マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

年賀状元日配達5億枚割れに思う

2025-01-02 22:07:22 | 社会現象
2025年元日の年賀状配達枚数は3年前に比して半減の5億枚割れになった模様である。
ネット社会への移行によりこの傾向は以前から予想されていことだがさぞかし日本郵政は衝撃を受けたことだろう。
ハガキ等の大幅値上げがあったがそれ以上に需要の減少に直結したのであれば悪循環の始まりだからね。
残念ながら年賀状30億枚時代なんてもう過去の幻影に過ぎないねぇ。
それにしても正月らしさは着実に薄れていくようだ。
今日(1月2日)も近くを散歩して感じたのだが門扉に松飾を施している家庭が確実に減っている。
晴れ着姿の通行人もやっぱり少ない、というかそれらしき人は一人も見なかった。
それよりもジャージー姿で自転車通行するアジア系、南米系の目立つこと、・・・時代は変わりつつある。
御用初めの日になれば多少は変わるのかもしれないがいずれにせよ正月らしさは確実に失われつつあるようだ。
まぁ、あまりノスタルジックになることもないか・・・。(笑)
しかし日本郵政はキチンと攻めのリストラしなくてはいけないよ。
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この世に「理不尽」はないか?

2024-09-11 07:40:03 | 社会現象
昨日夕刊を見ていて「旧ビッグモーター社の店長に罰金20万円」の小さな見出しが目に入った。
ふと思い起こしたのがその昔視たテレビドラマ「私は貝になりたい」だった。
戦時中ある下士官が上官の命令で米軍捕虜を射殺、戦後そのかどで死刑の判決を受ける、とまぁこんなストーリーだったと記憶しているが思わず主人公に同情したものだ。

翻って昨日の旧ビッグモーター社の店長に対する判決にもそんな構図がなかったのだろうか。
当該店長の罪状は街路にあった樹木を切断した器物損壊ということだがそれ以前に副社長名で各店舗に「環境整備」を徹底するよう示達があったということだ。
創業者に繋がるこの副社長は店舗巡回の際に不備が見つけると責任者を強く叱責していたという。
そんな噂が正常な判断力を棄損し副社長巡回スケジュールを前にとんでもない愚挙に出てしまったということはないのだろうか。

今回の店長に対する罰金20万円の判決に関して当該副社長に何か沙汰があったとは聞いていない。
追っかけて何か副社長にサンクションが及ぶのかもしれないが仮にこのまま終わるとしたら何か割り切れないなぁ・・。

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気になるTV コマーシャル

2024-08-25 14:37:42 | 社会現象
かって弁護士事務所はテレビ宣伝ができない業種だったがいつの日だったか解禁されるようになった。
最近は多くの弁護士事務所、司法書士事務所が結構な頻度で宣伝コマーシャルを流している。
そんな中で1つ気になっているのは過払い利息を取り戻す案件だ。
その昔消費者金融業者(当時は「サラ金」と略称していた)が高利で消費者に金子を貸し付け暴利を貪っていったことがあった。
その後それはさすがに行き過ぎだろう、ということになって法定金利が年利10%台に引き下げられた。
今、各弁護士事務所が想定している潜在顧客層というのはそれ以前に金融業者から融資を受けた消費者(自営業者たちも含まれようが)たちだから相当古い話になるねぇ。
無論彼らに融資を受けた記憶はあるだろうが確たるエビデンスを持っているのかねぇ?
TVコマーシャルでは数十万円取り返したかっての被害者も登場しているが多くの相談者がこれで過払い利息を取り戻しているのだろうか?
弁護士事務所に相当の報酬を支払いながら、ね。
テレビコマーシャルだってそんなに安くないはずだが・・・。
世の中には本当に分からないことが多いねぇ。(笑)

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偽装・偽造大はやりの世の中を憂う

2024-06-02 14:22:55 | 社会現象

このところ有名人を騙った投資詐欺が大はやりのようだ。

声を上げたホリエモンや前沢氏は言うに及ばず森卓や池上彰氏など、…なかには岸博幸氏のように一見投資話とは無関係と思われる有名人も騙られているので全く油断が出来ない。

これらはもしかしたら生成AIの急激な成長、普及が背景にあるのかもしれない。

詐欺行為がネット社会の中で関係するのでオレオレ詐欺のように捕らえられるリスクは少ない。

犯罪者からすればスマホやPCの前で金銭が振り込まれるのを待っていればいいんだからねぇ。

まだ捕まった事例は寡聞にして知らないが被害額だけは数百億円に積みあがっている。

ほんとに困ったものだ。

そうそう、マイナカードの偽造も増えているんだってねぇ。

なんでもマイナカードの偽造工場があって大量生産(?)の体制もできているというから末恐ろしい。

政府はマイナ保険証以外にマイナカードのアプリケーションを増やしてデジタル化の切り札に育てていこうという目論見だがもしも偽造マイナカードが巷に流布するようなことがあってはデジタル社会の基盤を揺さぶられることになる。

どちらの案件も生活者側の「自己防衛」が基本だが犯罪がこれだけ巧妙に仕組まれるとバカでも安全な、いわゆる「フール・セーフ」的な思想も取り入れる必要があるのではないか。

それにしても新技術・新製品の登場には必ず「負」の側面がついて回る、これはいつの世も絶対的な真理のようだねぇ。

 

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