25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

怒涛の日々ももう終わる

2019年08月16日 | 日記

 小学生や中学生の頃、盆を過ぎると泳ぎにいかないものだ、と大人だれのかれが言う。水が冷たくなるから危ない、とも言われた。足を引っ張られるとも。宿題をさせるための方便だったのかもしれない。ぼくはもう海水浴にも川水浴ももうしない。冷たくて、すぐに低体温症となり、そのまま溺死となることだろう。今日の古川はやや水が濁り、水も増し、いつもより流れが速いようだったので、娘にそのことを言った。孫たちは小さなプールを取り出して庭で水遊びをし、ぼくはついでに草刈りをした。

 この盆中には、天然鮎をもらって食べた。鮎の皮に十分苔の香りがする。久しぶりに思い出したり香りだった。また、香りに関連づけて、ガスエビという深海で獲れるエビのエキスか、皮のどこかを使ったのか、「ガスエビポテトチップス」が「おとと」に売っているのを娘が見つけ、夜、2個ほど試しに食べた。これが美味しかった。初めに確かにガスエビの味と香りがし、食べ終わる頃にはポテトの味となる。袋の裏を見ると、製造は静岡会社で、販売は「尾鷲物産」とある。尾鷲物産がガスエビを市場で買い付け、必要量静岡の製造工場に送るのだろう。ちょっと高い。1袋280円。ガスエビは皮が薄く、皮に独特の香りがある。よい有効法である。働いているひとはこんな商品企画をいつも考えているのだろう。

 怒涛の3週間が終わろうとしている。娘たちは明日帰る。息子たちが7月28日にきてから、中5日休みがあってだが、ぼくには一連の大波小波が怒涛に思える。

 

 

 

 


お盆中

2019年08月15日 | 日記

 今回の台風は存外天気予報で言うほどの雨はほとんどなくてようやく昼頃から降りだした。大雨、豪雨というほどではない。

 この盆の期間は、民泊のほうのこともあり、娘家族が来ている最中でもあるが、母親の週3回のデイケアが14日休みとなって3日連続休みとなってしまった。いよいよご飯を置いておくと食べていたのがこの頃残すようになり、一昨日は夕飯に手をつけておらず、昨日の朝も食べず、昼にようやく、野菜ジュースと一口サンドイッチを3切れほど食べた。夕飯はお粥がほしいというので、おかずにたんぱく質と思い銀鮭の切り身を焼き、卵焼きもだしたが、銀鮭少々、卵焼き少々を食べ、梅干しと一緒に粥は食べていた。今日の朝ごはんの用意をしに行くと、昨晩の残りの鮭と卵焼きの残りに、また新たなお粥を作ってだしたら、鮭とお粥だけを食べていた。

 そこで今後は毎日食事時に行き、そこで要望などを聞いて、おかずを取り分けたり、ご飯の具合を聞いてみたりして、粥ではないという場合、すかさずとん汁を出したりしてやってみることにした。

 熱いお湯を魔法瓶に入れて置いてあり、ティーパックでいつで飲めるようにしてあるが、てティーパックの取りだ出し肩と魔法瓶の蓋を取り、中蓋を回すことが認知できない。もう自分ではトイレに行くことくらいしかできない、とわかっているとは思うが、判ってもすぐに忘れるので、本人は気楽と言えば気楽だ。

 どうやら台風天気は予報と違い午後も雨という雨は断続的に降らず、中国地方に再上陸すればさらに勢力を弱らせて尾鷲は大丈夫そうである。なんだか拍子抜けである。

 

 


香港-中国

2019年08月14日 | 社会・経済・政治

 アメリカの世論調査では「中国の印象は好ましくない」とする火とが60%を越えるそうだ。中国政府も香港を軍隊で締め付けるならば、さらに印象が悪くなる。

 アメリカ合衆国は南北戦争を経て、州による自治を認め、大統領がアメリカ合衆国の元首である。

 中国も省に分割し、内モンゴル自治区や新疆ウィグル自治区はあるが、民主的な選挙で行政の長などが選ばれるわけではない。

  アメリカ大陸のように海に囲まれていて、異民族の侵攻もない北アメリカ大陸のカナダとアメリカは中国の歴史とは正反対の国家である。ヨーロッパから入り込んできて、原住民を排斥して国とするのだから盗人のようなものだ。

