縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

心機一転

2006-05-27 21:12:29 | 最近思うこと
 また長いお休みをしてしまい申し訳ない。体調を崩したとか、旅行に行っていたとか、はたまた警察に捕まっていたとかではない。ただ純粋に休んでしまっただけである。サボりである。すみません。今日から、心機一転、新たな気持ちでブログを書いて行きたい。
 テンプレート、ブログのデザインを変えてみた。“縁側で・・”といえば、やっぱり猫だろうということで、猫にした。気に入って頂けるとありがたい。

 さて、再開にあたり、休んでしまった理由についてお話したい(早い話、弁解である)。

 正直言って、毎日ブログを書く、それも結構な量を書くのはしんどい。日中は仕事だし、夜は飲んで帰ってくるときもあれば、疲れて気乗りしないときもある。にもかかわらず3ヶ月近く、毎日書いてこられたのはなぜか。
 まず、書くこと自体がおもしろかったこと。書くに当たってテーマのことを調べると結構新たな発見があるし、テーマを求めて新聞、ネットなどで情報収集すると社会の動きに敏感になる。知的好奇心が充足されるのである。又、自分の書いたものを多くの人が読んでくれていることも嬉しかった。
 が、一番の理由は心理学でいうところの“昇華”だと自分では考えている。

 “昇華”を調べると「実現不可能な目標・葛藤や満たすことができない欲求から、別のより高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現によって自己実現を図ろうとすること」とある。つまり、望みが叶わない、思うように物事が進まないなどの不満から、他に目標、目的を求めるということである。こうした気持ちがばねになって、毎日ブログを書いてこられたのだと思う。

 では、なぜブログを書くのを止めてしまったのか。

 状況は変化する。今月に入ってからの変化は大きく、そのため書くことへの関心、熱意が薄れてしまった。もっとも、良い方向に状況が変わっているからこそ、昇華、悪く言えば目標のすり替えの必要性がなくなったのである。以前、高村光太郎の『道程』について書いた。ただ待っているだけでは何も変わらない、誰かが何かをしてくれるわけではない、自らの人生は自らの手で切り開くしかないと改めて実感した1ヶ月であった。

 年を取るとだんだん、だんだん自らの可能性が狭まった気がしてしまう。が、しかし、その幅を決めるのは自分だ。可能性の幅を拡げるのも狭めるのも自分次第だ。そう肝に銘じて、寄る年波にメゲず、これからも頑張って行きたい。
 ブログも、毎日とはいかないかもしれないが、読んでちょっぴり幸せになったり、ほんの少し元気になったり、ちょっと得した気分になれるような話を書き綴っていければと思う。

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