マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

トランプ次期大統領の超ド級暴言に呆れる

2025-01-10 11:34:47 | 国際政治
トランプ米国時期大統領の超ド級暴言委に呆れるばかりである。
それも単なるジョークではなくマジにそう考えているのだから怖い。
カナダに対しいきなり「米国の51番目の州に」というのは「属国になれ」ということだからロシアがウクライナに対してやっていることと全く同じことではないのか。
いやしくも独立国に対し一方的に宣言することではない。
いくらカナダが政治的に、経済的に混乱していても、だ。
今のままではメキシコに対しても同じことを言いだすのではないか、と危惧している。
単にメキシコ湾をアメリカ湾と呼ぼうという以前に。
グリーンランドについても金銭あるいは軍事的手段を使ってでも併合の構えを見せている。
デンマーク首相は早速「グリーンランドは売物ではない」とのコメントを出していたが当然だろう。
おおよそトランプ次期大統領は何事についても乱暴すぎる。
国際ルールの何たるか、もご存知ないらしい。
「アメリカ・ファースト」のスローガンもここまで度を起こしたら開戦布告に等しい。
現政権のブリンケン国務長官は冷静に応対しているが共和党の次期国務長官はどうなんだ?
共和党としても理性の開陳あるいは政権のスタンスを明示すべき時だ。
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国際舞台における首相の立ち振る舞いに思う

2024-11-21 20:27:39 | 国際政治
初の国際政治、外交の舞台に臨んだ石破首相の立ち振る舞いや所作についてメディアやSNSが喧しい。(笑)
不慣れな環境の下でいろいろ言われるのも大変だねぇ、首相という役どころも。
首相が座ったまま各国首脳の挨拶を受けてことには賛否両論噴出したが筆者はあまり気にならなかった。
というのも通訳用のヘッドホンをつけたままでは立ち上がれないし、他国の首脳も座ったまま対応していた姿も見られたからねぇ。
只スマホを見ている時間があったらとにかく新参者なのだから率先して挨拶に回るのも悪くはなかったのではないか。
それより中国・習主席とのバイのやり取りが印象に残った。
緊張していたせいか、甘い顔は見せられないということなのか、石破首相の表情は終始硬かった。
その昔習主席自身が日本の首相、当時は安倍首相だったかな?に対しブスっとした表情で対応していたことを思い出した。
首相にはかっての仕返しという意図はなかったと思うが別れ際の習主席の表情を見る限り主席は何か言いたげだった。(笑)
見方によっては「容易ならざる交渉相手」と映ったのかもしれない。
ともあれ今回は初顔合わせに過ぎない。
今後火花を散らす場面は増えるんだろうねぇ。
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とうとう一線を越えてしまったイスラエル首相に思う

2024-08-04 10:28:40 | 国際政治

イスラエルのネタニヤフ首相が越えてはいけない一線をとうとう越えてしまった。

ヒズボラ司令官とハマス指導者、ナンバー2の同時暗殺となればこれはもうヒズボラもハマスも黙っていない。

しかもハマスの指導者はイラン訪問中に落命したので面子をつぶされたイランが参戦することも必至である。

残念ながらこれはもう誰も止めることが出来ない。

米国だってここは中立の立場で仲裁などとてもできない。

ここからは最悪のシナリオになるが思い付くままリストアップしよう。(決して望んでいるわけではない。念のため)

・ヒズボラ、イラン軍のイスラエル首都(テルアビブ、エレサレムの一部)空爆

・イスラエルの防空システム防衛を超えた応戦、過剰防衛

・あらゆる場所での要人テロ行為の頻発、日常化

・パレスチナ自治区のさらなる荒廃、無秩序化 

・イラン等の核兵器開発と行使 等

しかしどれもあってはならない。

今度は世界全体が一丸となって第4次(?)中東戦争に対峙し当該地域の恒久平和に向けて行動を起こす時だ。

勿論EUや日本も参加して、ね。

 

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G20財務相・中央銀行総裁会議に意外性を見た

2024-07-27 09:33:58 | 国際政治

ブラジルで開催されていたG20財務相・中央銀行総裁会議が閉会、共同宣言が採択された。

意外だったのは共同宣言の骨子に「富裕層への課税強化」が盛り込まれたことだ。

「過度な為替変動は実体経済に悪影響」などの指摘は当然と言えば当然なのだがまさか「富裕層への課税強化」が盛り込まれるとは思わなかった。

今、世界は様々な「分断」が顕在化しているが貧富格差もその1つだろう。

我が国でいえば高所得者層への歪な所得税制が喧伝されているし相も変わらず就職氷河期以降の若者たちの待遇改善が叫ばれ続けている。

そんな中でG20が手を携え「富裕層への課税強化」を提唱することは極めて意義深い。

諸外国も等しく「課税強化」に取り組めば(高所得税率を忌避する)富裕層が海外に逃げ出すことも減るだろうし・・・。

ともあれG20財務相・中央銀行総裁会議が「富裕層への課税強化」を打ち出したことを歓迎したい。

後は実行あるのみだ。

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トルコ大統領の突然の心変わりに思う

2023-07-09 19:17:18 | 国際政治

先日トルコのエルドアン大統領がウクライナのNATO加盟を支持していたことには驚いた。

エルドアン大統領と言えばロシア・ウクライナ両国間の停戦に向け積極的に動いていた姿を思い出すがこのミッションは完全に放棄したのかねぇ・・・?

少なくともロシア側から見ればもう仲介者とは言えないだろうからねぇ。

今日は今日でロシアとの捕虜交換で預かっていたアゾフ連隊幹部のウクライナ帰還を実現させた。

これもロシア側の感情を逆なでしたようだ。

何がこれほどトルコ大統領を心変わりさせたのか?

明らかにウクライナ寄りなのだ。

もし国際世論を読んで、ということであるならプーチン大統領はますます窮地に追い込まれたということだ。

「勝ち馬に乗る」というのは国際社会で上手く立ち回る重要なファクターである。

国の指導者なんて結構ドライなんだねぇ・・・。(笑)

 

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