 中国の場合は、匈奴などの異民族の侵攻があり、万里の長城を作るくらいに異民族に悩まされ、モンゴルに支配され(元)、女真人に支配された(清)歴史がある。さらに国は三国志にあるように幾つにも国が分かれ、地方には巨大な豪族が割拠した歴史もある。この国はタガを緩めるとあっちこっちで反乱が起こるかも知れない、とぼくは思っている。たかがイギリスのような国に中国が蹂躙されたにである。日本までも奪おうとしたのである。

 中国は強く、豊かな国になりたいことだろう。その点ではもう二度と侵略させないぞ、という気持ちはアメリカよりも強いと思う。

 香港政府へ反発が先鋭化してきた。香港だけで独立したいだろうが中国の一部であることを否定してしまう事態が起これば中国政府も黙っていないだろう。中国はイギリスから引き継いだ香港を一国二制度を守るということで香港人を納得させた。その最初の時期に戻し、政府の長や議員も民主的な選挙で行うことを約束しなければ中国の印象はさらに悪くなるだろう。結局弾圧することになるのだろうか。

 相変わらずヤフーの天気予報はあたらない。こんなのだったらオオカミ少年の話になってしまうよ。

 昨日銀次さんら家族はカンパチを釣ったらしい。昼は古川で遊んだようだ。孫たちがてるてる坊主を作ったのが叶った。ヤフーでは大雨なのに雨が全く降らなかったのである。紀伊半島と言っても広く、山間地もあり海沿いの地もある。

 まあ、その辺は人口も少ないので無視ということなのだろうか。


日本の自然

2019年08月13日 | 社会・経済・政治

 天気予報を見るのも仕事のひとつなので、毎日見ている。ぼくの場合はヤフーの天気予報だ。昨日も大雨の予報で、今日も大雨の予報である。結果は昨日は晴れ時々曇り。今日は曇りである。前々から天気予報は当たらないと思っていた。難しいものではある。尾鷲は雨が降っているのに、山を二つ越えた曽根は降っていないということがよくある。

 テレビでは全国放送の天気予報は紀伊半島の情報がない。しかたないので、県のNHKニュースを見る。これはまだ予報がヤフーよりもよいように思う。

 日本では観光業も台風や大雨に左右される。比べてフィリピン以南のインドネシア・バリ島などは台風がないため、天気による観光客への影響はない。このようなことから沖縄や石垣島は台風のコースで、本来観光業は向かないのではないかと思う。特に夏は旅程が組みにくい。

 フランスのように、一か月のバケーションがとれるのだったら一回の台風くらいは我慢もできる。日本は何度も台風がフィリピンの沖辺りで、発生するので、コースが読めるまで困ったものだ。

 自然を相手にする農業や漁業に従事する人々は「しかたのなさ」を意識の片隅に置いていることだろう。何が起こるかわからないのだから。それでも日本は江戸時代が終わるまで農業国としてやってきたのだ。それは驚異でもある。地震、津波、洪水、台風、冷夏、灼熱夏、日照り、大雨、高潮と難儀なことに取り組んで生きてきたのだ。

 

 


何が起こるかわからない

2019年08月12日 | 社会・経済・政治

 どこで何かが起こって抜き差しならない事態に発展することがある。第一次世界大戦がそうだった。第一時世界大戦の直接的な原因となったサラエボ事件がおこる。オーストリアのハンガリー帝国の皇太子夫妻が反オーストリア運動結社「黒い手」の1人であったセルビア人によって暗殺されるという事件である。ヨーロッパだけかの戦争のように見えたがアジアをも巻き込んだ。最大、最悪の戦争であった。

 最近インドがカシミールの自治権を奪い取った。イスラム教のカシミールをヒンズー教のインドが支配するわけだが、これまでは自治権が与えられていた。ところがこのカシミールがイスラムテロの温床、隠れ家になるということで、インドは動いた。当然パキスタンは反発する。この両者は核までももっている。この諍いがこの地方だけでのことならいいが、パキスタンがいろいろな国を回り、支援要請をしている。

 もうひとつイラン革命防衛隊とイギリスや他の国の諍いがある。これが拡大したらイスラエル、サウジアラビアなどが参戦してくる。アメリカはイスラエルやサウジを応援する。イギリスは強力な英米同盟がある。

 ロシアではヨーロッパ、アメリカの経済制裁による経済が不安定でプーチンの独裁政権も揺らいでいる。中国はアメリカとの貿易戦争、覇権争いの渦中である。世界経済の見通しもよくない。よくないことばかりが続いているからだ。その半分はトランプ大統領によるものだ。

