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この夏も『木曽音楽祭』に行って来た(音楽祭の説明は「“おらが音楽祭”~『木曽音楽祭』に行って」参照)。
我々の今年のテーマは“鰻”。
すみません、音楽とは全然関係ない。僕らは音楽祭のついでに、よく上諏訪の『片倉館』の温泉に行ったり、下諏訪の『丸一』にとんかつや馬刺しを食べに行ったりしているのに、まだ諏訪で鰻を食べたことがない。この事実にはたと気付き、よ~し、今年は鰻を食うぞ!となった次第。
諏訪湖は古くから鰻で有名。音楽祭に行く楽しみもこれで倍増すること間違いなし(?)。
まず1軒目は茅野と上諏訪の間にある『うなぎ小林』。某グルメサイトでは、この辺りの鰻屋で一番評価の高いお店だ。しかし、2度目はないかな、というのが僕の結論。少なくとも混んでいる夏に行ってはいけないと思った。
金曜の昼、12時半過ぎにお店に到着。ここは、順番待ちのリストの横に注文を書くシステム。僕らは、金銀鰻重(蒲焼と白焼きが同時に楽しめる店の一押しメニュー)、肝焼き、うざく各1と書いて待った。幸い、ちょうど2回転目に入るタイミングなのか、5分程度でお店に入ることができた。店に入ると改めて注文を確認される。あとは鰻を待つばかり、わくわく!
が、待てど暮らせど鰻が来ない。僕らより後に入って来た人達の鰻重はどんどん出て来ているのに、僕らの鰻は来ない。鰻はおろか、肝焼きもうざくも来ない。おそらく普通の鰻重向けに、鰻は裂いて、白焼きして、蒸してあるのだろう。座って10分もしない内に鰻重は出されている。金銀鰻重の鰻は事前の準備がなく、その場で裂いているのかもしれない。であれば合点が行く。しかし、肝焼きやうざくが来ないのは納得できない。蕎麦前ならぬ、鰻前のはずではないか。それも店員さんに2度も「まだ肝焼きとうざくは出ていませんか?」と訊かれたのにである。
そうこするうちに、先に金銀鰻重が来た。なんか順番違うな~、とテンションが更に下がりながらも、食べてみた。蒲焼のタレは長野らしく甘い。白焼きは薬味(ネギとわさび)で食べるほか、お茶漬けにもできる。名古屋のひつまぶしの要領だ。こちらは悪くない。
鰻重を食べ終えた後、肝焼き、うざくの順でやって来た。肝焼きは美味しいが、うざくは予想通り甘く、東京で食べるうざくとは別物のようだ。
2軒目は上諏訪駅近くの『古畑』。ここはもう一度、やはり夏以外に行ってみたい。
お店には日曜の昼、11時半の開店前に着いた。既に15、16人待っている。ぎりぎり1回転目でお店に入ることが出来た。混んでいる時季ゆえ、うざく等のメニューは受け付けていないとのこと。仕方なく、鰻重を二つ、ランクを変えて竹と特梅(注:この店は松竹梅で梅の方が上)を頼んだ。
この店は関西風。もう一つの特徴は、鰻がご飯の上に乗っているほか、ご飯の間にも鰻が入っているところ。竹には1切れ、特梅には3切れの鰻がご飯の中に隠れていた。
関西風で鰻を蒸していないため、歯ごたえしっかりかと思っていたが、身はとってもふっくら。関東風のしっとり、やわらかとは違うが、これはこれで美味しい。いや、とても旨い。蒲焼のタレはやはり甘めだが、さほど気にならなかった。
この店はつまみメニューが食べられるときにもう一度来てみたい。
最後に一つお断りを。上記2軒の評価はあくまで僕の個人的な評価であり、また、『うなぎ小林』は車だったのでお酒が一滴も飲めなかったのに対し(ノンアルコール・ビールのみ)、レンタカーを返した後に行った『古畑』ではビールと地酒(諏訪の「真澄」)をたっぷり飲んで、大らかな気分だったことを付け加えておこう。
