マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

トランプ前大統領暗殺未遂再発に思う

2024-09-17 10:19:13 | 米国政治
米国のトランプ前大統領がまたしても暗殺未遂事件に見舞われた。
前回の未遂事件からまだ2か月しかたたないと言うのに米国のこの荒っぽさはどうかねぇ?
前回の未遂事件で警護責任者が辞任しているがこれでは責任者が何人いても足らないよ。(笑)
とにかく米国は銃規制がないので今後もこんな事態がときに起きるかもしれない・・・、それにしてもトランプ氏が属する共和党が銃規制に後ろ向きなのは皮肉だね。
気になっているのはトランプ氏が「この暗殺未遂の背景にバイデン大統領やハリス副大統領がいる」とSNSでつぶやいていることだ。
これには違和感を感じずにはいられない。
バイデン大統領やハリス副大統領の言動が今回の暗殺未遂に直接繋がっているというのはいささか無理があるのではないか。
いつもやたらに煽動するのはトランプ氏の悪い癖だ。
今回はトランプ氏支持で知られるイーロン・マスク氏も「誰もハりス大統領候補を暗殺しようと考えていない」と暗に騒動に油を注ぐような発言を行っていた。
これはまさに「贔屓の引き倒し」だ。
全く・・・、米国という国は銃の軛から解き放たれることはないんだねぇ。
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ハリス大統領候補の仰天発言に思う

2024-08-31 11:41:56 | 米国政治
先般米国ハリス大統領候補が「当選したら共和党からも閣僚を登用する」と宣っていたがこれにはビックリ仰天だ。
選挙で戦っている相手から閣僚を登用するってねぇ・・・?

翻って我が国の今までの政治慣行から考えると野党から閣僚を登用するなんて・・・、考えらえないよねぇ。
かって大臣ポストは自民党でいえば旧派閥が水面下で熾烈な駆け引きを繰り広げるのが常だった。
過去には組閣時に「(〇〇氏が)入閣は決定したがポストはまだ未定」なんて話もずいぶんあった。(笑)
ポストよりも入閣が先に決まる、ってどういうこと??
そういえば「(入閣)適齢期」なんて変な言葉もあったねぇ・・・。(笑)
さらに任命権者からよく聞かされるのが「適材適所」というフレーズなのだ。
全く「どの口が言っているんだ」と言いたくなるがこれが我が国の閣僚登用の実態だったのだ(必ずしもこれが全てだとは言わないが)。

話を戻すが、ライバル党から閣僚を登用するってことはやっぱり「適材」ということなんだろうね。
ハリス候補って意外と度量が大きい。
選挙対策上のテクニックということもあるのかもしれないがそれを割り引いてとしても、ね。
さて我が国は次の首相を決める自民党総裁選が間近に迫っている、米国より早くに、だ
総裁を選ぶ際に当人がどんな組閣人事を行うのか?あるいは行いそうか?・・・ これも大きな判断材料になるだろう。




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大統領選候補者に米国のダイナミズムを見る

2024-08-13 10:49:48 | 米国政治
米国大統領選の候補者が出揃選挙活動も佳境に入ってきた。
大統領選の候補者(副大統領も含む)の経歴を見てあらためて米国政治のダイナミズムを感じたぜ。
民主党のハリス大統領候補は両親がジャマイカ、インドの出自を持つ女性であって副大統領になる前はカリフォルニア州の司法長官を務めた。
それだけで十分ダイナミックで多様的である。
ウォルツ副大統領候補は高卒後地元の工場に就職、その後教職を得るため大学に進学し公立高校教師の職を得た。
高校でアメフト・コーチをやっていたことも有名だしボランティアで中国へ行き英語を教えていたこともあった。
高校教師の傍ら州の兵役にも身を投じ最終的に曹長で兵役を終えるが関わったのは戦争ではなく災害復旧だった。
その後下院議員を経てミネソタ州知事を務めていたのだが実はそれ以前にいろんなキャリアを積み重ねていたんだねぇ・・・。
共和党のトランプ大統領候補は言わずと知れた大統領の経験者だが大統領になる前の政治経験はゼロだった(テレビ番組等で顔はよく知られていたが)。
一方、バンズ副大統領候補は作家活動を経て政界入りしたが以前は反トランプ派だった39歳の若者である。
この4人が両党の大統領、副大統領候補だってねぇ。
何とダイナミックでそれぞれ個性的であることか。
翻って我が国の政界を見ると次代を背負う(と目される)面々はいずれも2世議員や学歴・職歴で似たもの同士が多く新鮮さ、多様さに欠ける。
日本の政治ももっと門戸を開放し清新な人材を求めたらどうだろう?
きっと政治の世界も変わると思うよ。
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トランプはハリスに勝てるか?

2024-08-02 07:41:01 | 米国政治

米大統領選が熱を帯びてきた。

当初この大統領選は「トランプVS.バイデン」の構図だったがこの時に話題になったのがダブル・ヘイター(トランプもバイデンも嫌い)の存在だった。

そのボリュームは定かではないがもし事実であれば彼らの大半は新しい構図「トランプVS.ハリス」の下でハリス側に流れるはずだ。

そのうえトランプは副大統領候補にバンスを選んだが「トランプよりトランプ的だ(笑)」と噂されるバンスを選んだのはどうだったか?

かってトランプはペンスを副大統領として

さて今回トランプがバンスというアクセル役を選定したことに内輪である共和党内部でも不安視する向きが台頭している。

そんなこんなでトランプにも焦りが出てきているように思う。

一昨日飛び出した「(ハリス氏は)インド人だと思っていたら突然黒人に変わった」との愚にもつかない発言もその証左であろう。

いずれにせよ米大統領選は小差で決まる。

直近ではハリス氏リードで大統領選は進んでいる。

 

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トランプ前大統領の心境の変化に思う

2024-07-19 11:45:38 | 米国政治

暗殺未遂事件後のトランプ大統領候補の心境の変化が気になっている。

大統領指名受諾演説の内容は直前にトランプ氏の意向で大幅に書き換えられたという。

氏は今までアメリカを分断する政策(?)を売りものにしてきたがこの受諾演説の冒頭では「アメリカの半分のために、ではなくアメリカ全体のために」とやっていた。

この一言からも従来のトランプ氏の言動ではなかった。

語り口もこころなしか、温和で暗殺未遂事件直後のようなファイティング・モードではなかった。

氏が未遂事件を経て対決モードから融和モードに転換したとすればこれはこれで米国全体にとって意義があったと思う。

さて、民主党とバイデン氏はこれでますます追い込まれた。

とにかく対戦相手がガラッと戦い方を変えたのだからねぇ。

民主党はやっぱり大統領候補を差し替えるのだろうか?

それも忙しいねぇ。

 

 

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