 日本列島人も馬鹿ではないだろう。他国の戦争に付き合うことはない。自衛隊員を行かせてはならない。彼らにも妻がいて子供もいる。第二次世界大戦以降は人を戦争で死なせないというのが「ひとつの合意事項」である。

 雨が朝方降り、今は晴れて、また雨が降る、という奇妙な天気だ。しばらくは孫たちも海水浴には行けない。高校野球でも見てのんびりするかと思うけど、きっと孫たちは騒がしいが。しかし平和である。飛躍した妄想であるが、孫が兵隊に取られるなんてことがあってはならない。しかし徴兵制度復活を言う政治家もおり、気をつけなければならない。日本列島人は普段は緩やかに生活し、まじめに仕事をしているが、肝腎なときに物が言えない。右に倣うという弱点がある。

 


川遊び

2019年08月11日 | 日記

 川に堰がある。コンクリートでできている。山側から堤防のように伸び、方や道路側からコンクリートが延びているが、両側からコンクリートは中央で2メートルほど離れている。水が集まるところであり、上流の水はそこに流れを集中させるのである。小さい子どもは近寄るのは危険である。真っ白な泡飛沫が滝のように下流に注ぐ。堰から水が落ちるところから3メートルあたりのところに深いところがある。中学生や高校生らが遊ぶによいだろう。堰から上流は小学生以下がよい。ここは賀田の古川である。紀北町の銚子川は有名であるが、古川も整備すれば結構よい遊び場になると思う。

 堰の中央にある2メートルの割れ目に水が周囲の水も巻き込んで注ぐ勢いは孫の男の子には抵抗できない。浮き袋をつけて安易にも割れ目を避けて一安心なところで、自力で泳ぎだしたら、前に進まず、体がバックしていった。危ないと思ったので、足だけ水に浸かっていたのが体ごと飛び込むような形で孫の浮き袋に手を架けた。ぼくがいなかったら2メートルの割れ目に吸い込まれていただろう。危ないところだった。

 この古川の堰の奥側からハゼが釣れる。ハゼ釣りが好きなら、大人も楽しめる。

 尾鷲は帰省する人で車も混雑している。今日までが夏らしい空だった。入道雲も突然湧いてくる。雨がパラパラと落ちたが2分も続かず、また炎天となる。

 孫娘の方はぼくとの約束だということで、網で魚を掬う。50匹という約束だった。何の稚魚なのかわからないが、彼女はとにかく50匹は掬った。曽根の池に魚を入れたかったので、達成できた。娘夫婦らはハゼを釣っていた。

 ずいぶんくたびれた。

 


 

 


まあ、平和である

2019年08月10日 | 日記

 高校野球をみていると、今は昭和の時代か、と錯覚を起こす。選手たちは丸坊主。応援席の生徒たちも丸坊主にハチマキをしている。音楽はピンク・レディーの「サウスポー」や山本リンダの「狙い撃ち」。リズムの取り方が少し変わってダンスの要素が入っているが、まあおおまか昭和の頃と変わらない。マニアックな人からみれば変わったところがある、というかも知れない。眉毛とか。投手の投げるスピードとか、いろいろあるだろう。プロ野球の関係者もみていることだろう。

 幾試合か見た。息詰まるような良い試合が多かった。レベルが上がっているのかどうかはバドミントンや卓球、テニスほどにはわからない。やっと一回戦が終わったところだ。

 野球に比べてゴルフは変わった。笑顔と真剣の切り替えゴルフで世界一位の渋野。そう言えば野球も野茂を筆頭に松坂も、ダルビッシュも、田中も、前田も、菊池も、大谷も大リーグに行ったのだから、高校生の意識も昭和の時代とは変わっているのだろう。

 娘夫婦家族のことに触れてみよう。強迫観念新鹿海岸へ海水浴に行った。数日前男性が溺れて死んだためか、台風が近づいているためなのか、海水浴禁止だったらしい。新鹿海岸は左側に川があるので、そこで大いに鮫の浮き袋をもって楽しんだらしい。ダンナも大都会の大会社でこき使われているから、心洗われればよい。新鹿海岸の帰りには「夢古道の湯」へ行って温泉気分を味わった。ぼくは高校野球を見てkた。

 ユウハンはぼくの得意の「地中海料理」である。リクエストがあるので、気分よく作る。たいへん平和である。

 


老衰

2019年08月10日 | 日記

「タツコさん、ゴロゴロと横になってはいけませんよ。なにもできなくなってしまいますよ。それだけは気をつけてくださいね」 と月に一度通ってクリニックの医師から優しく忠告を受けた。

