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日本をよりよい国にしたい、との思いから政治、経済、社会問題マターをバッサバッサと切り取ります。

政治の世界の一寸先は闇だ

2021-08-31 11:04:32 | 政治
昨日は自民党総裁選に出馬の意向を示していた政調会長の方針変更がメディアを賑わせていた。
政調会長は今回の出馬意向表明と同時に「政治に空白が生じることは許されない。総裁選の選挙活動と政調会長職の両立が難しいとなれば政調会長ポストは後任者に譲りたい。」という意味合いの発言をしていたので今回の出馬見合わせは意外だった。
首相から「総裁選に立つのなら政調会長職は辞任してほしい」と言われて総裁選出馬の方をあっさり断念するなんて話が違う。
なんか読み違い、あるいは新しい提示があったのだろうか。
そうそう、首相は昨日も党幹事長と意見交換を交わしていた。
会談後幹事長は「人事の話はなかった」と説明していたが今日の報道で一転幹事長交代の見通しが明らかになった。
この時間差は何を意味するのだろうか。
そしてこの出来事は首相の総裁選勝利に利するものなのか、それとも役職定年制を選挙公約に掲げる対抗馬に利するものなのか、いろいろ考えさせられるねぇ。
それに総裁選にしばらく距離を置いていた往年のキーマン元幹事長の動向もここにきて注目を集めるようになってきた。
ついこの前までは「このコロナ禍で大変な時にフルスペックの総裁選などやっている場合か?」と発言していたがこんなことは言うべきではなかったかもしれない。
本当に政治の世界の一寸先は闇なんだねぇ。(笑)




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緊迫するアフガン情勢に思う

2021-08-30 12:14:12 | 国際問題
タリバンが求めた8月末日という出国期限が近づく中でアフガン情勢が緊迫している。
混乱に輪をかけたのはイスラム国一派の空港周辺自爆テロだった。
このテロが主に米国人が滞在していたホテルだっただけに米国大統領の怒りは尋常ではなかった。
珍しく語気を荒げて報復を宣言した。
間もなく米国の無人攻撃機がイスラム国のテロ首謀者を含む2名を殺害したとのニュースがあった。
先ごろの自爆テロで米国は軍関係者13人を失っているのでとても気が済むレベルではないのだがここで自重しなければまさに報復合戦が続くだけになる。
米国は軍用トラックの爆破など対物攻撃も行っているので対人攻撃はこの辺りで矛を収めてもらいたいものだ。
心配なのは日本の撤収作戦の遅れだ。
先日も自衛隊輸送機や政府専用機が現地(といってもアフガンの首都カブールではなく隣国パキスタンのイスラマバードのようだが)に向かったが未だ現地の日本人や大使館等に勤務していた現地人スタッフが帰還したという知らせにはお目にかかっていない。
誰が責任者としてタリバン等と交渉しているのか。
期限とされる明日までにすべての撤収行動が完遂できる目途はあるのだろうか・・・。
国際問題になると途端に日本の存在感は希薄になるのだねぇ。
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厚労相の「(10月)12日の宣言解除は難しい」発言に思う

2021-08-29 19:16:27 | 政治
コロナ禍対策として多くの都道府県に発令されている緊急事態宣言に関して厚労相が「期限とされている12日までに解除されることは現状を考えるとかなり難しい」と発言していた。
たしかに連日報告されている新規感染者数や陽性率などを鑑みるに相当ハードルは高いようである。
しかし先日記者会見で「明かりがはっきり見えてきた」と発言していた首相から見れば「一体なんてことを言ってくれるんだ」と思っているのかもしれない。
「『難しいことかもしれないがまだ日にちもある。とにかく1日も早く解除に向けて頑張っていく』ぐらいは言えないのかねえ」との苦渋の声が漏れ聞こえてきそうである。
ただ客観的に判断すれば厚労相の発言は正しい、いや正しくなりそうである。
首相にとってはコロナ対策もさることながらすぐ自民党総裁選が待ち構えている。
12日には解除できなかったことを想定して戦略組み立ても必要だ。
今度こそ「根拠なき楽観論」は許されない。
いよいよ正念場が近づいた。
「時期が来れば・・・」など悠長なことを言っている場合ではないかもしれない。
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巨人の中田選手特別待遇に思う

2021-08-28 10:33:45 | スポーツ
いささか旧聞だがプロ野球読売ジャイアンツの中田選手特別待遇が気になっている。
ことの発端は日本ハム・ファイターズに在籍していた中田選手のチーム内での暴力沙汰だった。
この時チームが下した中田選手への処分は無期限出場停止だったと記憶している。
「どれくらいの期間になるのかねぇ?」と思っていたら今度は巨人への電撃移籍というニュースだったからこれには驚いた。
さらに驚いたことに発表の翌日にはもう巨人のユニフォームを着て試合に出場しているではないか。
あのファイターズの出場停止処分はどうなってしまったのか。
巨人にとってあの行為は何もなかったということだろうか。
出場2日目に放った移籍後初ホームランを記念したグッズが早速販売されていたことのも驚いた。
プロ野球の世界だから商業主義は当たり前だがそれにしてもあのファイターズ在籍時の暴力行為の謹慎はどこへ行ってしまったのだろう。
チームを移れば全く不問というのもおかしな話である。
中田選手の加入によって突如レギュラーから押し出された中島選手の心情も複雑だろうねぇ。
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自民党総裁選に物申す

2021-08-27 09:16:01 | 政治
自民党総裁選の日程が固まり一気に動き出した。
いうまでもなく自民党総裁は日本のトップリーダーたる首相に直結するため我が国全体にとって超ビッグなイベントなのだが今回は特に衆院選を間近に控えているのでその分関心は高まる。
そこで自民党総裁選について日頃感じていることをいくつか触れてみたい。
1つは立候補者は20人の推薦人を必要としていることだ。
20人という数は何を意味しているのだろうか。
候補者の乱立を防ぐためだろうか・・・?
通常の議員選挙と違い総裁選はいわば内輪の選挙であり氏素性が分からない泡沫候補者などありえない。
であればもっとハードルを低くして誰もが参加できる制度の方が望ましいと思う。
候補者が多くて1回の選挙で最高得票者が一定の得票数に達しなければ決戦投票を行えばいいのではないか。
2番目に「派閥」の動き方である。
政策勉強会や自然発生的な議連活動に異議を挟むものではないが「派閥」が構成員に対し何か強制力を働かせようという動きには抵抗を感じる。
本来議員たるもの独立した個人商店主、あるいは一国一城の主であって派閥の下僕ではないはずだ。
「派閥拘束」などあってはならないと思うが如何?
そうそう、閣僚や党4役などの役職者は総裁選立候補を自粛すべしという不文律もよく分からない。
いくら自分を引き立ててくれたからと言って遠慮することはない。
ただ政治にブランクが生じないよう後継者等を見つけておくことは大事なことだ。
これも人の上に立つ重要なファクターでありスキルだからね。
ともあれ自民党総裁選はオープンで公正に、誰にも恥じることのないプロセスで行ってほしいものである。
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