を吸収して膨張し、自分の体積の何倍にも膨れ上がります。この膨張率は脅威。例えば、氷枕に使えないだろうか。救難や防災に利用できないだろう。水を吸収して膨張するなら、水害対策の土嚢(どのう)に最適なのでは。家庭のドアのシーリングには使えそう。

古代ローマのコンクリートは、今のコンクリートと違い、経年劣化がなく、時代とともに硬度が増すとか→こちら。その理由は、火山灰と海水を利用しているからとされますが、この技術が鬼怒川決壊で生き残ったヘーベルハウスに使われているようです→トバモライト結晶とは。厄介者の火山灰が有効利用された良い例です。

これからの末日を迎える時代、日本でも食糧難になるかもしれないし、食べられないと捨てられていたものに光が当たるかもしれません。グロテスクだからと偏見を持たないで、調理方法などを研究した人が生き残るかもしれない。サバイバルには、事故や災害に対する備えと注意だけでなく、何が食べられて何が食べられないかという知識も必要になります。捨てられるものの再利用は科学精神としては健全なのです。

     平御幸(Miyuki.Taira)
コメント (9)
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