25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

日本の自然

2019年08月13日 | 社会・経済・政治

 天気予報を見るのも仕事のひとつなので、毎日見ている。ぼくの場合はヤフーの天気予報だ。昨日も大雨の予報で、今日も大雨の予報である。結果は昨日は晴れ時々曇り。今日は曇りである。前々から天気予報は当たらないと思っていた。難しいものではある。尾鷲は雨が降っているのに、山を二つ越えた曽根は降っていないということがよくある。

 テレビでは全国放送の天気予報は紀伊半島の情報がない。しかたないので、県のNHKニュースを見る。これはまだ予報がヤフーよりもよいように思う。

 日本では観光業も台風や大雨に左右される。比べてフィリピン以南のインドネシア・バリ島などは台風がないため、天気による観光客への影響はない。このようなことから沖縄や石垣島は台風のコースで、本来観光業は向かないのではないかと思う。特に夏は旅程が組みにくい。

 フランスのように、一か月のバケーションがとれるのだったら一回の台風くらいは我慢もできる。日本は何度も台風がフィリピンの沖辺りで、発生するので、コースが読めるまで困ったものだ。

 自然を相手にする農業や漁業に従事する人々は「しかたのなさ」を意識の片隅に置いていることだろう。何が起こるかわからないのだから。それでも日本は江戸時代が終わるまで農業国としてやってきたのだ。それは驚異でもある。地震、津波、洪水、台風、冷夏、灼熱夏、日照り、大雨、高潮と難儀なことに取り組んで生きてきたのだ。