gooブログ再開しました‼

日本をよりよい国にしたい、との思いから政治、経済、社会問題マターをバッサバッサと切り取ります。

トルコ大統領の突然の心変わりに思う

2023-07-09 19:17:18 | 国際政治

先日トルコのエルドアン大統領がウクライナのNATO加盟を支持していたことには驚いた。

エルドアン大統領と言えばロシア・ウクライナ両国間の停戦に向け積極的に動いていた姿を思い出すがこのミッションは完全に放棄したのかねぇ・・・?

少なくともロシア側から見ればもう仲介者とは言えないだろうからねぇ。

今日は今日でロシアとの捕虜交換で預かっていたアゾフ連隊幹部のウクライナ帰還を実現させた。

これもロシア側の感情を逆なでしたようだ。

何がこれほどトルコ大統領を心変わりさせたのか?

明らかにウクライナ寄りなのだ。

もし国際世論を読んで、ということであるならプーチン大統領はますます窮地に追い込まれたということだ。

「勝ち馬に乗る」というのは国際社会で上手く立ち回る重要なファクターである。

国の指導者なんて結構ドライなんだねぇ・・・。(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらためてG7サミットの変遷と議長の役割を考える

2023-05-21 10:34:16 | 国際政治

今広島でG7サミットが開催されているがウクライナのゼレンスキ―大統領が急きょ飛び入り参加することになった。

大統領の強い意志が感じられるが議長を務める岸田首相にとっても悪い話ではない。

たとえ黙っていても世界の注目を浴びるのだからねぇ。(笑)

それにしてもG7サミットは長い歴史を積み重ねてきた。

第1回はたしかフランスのランブイエで1975年に開催されたと記憶している。

あれから約半世紀、取り巻く環境は随分変わった。

世界経済におけるG7参加国のウェートも各段に低下した。

とりわけG7の対極に位置する中国の台頭が著しい。

それに伴い中国・ロシア連合とG7連合との対立も目立つようになった。

さらに昨今ではグローバルサウスとかいう中間的な存在のグルーピング化も取りざたされるようになった。

これらの一連の動きは言わば自然の流れと言っていいだろう。

そんな最中に起きたロシアのウクライナ侵攻はまさに象徴的な出来事だった。

そしてウクライナの大統領がG7・グローバルサウスのサミット会場に直接乗り込んでくる状況に相成ったのだ。

我が国の首相がその全体会議のかじ取りを任される、とんだ時代の巡り合わせだが首相にとっては願ってもないチャンスともいえる。

ウクライナを直接支援する手立ては限定的かもしれないが国際世論を形成するうえで首相の役割は極めて大きいと言わねばならない。

グローバルサウスも含め世界平和に向けたパワーをどう結集できるのか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が国の防空能力、防空体制を考える

2023-04-13 08:19:04 | 国際政治

今朝テレビを視ていたら突然Jアラートを発表、対象地域の北海道に対し避難するよう呼び掛けていた。

7時55分ほどの話である。

着弾は8時頃ということだったが8時5分になっても10分になっても同じ放送を繰り返すだけだった。

8時20分頃になってようやく「ミサイルらしきものはすでに落下した模様」との報道に変わったが日本の防空能力はその程度のものだんだねぇ。

落下したのであればその地点はどこなのか、すら明確になっていない。

9時過ぎになって「飛翔物体は日本の領海外に落下した」と落下場所を特定していたが首相もJアラ-トの適否については「確認中」を理由に詳細な言及は避けた。

「反撃能力」の論議はともかくとして情報収集能力ですらまだまだだねぇ。

そういえば沖縄で行方不明の陸自ヘリもまだ発見されていない。

事故現場はある程度特定されているにも関わらず機体も搭乗員も行方不明のままである。

我が国の防空能力も防衛体制も不安だらけである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィンランドのNATO加盟に思う

2023-04-05 10:26:59 | 国際政治

北欧のフィンランドが正式にNATOの加盟国になった。

遠因になったのがロシアのウクライナ侵攻であることは万人が認めるところだ。

ロシアは当然のごとく反発しているがこれは自業自得というものだろう。

そのウクライナ侵攻も当初の思い通りには進んでいない。

双方ともプーチン大統領にとって大きな失点だ。

結局ウクライナの強靭な抵抗力を軽く見過ぎたんだねぇ。

2014年のクリミア併合が意外に容易に実現したのが全ての始まりだった。

あれで判断力、先見力が鈍ってしまった。

昨今では国内各地で親プーチン派言論人に対するテロ活動が続発している。

これはプーチン王朝の終わりの始まりかもしれない、嗚呼・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

習主席はロシア・ウクライナ戦争を仲裁できるか

2023-03-20 09:36:42 | 国際政治

中国の習近平主席がロシア・ウクライナ紛争の仲裁に乗り出すそうな。

本当にそんな芸当が出来るのだろうか。

というの争いの仲裁というの対象となる双方からニュートラルであることが絶対条件だからだ。

しかしながら中国は、いや習主席は「台湾統一のためには必ずしも武力行使を排除しない」を明言している。

これは紛れもなくロシアのウクライナ侵攻と同じシチュエーションなのだ。

中国は「ウクライナは別国、台湾は国内の一部」との解釈を持ち出すのだろうが過去の歴史から見れば何の説得力もない。

ロシア在庫とは先に対面会談、ウクライナとは後でオンライン会談と対応に差があるのもその証左だ。

こんな見え見えの猿芝居に酔いしれる輩はロシアと中国のごく一部だけだ。

こんなことならトルコのエルドアン大統領の方がまだましというものだ。(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする