平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ディープボンド勝利とスノーフォール敗戦の理由

2021-09-13 09:37:24 | 競馬
昨晩に行われた凱旋門賞の前哨戦。牝馬限定のヴェルメイユ賞で1.1倍のスノーフォールが追い込んで届かずの2着。キズナアンチが叩いてやろうと見守る中、フォア章はクリスチャン・デムーロとディープボンドは逃げて1着。明暗を分けたのは馬場だと思いました (@@;)

ロンシャンのコースは、凱旋門賞当日まで内から12mが仮柵で保護され、良馬場でもボコボコで、目土がところどころダートのように見えていました。この馬場に足を取られたスノーフォールは全力で走れなかった。また、スノーフォールのラビットが遅すぎてレースが流れず、デットーリがヽ(`Д´)ノプンプン

対して、ディープボンドは四輪駆動車のようなバランスの良い走りで、大型馬&ストライド走法という、欧州競馬に不向きな欠点を克服。スバル・フォレスターのように安定した走りは最後まで衰えることはありませんでした。ラップもスノーフォールが劣っていたのです。

ディープボンドは、阪神大賞典で見せた、残り4ハロン(800m)から勝負できるスタミナを持っています。ギアを上げて長い足を繰り出すから、後続の馬はなし崩しに垂れてしまう。最後の4ハロン勝負は東京コースのアーモンドアイと一緒ですが、向こうは軽い馬場での最後のスプリント勝負に強い。中身がぜんぜん違うのです。フランスギャロ公式のラップで説明します (゜o゜;


上から2番目がスノーフォールのラスト5ハロン(1000m)ラップ→公式
残り800m-600mでピッチが上がってない→デットーリの仕掛け遅れ



一番上がディープボンドのラスト5ハロン(1000m)ラップ→公式
残り800m-から仕掛けているのに最後までスピードが落ちてない


実は、フランスギャロ公式の映像は、走っている時のスピードが刻々と左下に表示されるのです。前半にゆったり走っている時は時速55km前後。ところが、ディープボンドの場合は、残り800mでゴーサインを出されると、一気に60kmに上がり、残りは65km後半を維持しているのです。最後の直線でもヴェルメイユ賞より1km速い。強い馬でなくては出来ない走りです。

本番の凱旋門賞は、仮柵が取り払われてグリーンベルト。スピードが出る良馬場なら日本と変わらないタイムが出るかもしれません。そうなると、脚をためて最後のトップスピードに長じた馬が有利。

しかし、凱旋門賞は雨の開催が多く、雨が降ればディープボンドとスノーフォールにチャンスがあると思います。それにしても、前屈みになって、馬の前脚に重心を乗せて馬の邪魔する和田竜二騎手と違って、C.デムーロは馬が走りやすい騎座に重心を置くのが流石でしたね (*^^*)

2021 Qatar Prix Foy G2 - Deep Bond
ヴェルメイユ賞

ディープボンドのレーティング123
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1631095780/

ディープボンド強すぎワロタwwwwwwwww
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1631457430/
コメント (4)
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