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日本をよりよい国にしたい、との思いから政治、経済、社会問題マターをバッサバッサと切り取ります。

宝塚歌劇団のパワハラ謝罪に思う

2024-03-30 11:02:36 | 経済

昨日宝塚歌劇団とその親会社である阪急阪神HDが歌劇団所属女優に対するパワハラがあったことを認めその代表者が謝罪記者会見を行っていた。

親組織(阪急阪神HD)トップの発言にもあったが貴重な人命を失うという本当に取り返しがつかないことが起きてしまった。

事件発覚後歌劇団側は「(長時間労働は認めたものの)いじめやハラスメントはなかった」との調査報告書を公表していた。

ただ調査報告書のベースとなった劇団員からのヒアリングも何人かの上級生は拒否していたことが明らかになっている。

この時点で歌劇団の対応はダメだと思ったものだ。

こんな抜け穴だらけの調査で劇団側が全容を把握できるはずがないだろう。

いやそもそもする気がなかったと言ってもいいのではないか。

さらに言えば今でもまだ「悪しき伝統」は残っているのではないかと思われる。

宙組以外に似たような事例は起きていないのか? ヒアリング調査は済んでいるのか?

劇団員が遵守すべき規約、コードはその後どれだけ改善されたのか? どのように徹底されたのか?

賭け込み寺となる相談窓口はキチンと機能しているのか? 等、不明点は多々ある。

企業トップが遺族に謝罪すれば事足れりというものではない。

宝塚歌劇団の組織改革はまだ端緒についたばかりだと思うのである。

 

 

 

 

 

 

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今年の春闘の賃上げは十分だったか?

2024-03-29 10:52:54 | 経済

今年の春闘・大企業の部はヤマ場を越えたのかな?

多くの労使交渉の中で満額回答が多くあってまるで「満額回答の出せない企業は企業でない」という感さえあったねぇ。(笑)

人手不足を反映してか、正規社員のみならず非正規社員にもそれなりの対応が見られたことは望ましいことだ。

さて今後の関心は中小、零細企業の部に移っていくがこの流れが続いていくよう願うばかりである。

というのも消費者物価の動きも決して無視できないからだ。

電気・ガス料金の補助は5月に切れる(ガソリン価格の補助は延長されるようだが)と言うし、為替レートの動きや物流コストの動向も何やら不気味である。

さらに言えば少子高齢化進展や国防費関連の負担はこれから国民心理に重くのしかかる。

そうそう、先日介助ヘルパーの単金が1.5%ほど切り下げられる報道があったがあれはとても理解できないねぇ、どういうこと?

今年の春闘結果が(政府の思惑通り)好循環の皮切りになればいいのだが今直ちに断定するのはいささか早すぎるように思う。

6月の所得減税は一回ぽっきりだから好循環にはカウントできないし・・・、ねぇ。

結局「好循環スタートの実感は来春以降に持ち越し」というのが筆者の印象だが果たして読者諸兄のご意見は?

 

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健康食品自主回収騒動その後に思う

2024-03-28 11:00:44 | 社会問題

わずか数日目に紅麹を冠した健康食品の回収問題を取り上げたところだがその広がりは急拡大し収まる気配がない。

因果関係は必ずしも特定されているわけではないが死者数4名、入院者数は百数十名に上るというから心当たりのある消費者はさぞかし不安だろう。

それに小林製薬製の紅麹を原料とする食品はサプリメント以外に多岐にわたる。

酒類、菓子類、パン、味噌などの調味料、・・・ うーん、影響は自社製品であるサプリメントだけではなかったのだ。

それにしても震源地である小林製薬の初期対応は不適切だったようだ。

厚労省、大阪府、大阪市からお叱りは受けるし、株主総会は紛糾するし、株価は暴落するし、・・・こうなれば経営トップの引責辞任は不可避だろうねぇ。

同社が今やるべきことは、・・・原因究明がすべての出発点だ。

もしも特定できなかったとすれば幅広に対応せざるを得ない。

消費者対応以外にも多岐にわたる供給先への補償問題も重くのしかかるのではないか。

 

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神戸大学バドミントン同好会の狼藉に思う

2024-03-27 11:10:25 | 社会問題

先日明らかになった神戸大学バドミントン同好会の狼藉には言葉を失った。

昔から大学生の放歌高吟など眉を顰める行為は多々あったが今回のように団体で児戯にも似た狼藉行為を長時間続け器物損壊を繰り返した例はにわかに思い浮かばない。

一体この学生たちのモラルはどこに行ってしまったのか。

そうそう、今回はサークルのOBも参加していたということだから単に学生だけではないのだが。

管理している大学側は参加者からの事情聴取を行い厳しい処分を行うとしているがその結果を注目したい。

当該サークルの無期限活動停止(あるいは廃部)は当然だが当該学生の一定期間停学、場合によっては退学処分も考えられる。

この際被害ホテル(旅館?)に対する補償問題も忘れてはならない。

これは大学が負担するものではなく全額不法行為を行った学生たちが償うべきだ。

もしもホテル側に逸失利益があるのであれば当然そういったものも含まれる。

こんな乱暴狼藉が二度と起きないよう後始末のロールモデルになってほしいと思うものだ。

 

 

 

 

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打つ手、打つ手が裏目の首相に思う

2024-03-26 09:45:41 | 政治

このところ首相の打つ手、打つ手が裏目、裏目に出ている。

昨日の二階元幹事長の次回衆院選不出馬宣言もそうだ。

「政治とカネ」問題撲滅に腐心する首相の党内処分案が具体化するや否や機先を制するように元幹事長が次回の衆院選不出馬を発表した。

これではせっかくの処分効果も半減するし逆に自ら責任を取ったことで(二階氏と同様に)派閥会計責任者が立件されている首相に対しても何がしかの逆風になるに違いない。

その前の安倍派幹部の政倫審出席要請もそうだった。

身を挺して安倍派幹部の政倫審出席を実現したが結局彼らの政倫審対応はゼロ回答だったので「首相は無力だったねぇ」という感じを世に晒しただけだった。

そうそう、先だっては北朝鮮の政権幹部に「岸田政権側から(拉致問題の解決に向けて)アプローチがあった」とバラされてしまった。

通常この種の交渉は水面で行われ電撃的な会談に結びつけるものなのだがそれも果たせなくなってしまった。

やれやれ、打つ手、打つ手がこんなに裏目に出るなんて、首相もついてないねぇ。

こういう時はどうしたらいいんだろう?

首相には政策や戦術に関してもう少し大所高所からその影響を深読みするスタッフが必要だと思うが如何?

 

 

 

 

 

 

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