マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

石破新政権の異変に思う

2024-09-30 10:15:04 | 政治
石破新政権が誕生前夜なのだが早速異変が起きた。
組閣人事が検討中にもかかわらずもう解散総選挙の日程が喧伝されているのだ。
一体この準備の良さは何なんだ。
新首相は一定の国会論戦を行って「国民に総選挙の判断材料を提供するのがスジ」なんて言っていたが組閣以前に次期衆院選の投開票スケジュールが公表されているのだ。
例の裏金議員たちの公認是非問題はどっかへ行ってしまった。
新閣僚は何日間その職にあるのかねぇ、・・・やれやれ。
これではドタバタしているうちに「政治とカネ」疑惑は雲散霧消するだろう、「禊ぎは終わった」ってね。
新首相をもってしても政治改革は実現不可能なのか、とガッカリしてしまうぜ。
党内保守派を代表する高市前経済安保相は総務会長要請を蹴って対抗色を鮮明にしている。
麻生前副総裁は名誉職にまつり上げられ引退を待つだけになった。
もしかしたら自民党は分裂するかもしれないねぇ。


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昨日の自民党総裁選に思う

2024-09-28 10:44:28 | 政治
昨日自民党の総裁選が行われ石破元幹事長が5度目の挑戦で初めて総裁の座を射止めた。
それはそうとして一番印象に残ったのは高市候補の善戦だった。
とりわけ1回目の投票で石破候補にかなりの差をつけて勝利したことについては驚いた。
「これはもしかしたら、・・・」と思わせたものだった。
何だろう、この結果は?
ふと頭を過ったのは米国やフランスなどで起きている愛国主義の高まりだ。
「首相になっても靖国参拝を続ける」というあの勇気が一部の党員の琴線に触れるのだろう。
日本も例外ではなかったんだねぇ。
ただ愛国主義、自国ファーストも政治の世界では両刃の剣だ。
日本ではギリギリのところでその高波が止まったということだ。
仮に安倍元首相が存命中であればどうなっていたんだろうねぇ?
ともあれこれからは挙党一致で上手くやってね。

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派閥消滅後初の総裁選に思う

2024-09-08 17:07:16 | 政治
自民党の総裁選が近づいてきた。
実質的に派閥が消滅した初めての総裁選になるがこんなに自由で荒れた選挙戦になるとはねぇ・・・。(笑)
幹事長は防衛予算や少子化対策について「増税はない」とコミットしていたが何故かキツネにつままれたような感じである。
官房長官はいきなり従来の健康保険証の終了延期を検討すると言っていた。
これではマイナ保険証の一本化政策を進めてきたデジタル相の立場がなくなってしまうねぇ。
とんだとばっちりを受けることになったデジタル相は「(裏金疑惑議員は)不記載金額を返納するのがケジメ」といかにも世間受けしそうな、一方で当該議員が目を剝きそうな刺激的な言葉を口にしていた。
さらに元環境相は裏金疑惑議員に対しあらためて説明責任を果すよう注文を付けた。
うーん、なるほど、なるほど。 
どれもこれも当然と言えば当然なのだが今まで自由に発言することを封じられていたのではないか。
今回の総裁選が政界浄化や正常化に結びつけばそれに越したことはないぜ。

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大きく踏み出した自民党最年少総裁候補に思う

2024-09-07 09:31:25 | 政治
昨日自民党の小泉元環境相が総裁選に名乗りを上げた。
驚いたのはいくつかの政治改革アジェンダについて1年間という達成期限を明示したことだ。
間違いなく党内に反対勢力は存在する。
しかも歴代の首相も実はほとんど手が付けられなかった。
もし仮に小泉候補がこの選挙公約を達成できれば稀代の為政者、百年に一人の政治家ということになろうか・・・。

小泉候補は公約実現のために党議拘束を外す戦術も示唆していた。
筆者は以前から「党議拘束排除」派だから大いに期待している。
それでも、それでも自民党内の守旧派のカベは厚いだろう。
今からもまだ準備、研鑽を積まねばならないこともある。
仲間、同志作りも重要だ。
小泉候補にとって見据える先はこの総裁選ではなく政権を獲った後の1年間であるかもしれない。
政権維持戦略こそ重要になるのでは。

とにかく今、自民党は大きなターニングポイントにさしかかった。
それにしても小泉候補の出馬で先に出馬を表明していた多くの候補者がすっかり霞んでしまったねぇ。
むべなるかな・・・だ。
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令和のコメ騒動に思う

2024-09-05 09:44:55 | 政治
昨日農水省がコメの流通にかかわる事業者と昨今のコメ不足状況について情報交換を行っていた。
民間事業者からは「仕入価格が高騰している」「品不足状態が続いている」との声が続出していたようだ。
さて農水所管部門はどう動くのだろうか?

つい最近まで農水省は「コメが商品棚からなくなる状況はすぐに解消される」といっていたが昨日のミーティングの結果は農水省の従来の見方からは遠く離れるものだった。
おおよそ農水省は今回のコメ不足状態について動きが遅い。
未だに「備蓄米」には手をつけようとしていないが、これだけコメの流通価格が高騰しているのであれば間断なく活用したらいいと思う。
輸出用も含めて弾力的に対応したらいい。
それにコメ流通についてはその時々の状況を正確に迅速に把握できるようセンサー・システムの整備を提案したい。
今回のようにことある毎に集まっているようでは世の中のスピードに追い付いていけないからね。
そうそう、即効性はないかもしれないが減反政策についても白紙の状態で見直すべきだろう。
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