マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

イスラエル軍のハマス最高指導者殺害に思う

2024-10-19 10:23:14 | パレスチナ問題
ガザ地区のイスラエル・パレスチナ紛争が「負の連鎖」どころか最悪の事態に陥ってしまった。
先ごろイスラエル軍はハマス最高指導者の殺害を公表していたが残念ながらこの事実はこの今次の戦争(と言っていいだろう)にとって何の転換点にもならない。
双方の人質の解放にも繋がらないし停戦の糸口すら見いだせない状況を固定させてしまったのだ。
米国は相変わらず仲裁者としての姿勢を崩していないがその役割を果たすなどは土台無理な話だ。
ハマスやパレスチナ側は米国をイスラエルの後ろ盾と考えているのでどんな条件提示にも折り合えない。
そのうえハマスやヒズボラの幹部を立て続けに犠牲にしているので今後もパレスチナの聖戦が収束することはないだろう。
もう少し早く第三者的な組織なり国家が出てこればよかったのだが今となっては夢のまた夢だ。
情けない話だが解決に向けた名案が浮かんでこない、嗚呼。

それにしても人類というのは罪深い存在である。
絶望の淵に佇んでただただわが身の無力感に苛まれるだけである。
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米国のガザ停戦案無期限延期に思う

2024-09-10 08:08:49 | パレスチナ問題
米国がガザ停戦案を無期限に延期するという。
それはそうだろう。
8月26日、22日にも書いてきたが米国は元々停戦案を提示する資格などないと思っていたし、今もないと思う。
そもそも紛争の一方の後ろ盾が仲裁に入るっておかしいぜ。
バイデン大統領は「この停戦案の合意は近い」など至極楽観的な見通しを開陳していたが本当に奇異に感じたものだった。
ただ今回の判断で自らが仲裁者として相応しくないことが分かったのではないか。
問題は誰が仲裁できるのか?ということだ。
やっぱり国連だと思うが最近は国連も自信を失っているからねぇ・・・。
中立の立場で第三国がいくつか出てこればこれはこれで結構なのだが・・・?
日本も意気に感じて頑張ったら、と思わなくもないがやっぱり日米同盟のことを考えるとその資格はないかもしれない。
ったた一つの希望はイスラエル国内で反ネタニエフの動きがみられることだ。
今となってはこの民衆の声がガザ和平に最も期待できそうだ。
そう思いませんか?

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