マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

日経トレンディの2024ヒット商品に思う

2024-11-22 18:58:52 | 世相
例年その年の消費傾向を知る一助として日経トレンディ誌のヒット商品特集を楽しみに見ている。
さて今年のヒット30のうちから特に気になったものをコメントしたい。
1つは「アサイーボウル」である。
アサイーはたしか一昔前にちょっとしたブームになったのだがいつのまにか萎んでしまった。
ところが今般はギリシャヨーグルトと組み合わせて全く別物に仕上げられていた。
専門チェーンも誕生したがタリーズなど有名全国チェーンや我が家近くのショボイ(失礼)個人店も商品化に取り組んだ。
同じ製品でも「ヒットするタイミング、天の時」ってあるんだよね。
2つ目は「メルカリハロ」だ。
いわゆるスキマバイトの仲介サイトなのだが「中高年者の利用が多い」のが特徴だ。
中高年だってスキマバイトのニーズはあるが、かといっていきなり飲食店の接客スタッフはハードルが高い。(笑)
このメルカリハロの場合物流関係からの求職を開拓するなど他サイトとの棲み分け、重点化を図っているのがミソなのだ
中高年の場合はもしかしたら「103万円の壁」はあまり気にならないかもしれない。(笑)
3つ目には(主に女性向けの)健康家電「ゴリラのひとつかみ」だ。
ふくらはぎのケア製品なのだがネーミングが面白いし商品ラインナップも充実させている。
女性の経済力も高まっているから結構売れたんだねぇ。
ヒット商品はそれなりの「運・鈍・根」が凝縮されているのである。
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不審訪問ビジネスの横行に思う

2024-07-14 14:51:34 | 世相

つい先ほど見知らぬ若者が我が家を訪れこう宣った。

「近くで汚水槽の修理工事をやることになった。ついては悪臭が発生するかもしれないので事前に理解とご協力をお願いします。」とまぁ、こんな切り出しだった。

ここまでは何も問題はなかろう、問題はこれからだ。

「ついでに貴宅の設備も無料で点検しますが如何でしょうか?」と続いたからだ。

この瞬間になぜか胡散臭いものを感じたので即座に断った。

全く油断が出来ない世の中になってしまった。

社会全体がモラルを失ってきているからねぇ。

理由はいろいろ考えられる。

1つには若者層を中心に貧富格差が広がっていることだ。

これは小泉政権の時代に端を発した派遣労働の分野拡大が主因ではないか。

学校教育の中身についてはどうだろうか?

「『社会道徳』の基本を教えるカリキュラムが疎かになっている」との指摘を聞いたことがあるが昨今「知識教育」に偏していることはないのか。

卑近な例では自民党の「政治とカネ」に関するあの収拾、処理の仕方も気になっている。

あれでは誰も「明るい日本の将来像」をイメージできない。

どうも日本は「将来に期待はできないので自分なりに自衛策を講じている」大多数と「好き勝手(悪事を含め)やって刹那的に生きよう」と考える少数の2グループに分化しつつあるのではないか、という気がしてならない。

無論こんなことがあってはならない・・・、誰かが日本を生まれ変わらせなければいけない。

不審業者の訪問があってあらためて日本の将来を考えてしまったのだ。

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若者の就職意識の変化に思う

2024-05-12 20:20:03 | 世相

このところ若者を中心に就業・就職意識の変化が進んでいるような気がする。

一言で言えば「働く」という意味合いがあまりにも希薄になっているように思うのだ。

一例だが、・・・入社したその日に退職する新入社員が少なからずいるということだ。

いくら何でも1日では何も分からないと思うのだが何が彼らをそうさせるのだろうか?

仮に「会社の勤務条件が聞かされていた内容と違う」とか「寮施設の環境が劣悪だった」とかいうように明らかに会社側に非があると思われる場合は問題の所在を公表し当該企業にある種の社会的な制裁を与えればいいのかもしれない。

問題は会社側の自覚がないところで過剰な労働流動性が発生していることだ。

もしも若者側に「堪え性がない」とか「勤労意欲が低い」「人間関係維持が苦手」という意識が顕在化しつつあるとしたら社会全体で何らかの手を打つ必要があるのではないか。

それとも今後マクロ的に人手不足が進行していく中で過剰流動性は当たり前のシャッフル行為として定着していくのだろうか・・・。

言うまでもなく社会経済的にはもう少し落ち着いた方がいいと思うのだが。

無論熟慮した結果転職するとか、起業するとかは別だが。

 

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今年を表す「一語」は?

2023-12-30 19:57:26 | 世相

先般発表された今年を象徴する漢字一文字はたしか「税」だったような気がするが漢字一文字ではなく一語にしたらどうなるんだろうね。

筆者が無理やり選ぶとした国内では「モラルハザード」だ。

「闇バイト」はその最たるものだ。

僅かのカネのためにいとも簡単に重い犯罪に手を染めてしまう例が後を絶たなかった。

自民党派閥の裏金疑惑もその類の出来事だ。

こちらはまだ進行形であっていかほどの規模なるかも分からない。

世界に目を転ずればやっぱり「戦争」だ。

ロシア・ウクライナ間もパレスチナ・イスラエル間の出来事もきっかけは侵略・越境テロだったが今や被害が深刻な戦争と言っていい。

残念ながら両戦争とも未だ出口が見つからない。

それ以上に同様の戦争がほかでも起こりかねない誘発リスクさえ拡大させているとは言えまいか。

「モラルハザード」「戦争」、どちらも嫌な言葉である。

さて来年はどんな年になるんだろうねぇ・・・。

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「NYでリアル書店復活」ニュースに思う

2023-03-06 22:12:59 | 世相

今日日経紙を見ていたら興味深いニュースが目に付いた。

何とNY でリアル書店の人気が復活し、店舗数が急増しているということだ。

ついでに「バーンズ&ノーブル」という米国最大のリアル書店チェーンの名前も久しぶりに接することが出来た。

まだ生き残っていたんだねぇ。(笑)

ネット販売の巨人であるアマゾンが最初に事業に着手した分野が書籍の小売りであった。

そしてアマゾンの伸長と反比例して急速に衰退していったのがリアル書店だったのだ。

それがこのコロナ下での読書ブームでリアル書店が急増ってねぇ・・・?

在宅勤務が増えて書籍を求めるというのは分からないでもないがネットでリアル書籍を買うのではなくリアル店舗でリアル書籍を求める習慣が復活したということか・・・。

人間は常に効率一辺倒ではなく意外と無駄も楽しみたいのかもしれない。

私が時々利用しているリアル書店は併設カフェで新刊書籍の試読することが可能である。

やっぱり人生、「遊び」「ゆとり」もなくっちゃあね。

 

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