録画していた「刑事コロンボ」のビデオを観ました。
ずいぶん昔に観ていたTVドラマですが、大好きなシリーズだったので、NHKでハイビジョン放映されるとあって嬉しさもひとしお。しかし今ではコロンボの話もすっかり忘れているし、当時は面白かったけど、今見ても面白いのかどうか…?
そんな不安を持ちつつ、刑事コロンボ「構想の死角」(1971)を観ました。なんとこれ、あのスピルバーグ監督の演出で、最初はちょっとタルかったけど、途中から俄然面白くなってぐいぐい引きこまれていきました。
コロンボのドラマで大きな特徴は、最初に殺人があって、視聴者が犯人をわかっていること。犯人は大抵上流階級の大金持ちで、そんな相手にヨレヨレのトレンチコートのコロンボが挑んでいくわけです。
最初はドブネズミみたいな雰囲気のコロンボに、犯人は明らかに軽侮の念を抱き、「そんなこともわからないのか、それでも刑事か?」とか上から目線の傲慢な態度でけなすのですが、別れ際にコロンボが「ああ、ちょっとだけいいですか?」と言って鋭い指摘を投げつけては犯人が答えに窮する様子が、見ている視聴者にとってなんと痛快なことか。やったぜ、コロンボ!って感じ。
昔の推理ドラマは、今のCSIとかと違って科学分析があまり進んでいなかったから、かえって犯人のいろんな完全犯罪トリックや、それを崩していく刑事の攻防を楽しめるドラマでもありました。
まだまだコロンボドラマが放映されるのでチェックされたい人はこちらをどうぞ。
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ずいぶん昔に観ていたTVドラマですが、大好きなシリーズだったので、NHKでハイビジョン放映されるとあって嬉しさもひとしお。しかし今ではコロンボの話もすっかり忘れているし、当時は面白かったけど、今見ても面白いのかどうか…?
そんな不安を持ちつつ、刑事コロンボ「構想の死角」(1971)を観ました。なんとこれ、あのスピルバーグ監督の演出で、最初はちょっとタルかったけど、途中から俄然面白くなってぐいぐい引きこまれていきました。
コロンボのドラマで大きな特徴は、最初に殺人があって、視聴者が犯人をわかっていること。犯人は大抵上流階級の大金持ちで、そんな相手にヨレヨレのトレンチコートのコロンボが挑んでいくわけです。
最初はドブネズミみたいな雰囲気のコロンボに、犯人は明らかに軽侮の念を抱き、「そんなこともわからないのか、それでも刑事か?」とか上から目線の傲慢な態度でけなすのですが、別れ際にコロンボが「ああ、ちょっとだけいいですか?」と言って鋭い指摘を投げつけては犯人が答えに窮する様子が、見ている視聴者にとってなんと痛快なことか。やったぜ、コロンボ!って感じ。
昔の推理ドラマは、今のCSIとかと違って科学分析があまり進んでいなかったから、かえって犯人のいろんな完全犯罪トリックや、それを崩していく刑事の攻防を楽しめるドラマでもありました。
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