日中間の国交が正常化して50年ということらしい。
早いものだねぇ。
当時は日本側は田中角栄首相、先方は周恩来ということだからまさに隔世の感がある。
この間の立場の相違と言えば何といっても経済力格差が大きい。
40年ほど前の1980年、日本VS中国のGDP比は4 : 1だった。
それが2009年にほぼ追いつかれ今年は逆に日本VS中国のGDP比は1 : 4 と大きく逆転している有様だ。
経済力というのは下位者の拡大スピードが上位者のそれを上回るのが世の常、自然の理だが人口の差もあって今ではヒドい格差になってしまった。
昨今では企業、個人を問わず対日投資も急増しており日本経済が徐々に浸食されているともいえる。
尖閣諸島をめぐるツバ競り合いも記憶に新しい。
政治面だけでなく経済面でも今一度対中政策を再考すべき時期だ。