 母はこのところ、ベッドに横になっていることが多くなり、ついにエアコンのリモコン、テレビのリモコンの区別ができなくなり、ご飯を温める電子レンジも扱えなくなった。認知ができないのである。これまでは物忘れだけだと思っていたが、ここ一ヶ月で急速に認知ができなくなった。

 昔の遠い習慣は自然とやってしまう。ぼくがデイケアから帰る前にエアコンをつけておくと、母は帰るなり、夏だからなのだろう、窓を開けてしまう。部屋は涼しくなっているはずのに窓を開け、炬燵にスイッチを入れる。

 食も細くなってきた。五月までは肉も魚もしっかり食べた。それが残すようになり、好きなチラシ寿司でも三分の二を残すようになった。

 このままではきっと立ち上がれなくなり、歩くことができるなることが必至である。

「ゴロゴロしたらあかんよ」と言うのだが、そう言われたことも一分後は忘れている。

  尾鷲病院に行き、どこまでが病気でどこからが介護かその境界線を聞きに行こうと思っている。それと万が一の場合に備え、農協に行って家族葬のことも聞いておこうと思っている。8月20日で満94歳になる。交通事故以降憐れであった。なんでも被害者というものは加害者よりも損をする。交通事故がなかったら、という仮定の話はどうにもならないが、愚痴ってみたくなる。腹も立ってくる。母は事故も覚えていない。「交通事故で助かったとしても、認知症になることが多い。それが一番重要なことなんです」と当時の担当医は言っていた。そのとおりだった。

 昨晩、娘家族が四人でやってきた。岡田さんがメイチ鯛他刺身を差し入れしてくれ、恐縮した。さすがにメイチ鯛は美味く、娘の夫は「これは美味しい魚ですね」と

感心しきりだった。都会にめったにあるものではない、上品な魚だ。寿司ネタにもよい。


情けない、神戸市

2019年08月08日 | 社会・経済・政治

 「甘くて、優しい」、同じお茶を「柔くて、美味しい」と表現する。わからんけど、美味しそうに思える。優しい味ってどんなだ? と思いながら、いい加減な言葉でだまされていくのが人間だと、人間は騙され、煽られ、奴隷となり、殺され、戦う、愚かで、賢い人類での最先端である。

 各地に散らばって人類は滅びる者と生き延びていくものとなり、現在、ホモ・サピエンスの白人種、黒人種、黄色人種なって現在に至っている。中東やインドの人間の色だけ白くすれば白人種と変わりないような顔かたち。中国人か、モンゴル人か、朝鮮人か、日本人か区別もつかない顔形。それは黒人種も同じである、とともに、人類である。猿と獅子の差ではない。99.99%の差をもつ人類なのだ。0.0001. 0.000001 ほどに違わない人類がバカなほどにも、差別、区別という観念を生んだ。

 「表現の不自由展」を企画、監督したジャーナリストの津田大介は神戸市におけるシンポジウムに出席する予定だったが、神戸市が苦情がでるのを恐れた。ほんの少数がネトウヨだというのに。情けない。昭和の戦争前、1932年あたりから社会はだんだんと物言えなくなってきたと思うが、苦情に脅え、苦情を厭い、面倒くさいなどと神戸市が判断していたら、全く情けない。中止した津田、大村知事も情けないが。松井一郎大阪市長、好村大阪知事は情けない以下である。勉強したほうがよい。


テレビは世襲政治家に弱い

2019年08月08日 | 社会・経済・政治

  小泉進次郎と滝川クリステルとの結婚発表がテレビで何度も報道される。別に悪い男とも思えないが、どんな考え方をしているのかも自民党に所属しているのだから、だいたいはわかる。演説の歯切れのよさもあり、応援演説のオファーは多く、選挙にはいつも駆り出される。小泉純一郎の息子だというだけで、票が集まる。案の定、良い男で、演説も上手いので、喝さいを浴びる。いずれ総理になる人物だと評される。

 話は違うが、今日の朝日新聞で大阪府の吉村知事が「愛知県知事は辞任すべきだ」と言ったことが記事にあった。ぼくは即思った。いよいよ大阪維新の会は抑え込む政党であり、ファシズムに走りかねない政党である性格が見えてきた。