我々の今年のテーマは“鰻”。
すみません、音楽とは全然関係ない。僕らは音楽祭のついでに、よく上諏訪の『片倉館』の温泉に行ったり、下諏訪の『丸一』にとんかつや馬刺しを食べに行ったりしているのに、まだ諏訪で鰻を食べたことがない。この事実にはたと気付き、よ~し、今年は鰻を食うぞ!となった次第。
諏訪湖は古くから鰻で有名。音楽祭に行く楽しみもこれで倍増すること間違いなし(?)。
まず1軒目は茅野と上諏訪の間にある『うなぎ小林』。某グルメサイトでは、この辺りの鰻屋で一番評価の高いお店だ。しかし、2度目はないかな、というのが僕の結論。少なくとも混んでいる夏に行ってはいけないと思った。
金曜の昼、12時半過ぎにお店に到着。ここは、順番待ちのリストの横に注文を書くシステム。僕らは、金銀鰻重(蒲焼と白焼きが同時に楽しめる店の一押しメニュー)、肝焼き、うざく各1と書いて待った。幸い、ちょうど2回転目に入るタイミングなのか、5分程度でお店に入ることができた。店に入ると改めて注文を確認される。あとは鰻を待つばかり、わくわく!
が、待てど暮らせど鰻が来ない。僕らより後に入って来た人達の鰻重はどんどん出て来ているのに、僕らの鰻は来ない。鰻はおろか、肝焼きもうざくも来ない。おそらく普通の鰻重向けに、鰻は裂いて、白焼きして、蒸してあるのだろう。座って10分もしない内に鰻重は出されている。金銀鰻重の鰻は事前の準備がなく、その場で裂いているのかもしれない。であれば合点が行く。しかし、肝焼きやうざくが来ないのは納得できない。蕎麦前ならぬ、鰻前のはずではないか。それも店員さんに2度も「まだ肝焼きとうざくは出ていませんか?」と訊かれたのにである。
そうこするうちに、先に金銀鰻重が来た。なんか順番違うな~、とテンションが更に下がりながらも、食べてみた。蒲焼のタレは長野らしく甘い。白焼きは薬味(ネギとわさび)で食べるほか、お茶漬けにもできる。名古屋のひつまぶしの要領だ。こちらは悪くない。
鰻重を食べ終えた後、肝焼き、うざくの順でやって来た。肝焼きは美味しいが、うざくは予想通り甘く、東京で食べるうざくとは別物のようだ。
2軒目は上諏訪駅近くの『古畑』。ここはもう一度、やはり夏以外に行ってみたい。
お店には日曜の昼、11時半の開店前に着いた。既に15、16人待っている。ぎりぎり1回転目でお店に入ることが出来た。混んでいる時季ゆえ、うざく等のメニューは受け付けていないとのこと。仕方なく、鰻重を二つ、ランクを変えて竹と特梅(注:この店は松竹梅で梅の方が上)を頼んだ。
この店は関西風。もう一つの特徴は、鰻がご飯の上に乗っているほか、ご飯の間にも鰻が入っているところ。竹には1切れ、特梅には3切れの鰻がご飯の中に隠れていた。
関西風で鰻を蒸していないため、歯ごたえしっかりかと思っていたが、身はとってもふっくら。関東風のしっとり、やわらかとは違うが、これはこれで美味しい。いや、とても旨い。蒲焼のタレはやはり甘めだが、さほど気にならなかった。
この店はつまみメニューが食べられるときにもう一度来てみたい。
最後に一つお断りを。上記2軒の評価はあくまで僕の個人的な評価であり、また、『うなぎ小林』は車だったのでお酒が一滴も飲めなかったのに対し(ノンアルコール・ビールのみ)、レンタカーを返した後に行った『古畑』ではビールと地酒(諏訪の「真澄」)をたっぷり飲んで、大らかな気分だったことを付け加えておこう。