25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

大政絢、スージー鈴木

2018年11月03日 | 音楽 ポップス
「昭和元禄 落語心中」を楽しみにして見ている。落語が何たるかもわかるが、岡田将生と山崎育三郎の熱演がよい。加えて大政絢(あや)という初めてみる若い女優の演技、雰囲気がよい。江波杏子にどこか似ているような、黒木メイサにもどこか似ているような。こういう新人が出てくるものだと久しぶりに思った。戦前、戦後と落語に生きる若い二人と死ぬほど一人の落語家を好きになる芸者の役が大政絢である。

 と、このことを報告しておき、堅苦しい本ばかり読んできたので、スージー鈴木の「サザンオールスターズ1978-1985」という新書判を買い、読み始めた。こういう研究家もいるのだ。サザンの分析本である。ほとんど知らないことだらけで、J-pop の勃興歴史にもなっている。日本語と英語混じりの歌詞は矢沢永吉の「キャロル」が最初だったとか、宇崎竜童をリスペクトしていたとか、日本語はロック音楽に乗せにくいのを破ったのが桑田佳祐であるとか、とにかくこのスージー鈴木は詳しい。これは読むに楽しみな本を見つけたと喜んだ。サザンオールスターズrのファンになってから40年である。全く歌が古ぼけてない。好きな曲である「朝方ムーンライト」などどれも古さを感じさせないし、懐かしさを感じさせるものでもない。やはりそれはサザンオールスターズが今も現在進行形だからなのだろう。11月30日、12月1日、2日と「ひとり紅白歌合戦」をするらしくこの企画中はこれで最後だそうな。チェリティーでやっていたが目標数が達成できたらしい。テレビでも放映されるらしい。

 これはサザンオールスターズと関係はないが、健康寿命の長い人は本をよ読む人だという調査結果を今度のNHK スペシャルでやるらしい。運動不足で焦りぎみになっていたぼくには良い知らせであった。
 寝床で、「サザンオールスターズ 1978-1985」を続けて読むぞ。