マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

我が国の諜報能力に思う

2023-03-30 10:12:18 | 政治

ウクライナの戦況を伝えるニュースに英国発のモノが意外に多いことに気が付く。

感覚的に言えば米国に比肩する、あるいはそれ以上ではないかと思う時もあるくらいである。

さすがに007ジェームス・ボンドを輩出したお国柄だねぇ。(笑)

翻って我が国の実情を考えると相当差があるのでは、と思ってしまう。

我が国では内閣府の内調が有名だがもともとパワーに限りある上警察庁や防衛庁などとも連携が不十分で総合力を生かし切れていない。

そういえばごく最近も首相のウクライナ訪問を巡っていろいろ揉めていたねぇ。

防諜活動もまだまだ未熟である。

平和ボケの日本、一朝一夕に諜報能力向上は望めない。

迎撃ミサイルに象徴されるハードな防衛力も大事だが諜報能力つまりソフトな防衛力ももっと強化しなくてはいけないと思う。

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反転攻勢の高市大臣に思う

2023-03-29 10:24:38 | 政治

放送法を巡る総務省の行政文書に関し渦中の高市経済安保相が一転攻勢に出た。

たしかちょっと前までは「当該文書について『捏造』という表現は強すぎる」として撤回していたように記憶していたが昨日の国会では「捏造」という表現は「かなり配慮したつもりだ」と逆に肯定していたのだ。

そして総務省の事務方の2名が認めている実在性、真正性についても「怪文書の類いだ」と言明することによりバッサリと切り捨てた。

これはいかなる心境の変化だろうか。

このまま当該文書の真正性を認めてしまったら自らの政治生命に影響するとでも考えられたのかもしれない。

かといって疑惑が完全に払しょくされたわけではない。

ともあれ国会は予算成立というヤマ場を乗り越えた。

今回の事件は岸田内閣にとって、そして高市大臣にとって「吉」と出るか? 「凶」と出るか?

その結果は4月の統一地方選や5月の補選まで待たなくてはいけないようだ。

 

 

 

 

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過去最大の23年度予算案成立に思う

2023-03-28 22:43:06 | 政治

2023年度の予算案が本日成立した。

総額114兆円は過去最高は元々高齢化進行に伴う社会保障関連の増大に加え防衛費の積み増しや昨今の物価高対策を考慮すれば当然の帰結と言っていいだろう。

コロナ禍対策も一時ほどではないにせよこれも後遺症が国家財政を揺さぶる。

緊急避難策とはいえゼロゼロ融資などは期限通り返済できる事業者なんているのだろうか、と思うほどだ。

残念なのは予算案の審議が十分だったかどうか、だ。

最近の国会を見ても総務省行政文書を巡る元総務相の責任問題や首相のウクライナ土産の是非論ばかりが目に付く。

決してこんなことばかりではないと思うが防衛費や子育て関連などについてついぞ納得できる内訳の説明は聞かれなかった。

やっぱり数字ありきなんだねぇ・・・。

舐められっぱなしの野党の責任も重大である。

仮にも「本国会のMVPは高市大臣だ」なんて言われているようではいけない。

 

 

 

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大相撲春場所のドラマに思う

2023-03-27 10:34:56 | スポーツ

大相撲春場所はなかなかドラマチックだった。

横綱、大関が早々に休場し関脇3人が交代で結びの一番を務めることになった。

あまりの変化にいささか心配したがそんな中で春場所を盛り上げたのが小兵力士翠富士の開幕10連勝だった。

「もしかしてこのまま行くのか」と期待を持たせたがその後の5連敗は悔しいだろうねぇ。

代わって優勝戦線に躍り出たのが小結大栄翔、千秋楽を単独トップで迎えたが楽日の対戦相手はなんと唯一優勝の可能性を残す新関脇の霧馬山だ。

その霧馬山が今度は本割り、優勝決定戦で立て続けに大栄翔を破り劇的な優勝の栄冠をものにした。

翠富士も大栄翔もそれぞれの持ち場で職責(?)を果たしたが最後には霧馬山が粘って粘って逆転した。

3者ともに「あっぱれ」だ。

この3人はおそらく5月の夏場所も盛り上げてくれるだろう。

そうそう、あの朝乃山も十両筆頭で準優勝(13勝2敗)だったから来場所は久しぶりに幕内で暴れそうだ。

相撲も楽しくないとねぇ・・・。(笑)

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旧NHK党(?)の落日に思う

2023-03-26 13:41:19 | 政治

正式な名称は失念したよく党首が「NHKをぶっ壊す」と連呼していた政党がある。

仮に旧NHK党と呼ぶ(今は別名だが)がこの政党はいま「風前の灯」状態だ。

というのも昨今の報道によれば前党首は有罪確定、海外逃亡中の参院議員は失職のうえ今や「お尋ね者」の身の上だ。

これでは仮に政党名を変えて再出発を図ったとしてもとてももうもたないだろう。

新たに政党を立ち上げた狙いはどこにあったのか?NHKの行く末はどうでもよかったのか?・・・疑問だけが脳裏を空転する。

この政党に貴重な1票を投じた有権者たちは今頃何を思っているのだろうか?

「とんだ回り道をしたねぇ。今度はもう少し考えて行動しよう」と思っているのなら多少のコストや時間を浪費したと言えどもまだ救われるというものだ。

ともかく政党は国民の政治意識を反映する鏡だからねぇ、・・・1票は大事にしよう。

 

 

 

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