25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

体内病院

2017年10月30日 | 社会・経済・政治

 この頃「鬼エビ」がイオンにでている。夕方にいくと安くなっているので、勢い2パック入りを買ってしまう。これを塩茹でして食べると旨いのだ。特にミソが旨い。都会にはでまわらないだろう。地元で食べられてしまう。

 自宅から30メートルほどのところにある干物屋さんの前ではカレイを干している。台風が早めに過ぎて、漁に出たのだろう。すぐに売れてしまうので、「帰りに寄るから残しておいてくれ」と声を掛けておいた。これも都会ででまわらないだろう。少量のものはやはり地産地消となる。

 痩せてもおらず、太ってもいない、これまでみたこともないと思った女優の名前が思い出せず、TSUTAYAでやきもきした。細君に電話をしたが出ない。Google でシャロン とか打っても、ダメで、あのスタイル抜群で超美人を探す手掛かりがなく、一度観た映画をもう一度観ようとしたのを断念した。

 昨日何気なくテレビをみていたら、体内病院ができるのも間近だという科学最前線を紹介する番組があった。1ミリの二万分の1のナノ化して、血液に入れるのだそうだ。それが検査の役割と治療をもする。体内病院か。また人類の科学技術は進歩する。ぼくらの知らないところで、4次産業化が進んでいる。世界はネットワークで繋がっていく。インドネシアでは三十年前に電話を持つ人などほとんどいなかった。一足跳びで、ニキアの携帯電話になり、今はスマホでSNSとなった。SNSでのフェイクニュースで仏教寺院が破壊されるという出来事が起こった。ヨーロッパ発の産業革命がいまもなお文明を支配し、強力に西洋化が図られている。伝統文化を守ろうとする人たちは多数いるが、生活の面はひたひたと変わってきている。バイクがいる。車がいる。携帯電話、テレビがいる。

 大気がずいぶんと冷たくなった。イガミ釣りの季節である。狙っている近場の磯がある。ここは危なくない。以前真下の岩場に落ちそうになったことがあるので、危険な磯にはもう行かない。ほんの近くで全く安全な磯だ。そこにイガミは数匹はいるだろうと思っている。とりとめのない一日である。