米大統領ドナルド・トランプが打ち出した「相互関税」で全世界が大騒動になっている。
我が国でも大幅な株安になっており狼狽が広がっているがこんな時は落ち着いて行動しよう。
株式ってものは「下がれば上がるし、上がれば下がる」ものなのだ。
ところで昨今のトランプ大統領の発言や行動を見ていて昨年米国で製作された映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」を思い出した。
この映画はドナルド・トランプが後に彼の師となる弁護士の指導を受け驚愕の人物に生まれ変わるというものだが現在の彼の行動を思うと実に興味深い。
伝説の弁護士がトランプに授けた3つのルールというものがある。
1 攻撃、攻撃、攻撃
2 決して非は認めるな
3 勝利を主張し続けろ というものだ。
そういえば選挙戦中彼は徹底してバイデン前大統領を罵っていたねぇ。
「相互関税」を打ち出した際はなんと「米国はこれまで搾取されていた」と評してこの政策を正当化したものだ。
その後米国の世論は厳しく反応したがそれでも彼は「関税などで1兆ドルの収入が見込める」と強弁している。
例の弁護士の教え通りに動いているのか、それとも人格がそのように変質してしまったのか、・・・映画の内容が妙にリフレインする。
トランプ自身がこの映画の公開差し止めに動いたのも分かるような気がするねぇ。(笑)