マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

日産自動車は何をやっているんだ!

2024-03-04 21:58:52 | 組織運営

日産自動車が公取委から下請け企業に対する支払代金を不当に減額していたかどで勧告処分を受けた。

一体日産自動車は何をやっていたんだ、といいたい。

ふと頭を過ったのはひと昔も前のカルロス・ゴーン社長(当時)の荒療治である。

経営上のピンチに陥った日産自動車に対し仏ルノーが送り込んだゴーン氏は「コストカッター」の評判通り徹底した下請け価格の見直しと削減を断行した。

その結果日産自動車は立ち直り本日の隆盛を取り戻したのだが当時の下請いじめはまだ残っていたんだねぇ。

分からないのは昨今の賃上げムードの高まりで下請け企業に対する価格転嫁が全産業的に重要視されるようになったが日産自動車グループの中では一顧だにされなかったことだ。

自動車産業はこの春闘でも満額回答が多かった。

ホンダもマツダもそうだった。

しかし日産の名前はまだ確認してなかったが実態はどうなんだろう。

この辺りはもう少し詳細に調べてみないと何とも言えないがいずれにせよこの下請法違反はゴーン氏の「負の遺産」を今だに引きずっている証左だ。

ゴーン氏はその後不正出国したままだから何も崇拝したり遠慮することはないのにねぇ。

日産自動車は何を何時までやっているのか!

あまりの企業倫理の欠如にただただ呆れ返ってしまうのだ。

 

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ガバナンスの発揮はかくも難しいものなのか、2題

2023-11-27 21:41:18 | 組織運営

日大改革を目指して人気作家の林真理子氏が理事会に乗り込んでから2年以上経つが今日理事会の勧告を受け学長・副学長が辞任、理事長が減給50%とか・・・、結局理事長は何もできなかったということか。

辞めさせられることになった副学長が理事長を「パワハラがあった」として提訴するとの噂もある。

理事長といえどもガバナンスを発揮するのは難しいんだねぇ。

理事長は知名度こそ十分かもしれないが如何せん大学経営という点では素人ではなかったか。

今後も続けるのであれば(以前もこのブログで触れたが)理事長は信頼のおけるブレーンなり側近を確保してガバナンス力を強化すべきではないか。

眼を転じると国会で首相が政治資金収支報告書不記載問題で野党から詰問されていた、

今後どのように正していくのかという点について首相は宏池会のことに終始していたが首相は党の総裁なのだから他派閥の失態についても責任があり規正していく義務があるのではないか。

それにしては姿勢があまりにも他人事のようで党内でとてもガバナンスを発揮しているとは言い難い。

自派閥と他派閥であまりにも大きな差を感じるが総裁といえどもそこまで遠慮しなければいけないのか。

来るべき総裁選のことが脳裏を過るのか? ・・・一国のリーダーとしてどっちが重要なんだろうねぇ。

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