平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

整った餅

2010-01-25 19:45:32 | Weblog
 お正月の餅を飾ったは良いが、製法が悪くて日持ちがしません。鏡餅は、舂(つ)き立ての餅の形を整えてすぐに団扇で扇ぎ、表面の熱を取って形を安定させる必要があります。しかし、今時の鏡餅は、舂くのではなく絞り出す製法なので、型に填(は)めて成形する必然から水分が多く、外気に触れるとあっという間に表面が乾燥し、剥がれてささくれ立ってしまいます。こういう餅は、粉々にして煎餅にするしか使いようがありません。

 さて、僕が描いた餅は三個でしたが、全米で長洲未来ちゃん(三個目の餅)が二位となり、晴れてバンクーバーの代表に選出されました。08年の全米チャンプ獲得後に怪我をして、昨季は散々な出来に終始し、いつの間にか評価も下げられてしまいました。しかし僕は願を掛け、未来ちゃんが怪我をした直後から、かかとを上げて歩くレックス・ウオーキングを始め、とうとう2時間は平気で歩けるようになりました。

 かかとを地面に付けて歩くのは人と猿だけなのですが、かかとを付けた瞬間は休んでいる事と同じなので、動・休・動・休の繰り返しとなり、運動的に非常に効率の悪い動作となります。ここから、短距離選手はかかとを付けない走法で走るのです。実際、かかとを付けないで歩く事に慣れると、強靱になった分、普通の歩き方では疲労を感じるようになります。また、かかとの内側は腎臓などのツボなので、歩くたびに刺激され、循環器系や糖尿の予防効果も期待できます。ハイヒールの女性は、せっかくのツボ刺激を、外反母趾で相殺してしまっているのです。

 レックス・ウオーキングを一年も続けた頃、未来ちゃんは怪我も治り、またコーチを変えるなどの環境の変化がもたらされました。こういう時は、神様の後押しがあるのです。神様が後押しをするので、インターネットで学業をこなし、練習時間を確保する事にも繋がりました。また、男子世界チャンプのライザチェクと同じリンクなので、いろいろと学ぶ事も多かったようですね。そういう諸々の効果が合わさり、先の全米で二位となる事が出来たのでしょう。一位のフラットよりも良いと見る人も多かったようです。

 読者から、真央菩薩に未来地蔵というメールが届きました。言い得て妙ですが、これに美姫観音も加われば鬼に金棒。コストナーも加わって、待望の韓国選手包囲網の完成です。でも、未来ちゃんは弁天様ではないかしらん。

 真央ちゃんの四大陸ですが、リンクが狭いという情報はまだ入っていません。バンクーバーもそうですが、リンクが規定より狭いとトリプルアクセルには不利なのです。単に助走距離の問題ではなく、壁に対して斜めにコースを取ると、視覚的な錯覚で体の開きが早くなるのです。右バッターが、左投手がインコースに投げるスライダーを見慣れて、体がいつの間にか開いてしまうのと同じ理屈です。

 バンクーバーは大技よりも確実性で勝負する場所。四大陸はその予行演習に丁度良いのですが、トリプルアクセルにこだわると錯覚の罠にはまるかもしれません。そういう意味では、最初から大技に固執しない選手が台頭する可能性は高いのです。僕は、オリンピックでは190点前後の勝負と以前に書きましたが、ISUは韓国選手のインフレを正当化するために、ここに来て他国の選手もインフレに振ってきました。このインフレ点数に怯えるのは、シーズンが進むにつれて点数が下降してきている選手なのです。にわかに面白くなってきましたね。

      エフライム工房 平御幸
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