待機児童数がピーク時の9分の1程度に縮小し保育園全入時代が見えてきたということだ。
その昔「保育園落ちた、日本死ね」というセンセーショナルなタイトルのブログが世間を騒がせたがあれ以来随分日時が経過したねぇ。
当時は保育士の収入改善などで2,3年後にも待機児童ゼロ化が実現しそうだったが構造改革は難しく時間がかかるものだ。
もう1つ、喜んでばかりいられないのが今回の状況が保育園の受け入れキャパ増以外に少子化の更なる進行によるものだからだ。
少子化が進んだために待機児童が減り、結果として幼稚園全入が可能になったといえば本末転倒である。
早く出生率が2.0近くまで上昇しそのうえで待機児童がゼロになればいいのだが。
そうそう、もう1つ地域によって待機児童状況に差があるのも現下の課題である。
需要と供給のマッチングはいつの世も大きなテーマである。
この辺りは情報システムの活用やデジタル庁の出番ではないのか、頼むよ~。