25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ぼやいて、ぼやいて

2017年10月16日 | 社会・経済・政治

 選挙が大混戦の様相になっている。選挙後、安倍三選はもはやないだろう。森友、加計

それに昭恵夫人のオカルト宗教への入れ込み、それへの各省忖度支援も、国会追及をされ続けるだろう。安倍を与しやすいとねらった元生長の家原理主義者たちの描く工程も狂い始めることだろう。

 僕らは、戦争をせずにすむし、有事の際への戦争反対もまだ言えるくらいの空気をもつことだろう。

 昔の自民党は寛容な党でリベラルから右保守までいたが、憲法を守り、野党にも理解を示し、権力とはどのようなものであるかをわきまえていた。本来宏池会などは立憲民主党の考え方ではなかった。

 共謀罪だの一強内閣への忖度など、国民の反対運動が起これば、結社も、グループ活動も、政権への反対運動をも押さえ込むことのできる共謀罪を廃止してもらいたいものだ。集団的自衛権で、アメリカの戦争に巻き込まれないようにするためには集団的自衛権解釈を止めることだ。武器輸出をでいるようにし、国内の軍事産業を育成し始めたのも安倍だ。困ったことだらけ。経済がよいなどとうそぶく。輸出企業、株主優先にお金をまわしたのは日銀に国債を買わせ、年金で株価を支えただけのことではないか。おかげで企業の内部留保は400兆円。でも本当に景気はよくないから、そのお金も吐き出せない。

 日銀が買い込んだ国債はどうなるのだろう。燃やしてしまうのだろうか。いっこうに減らない政府も借金。25年借金を重ねてあっという間に1030兆円。

 夫婦でぼやいて、怒り、この国の良識はどこへいくのか、とこのところ、選挙の折りながら、そんな話ばかりしている。気分が悪い。