昨日行われた衆参2つの補欠選挙は自民党の1勝1敗に終わった。
しかし元来この2つは自民党が持っていた議席であること、参院補選は開票直後に野党系が当選確実となったのに対し衆院長崎4区は結構接戦という得票率を考慮すると選挙結果は自民党の0.5勝1.5敗といった感じではなかろうか。
岸田首相も選挙後のインタビューに応えて「結果を真摯に受け止める」と神妙だった。
茂木幹事長も「厳しい選挙戦だった」とのコメントを残していたがこれは偽らざる実感だったと思う。
それに大きな支持基盤を持っていない多数の自民党若手議員たちはもしかして震え上がったかもしれない。
「今のままでは選挙戦は戦えない」と。
さて(選挙結果を真摯に受け止めた)岸田首相は今後どんな手段で悲願(?)の解散戦略を練り上げていくのだろう。
果たして減税政策が奏功するのか?
党内に強い支持基盤を持たない首相がどんな手で打って出るのか?
それともしばらく事態を静観し見守っていくスタイルに切り替えたのか?
政界は一気に流動化するのかもしれないねぇ。(笑)