端的にいって今シーズンの彼の成績は5勝11敗、とても剛速球で鳴る米大リーグで確固たる成績が残せるとも思えない(失礼)がスポーツ選手が夢にチャレンジするのは悪くない。
それに今年米大リーグで大活躍した前ベイスターズの今永のケースもあるしねぇ。
正直言って今永もあれほどの実績を残すとは思わなかった。
小笠原も今永に触発されたのかもしれない。(笑)
それよりも気になるのは貴重な戦力を失う残された球団側の監督の心境である。
何の戦力補償もないわけだから堪ったものではない。
今期山本を失ったオリックスの中嶋監督はパリーグ4連覇を逸した責任を取って辞任するという。
しかし泣き言は一切口にしなかった。
今オフは小笠原以外に巨人の菅野も米大リーグに挑戦するという。
今年の勝ち頭であった菅野に去られる(去られそうな)巨人・阿部監督にその腹積もりはあるのだろうか?
来年は監督の器量を問われる1年になるかもしれないぜ。
おッと、話が随分飛躍してしまった。(笑)
長年連れ添った通訳の背信行為にもめげず活躍を続けるドジャースの大谷翔平選手には成績以外に素晴らしい善行がある。
既に野球を目指す子供たちに小学校を通じてグローブを提供するプログラムを開始しているが今度は米国留学を希望する子供たちに渡航費や授業料、滞在費等(不正確かもしれないが)を支援する活動を発表した。
いくら財力があると言っても子供たちにこれだけ夢と希望を与えられる大谷は人格的にも凄いねぇ。
そうそう、同時期にドジャースに入団した吉田正尚選手も負けてはいない。
故郷北陸に米国からの観光客を招くプログラムを準備したり逆に故郷から多くの野球ファンを大リーグの試合に招くプランも構想中である。
これで国際交流が進めば日米双方に得るところは多いと思う。
よく大谷は二刀流などと言われるが今や三刀流の活躍だろう。(笑)
吉田も一人二役の活躍が視野に入ってくる、本当に凄いねぇ・・・。
まさに日本人両大リーガーに「あっぱれ」だ。
鈴木誠也、松井祐樹たちもウカウカしておれないねぇ。(笑)
先日ドジャースと大谷翔平との10年間選手契約のニュースが全国を駆け巡った。
何でも1000億円を超すスポーツ選手の個人契約は史上最高らしい。
凄いね。
同じ日本人として誇らしい気もするがあまりの凄さにいろいろ考えてしまう。
先ず10年契約という個人にとって超長期間の契約に驚く。
球団側から見ればこんなに長期間働くということに不安はないのだろうか。
彼の年齢だって40歳近くになる。
逆に大谷という強力な戦力をキープあるいはガードしておきたいという防衛本能もあるのかな、とも思うがこれは関係者に問う以外にない。
一方で大谷側にとって長期間拘束されるメリット、デメリットはっそれぞれ存在しようが大谷側がオプトアウト条項をあえて望まなかったというとことだから「ドジャースを永住の地」と決めた強固な意志が感じられる。
もう1つ気になるのは10年7億ドルという超高額年俸を支払われ方だ。
単純に10年間で割れば1年間7千万ドル(邦貨換算約105億円)となるが当面は年間3億円ほどが支払われ残りは契約期間満了後(つまり10年後に)支払われるという。
これはどちらか側からの要求か詳細は分からないがなかなか興味深い。
ドジャースは来年以降も新戦力を補強していくために原資はプールしておきたい、との腹積もりなのかもしれないが10年後に発生する繰り延べ負債も存在も気になるはずだ。
意外と大谷はそんな些事は気にもしていないように見える。
ほんとに大物だねぇ。