マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

大相撲の戦国時代に思う(その2)

2024-05-27 11:00:09 | 大相撲

昨日閉幕した大相撲夏場所は新小結の大の里が史上最速、初土俵から7場所目でめでたく賜杯を手にした。

まだ大イチョウも満足に結えない23歳の若者が15日間の激闘、プレッシャーに堪え新記録を達成したのだ。

いやいや、爽やかだねぇ。(笑)

2週間前のこのブログで「大相撲の戦国時代」と題し初日の上位陣総倒れを取り上げたがその後ほぼ予想通りの展開になった。

先場所の尊富士といい、今場所の大の里といい、相撲界は新鋭が大活躍、望むらくは上位陣も最後まで土俵を務めて貰いたかったねぇ。

結局この「大相撲の戦国時代」はしばらく続くんだろうなぁ・・・。

前回のブログでも書いたがこれはこれで面白い。

少なくとも白鵬一強時代よりも、ね。

大の里はまだ若い、一発芸人みたいな寂しいことにはならないだろう。

尊富士だって体調を整えて再登場するはずだ。

一番悔しい思いをした(と思われる)大関琴桜だって黙っていないと思う。

いやぁ、大相撲っていいもんですねぇ。(笑)

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大相撲の戦国時代に思う

2024-05-13 17:20:15 | 大相撲

今大相撲が面白い。

昨日の夏場所初日はなんと1横綱4大関が揃って負けてしまった。

番付上位者が脆くなったのか、それとも下位者が力をつけてきたのか、にわかに結論は出せないがそれにしても予想がつかない土俵は興味深いものだ。

なんでも今場所のチケットは完売、懸賞の数も増えているということだから相撲協会としてはウハウハかもしれない。(笑)

興行成績が順調なのは現役力士の健闘もさることながら照ノ富士や朝乃山のように大関を経験しながらアクシデントで幕下以下に陥落、不屈の精神力で奇跡の復活劇を見せている両者の戦いっぷりも寄与しているのではないか。

そこまで落ちなくとも高安、御嶽海、正代など大関経験者も平幕の地位でキチンと土俵を務めている。

こんな姿を見るのも悪くない。

言うまでもなくスポーツの世界は実力がものをいう社会である。

それでもこれだけ「下剋上」が浸透しその後も戦いが果てしなく続く世界は寡聞にして知らない。

関取衆はこれからももっと相撲界を盛り上げて欲しい。

白鵬一強時代より今の戦国時代が面白いぜ。

 

 

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大関貴景勝の注文相撲に思う

2023-09-26 10:58:05 | 大相撲

大相撲秋場所は大関貴景勝の4場所ぶりの優勝で幕を閉じたが優勝決定戦でのあの注文相撲が関係者の間で燻っている。

たしかにあの場で変化し対戦相手の体勢を崩すなどと言う奇襲戦法は褒められたことではないが大関として課せられたある種のプレッシャーを考えればやむを得ないと思う。

それに貴景勝はまだ最高位横綱でもない。

勝つためには、(横綱に)昇進するためには…と必死に考えた戦術ということであれば容認したい。

今でも日本人横綱の最短距離に位置しているのは間違いない。

それよりも筆者が貴景勝に注意したいのは時折見せる相手の顔面を目がけた張り手である。

あれは見ていて本当に見苦しい。

張り手は反則ではないがスポーツのフェアさを汚している。

これは貴景勝への注文だが立ち合い変化の前に先ずあのケンカ張り手を封印ししてほしい。

先場所にも散見されたが勝敗に寄与したわけではない。

品位を下げただけなのだ。

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大相撲名古屋場所に番付上位者の意地を見た

2023-07-24 10:21:24 | 大相撲

昨日まで繰り広げられた大相撲名古屋場所は関脇豊昇龍の初優勝で幕を閉じた。

しかし彼の優勝は決して平たんなものではなかった。

場所前から3関脇の大関獲りレースの話題で騒がれていたが3日目に前頭筆頭の錦木に苦杯を喫してからは相撲ファンの耳目はこの錦木や久しぶりに躍動するベテラン北勝富士に移っていった。

星勘定も決して納得のいくものではなかった。

結局最後の3日間で優勝戦線に残り優勝決定戦で北勝富士を倒し番付上位者の意地を示したのだった。

決定戦後のあの涙はそれまでのプレッシャーから解放された安堵を象徴するものではなかったか。

そしてこの優勝は彼の大関昇進に花を添えるものになった。

こんなところで水を差すようだがこのところ大関昇進者のその後の転落をよく目にする。

是非今後も精進を続け次の目標に向かって前進してほしいと願うものだ。

 

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朝乃山、大丈夫か?!

2023-07-17 10:15:51 | 大相撲

元大関の朝乃山がとうとう休場ということだ。

とんだアクシデントで三段目まで降格になったがそれ以来彼の復活状況を見守ってきた。

というのも照ノ富士という格好の前例があったからだ。

そして先場所まで何とか順調に再出世(笑)してきたが今場所はいきなり初日からつんのめってしまった。

ちょっと嫌な予感がしたが案の定8日目から休場である。

朝乃山には何とか以前の大関位までは戻ってほしかった。

そのためには休まず一気に行ってもらいたかったがこの休場でそれも果たせなくなった。

ただ照ノ富士だって膝に故障を抱えたままの大関復活を果たしさらに横綱昇進を果たした。

朝乃山、まだまだ老け込む年齢ではない。

休んでもいいからさらに精進し横綱を目指して欲しい。

そのポテンシャルは十分だと思っている。

 

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