マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

中国企業の「星野リゾートトマム(北海道)」売却に思う

2024-07-02 11:30:41 | 観光

上海で観光名所の「豫園」を経営する中国企業が北海道にある「星野リゾートトマム」を売却するとのことだ。

元々この「星野リゾートトマム」はバブル経済華やかなりしころ地元の自治体や民間資本が協力して生まれたリゾートで当時はまだ星野リゾートは関与していなかった。

あれはバブル経済崩壊の直前だったかなぁ・・・、一度この施設を利用したことがある。

札幌から石勝線で現地に近づいた際に突如眼前に現れる山々を背景にしたツインタワーに度肝を向かれた。

長らく車窓からは自然林とキタキツネしか見ていなかったがいきなりあの光景は未だに脳裏に焼き付いている。

今も覚えているが「ジャグジー」という名を耳にしたのも初めてだった。(笑)

それはそうとしてこのリゾートもバブル崩壊とともに経営体は自己破産した。

「一瞬あの高層ホテル群はどうするのか」と思ったものだが結局所有は中国企業、運営は星野リゾートに落ち着いていたのだ。

しかしこの中国企業(「豫園」経営体)は資金繰りが悪化しとうとう手放さざるを得なくなった。

中国経済の深刻さはここでも垣間見ることが出来る。(昨日の上海伊勢丹撤退ニュースに引き続き)

しかし運営自体はあの星野リゾートのことだから事業の継続は間違いないと思うけどね。

 

 

 

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駅弁業者の食中毒事故に思う

2023-09-24 14:10:18 | 観光

青森県八戸市の製造した駅弁が食中毒事故を引き起こし結構な騒ぎになっている。

食中毒と言えば中小零細の仕出し業者などで発生するのは時々耳にするが比較的管理が行き届いている(と思われる)駅弁で発生するのはあまり記憶にない。

元々駅弁というものはその名が示すようにそれぞれの最寄り駅で限定的に売られていたものだろう。

それがいつの間にか食文化の広がりや情報化社会の中で全国に販路が拡大している。

加えて昨今のグルメブームで鮮度をアピールする食材、提供法が多用されるようになった。

結局気が付かないうちに駅弁でも食中毒発生リスクが高まっていたのだ。

ただ今回のケースでは駅弁業者は米飯製造を県外の企業に委託していたこと、その米飯に付着していた菌が増殖していたことが(食中毒の)原因ではないか、というようなコメントを残していた。

どうも食中毒の原因はウニやイクラといった生ものではなく米飯にあったようだ。

ここは当該駅弁業者が委託先の管理を含めた原因究明と説明責任を果たすべき時だ。

でなければいつまで経っても営業再開は望めないと思う。

 

 

 

 

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