岸田首相が昨日自ら政倫審に出席すると聞いて驚いた。
一体政倫審で何を話すのだろうか、ということだ。
まさか安倍派のキックバックにまつわる内情について精通しているわけではないだろうし・・・。
結局安倍派の面々が政倫審出席を渋っていることに対し無言のプレッシャーを与えることを狙ったとしか思えない。
裏返して言えばこんな捨て身の行動でしか自党の議員を動かせない総裁の無力さを白日の下にさらしてしまったのだ。
しかしその結果として安倍派の面々を政倫審の場に引っ張り出せたので総裁として100点満点で50点くらいの採点をしてもいい、のかな?
この後、気になるのは野党がこの政倫審を(政治の信頼回復に向けて)どれだけ生かすことが出来るか、だ。
安倍派の出席者の一人は早速「今まで話してきたことをお話しするだけだ」と予防線を張っている。
新たな事実が出てこなければ国民の失望はむしろ広がることになる、野党に対してもね。
そうそう、かって衛藤征士郎議員が「政倫審に出席してもいい」「(名前の挙がっている)51名全員が出席して弁明したらいい」などと述べていたがこの話はどうなったんだろうねぇ?
折角のご意思は謹んで受け信頼回復に寄与させたらいい。