 ぼくは愛知県の大村知事が最初、「表現の不自由展」を中止する、と公言したときに、失望し、ダメな男だと思い、三日たって、今度は正当な憲法論を語り、河村名古屋市長を批判したときは、情勢に敏い、一本筋が入っていない政治家だと思っていた。で今も本当は思っている。なぜならば、主催者なのだから「表現の不自由展」をもう一度再開すればよいだけの話だ。愛知県警のトップなのだかから、警備体制をとり、「表現の自由」を守るのが仕事なのだから。それをやる胆力がないのだ。やってはいけない前例を作ることの重大さがまだわかっていないのだ。

 小泉進次郎はこういう場合、どういう考えをもつのか。わからないからなんとも彼を評価できない。ところは山本太郎はこういう場合、はっきりと言う。「お・も・て・な・し」などと言って東京オリンピック招致に担がれた滝川クリステルにしても、ぼくなどは「フン」と思っている方だ。なぜならオリンピックなどは維持費がたいへんな建物を建て、ホテルを建てで、本当に日本にオリンピックが必要なのか、と思うからだ。公共建築物が経済効果をもたないことはすでにわかっていることだ。彼女は思うから招致活動に参加したのだろう。

 だいたいが政治家は世襲などというのは日本はダメな証拠だ。不公平感がありすぎる。それを多くのコメンテーターは言わない。世襲政治家が議員の半分以上を占めるようになれば、もうこの国はだめだ。世襲政治家と有名芸能人、スポーツマンの国家となる。親の地盤で選挙をすることは許してはいけないとぼくは思う。小泉進次郎は父親を利用しまくっていることに涼しい顔をしている。フン、と思う。ましな政策を言えば、フンは取り消す。

 


事実の歴史

2019年08月07日 | 社会・経済・政治

 従軍慰安婦も南京虐殺もあったあきらかなことで、疑う余地もない証拠の記録や証言も残っている。それをないことにする。ないことにすれば日本帝国軍兵士が汚れた、不名誉な軍人とならないから、という理由にもならない理由で「なかったことにする」幼稚な政治家や賛同者。名古屋市長の河村たかしも大阪市長の松井一郎も「ひるおび」の八代英輝も「日本軍の兵士」(吉田裕著)くらい読んでから物を言えよ、ちょっとは勉強しろよ、と言いたい。

 

 ところで日本人も大虐殺された。各地での空襲で。広島と長崎の原子力爆弾で。これほどひどい大虐殺に、日本列島人は怒らなかった。怒るための、武器も食糧も、燃料もなかっただろうし、第3、第4の都市が破壊され、人々は殺されただろう。アメリカ軍は空襲が大好きで、爆弾をボコボコ落とすのだ。ヴェトナムはそれに抗戦し耐え忍んだ。アフガニスタン、イラクでも空爆だった。

 外国になんどもやられる歴史をもつ国家なら、「恨」の感情も経験が多いだろうが、なにせ初めて大虐殺されたことがピンと来ないほど、慣れていなかったのだろう。

 河村や松井、ならびにネトウヨたちは一部日本人を美化し、勇敢な兵士たちで、卑怯なことはするはずなく清廉で潔白と思いたがり、それを後世に伝えたいのだろう。

 だんだんと正体が見えてくる。テレビで口当たりのよいことを言っていても、何か事が起こると、自由を潰す側にまわる。ぼくは呆れている。

 

 

 


渋野の明るいニュース

2019年08月06日 | 日記

 たまたま寝床でテレビをつけたら、全英女子ゴルフをやっていて、それも第一打を打った渋野だった。前日首位だったので、優勝するのだろうか、と思っていおたら第ホールでダブルボギーを出してしまった。それが最後まで結局みてしまう契機となった。笑顔と勝負師のときの表情の変わり具合がおもしろかった。気楽にやっているように見えた。若いので、前のグループが遅いのにイライラするのか、タラの菓子を食べていた。

 最後のホールの最後のパッテイングを決める前も軽快で緊張もなく、自信に満ちていた。卓球、バドミントン、テニス、今度はゴルフですごい女子が出てきたか。翌日から渋野話題でテレビは大喜びである。独自放送をしたテレビ朝日は大手柄である。

 韓国は北朝鮮と組んで経済成長をするのだそうである。困ったものだ。国と国が約束したことを反故にすると、国との約束事は成り立たなくなる。

 N国にはNHKも困っていることだろう。ぼくはNHKが民放にならず、中立性を保ち、権力批判も堂々とやる国民の放送局であってほしいと思う。今、NHKは儲かっているから、受信料をとらなくてもやっていける経済基盤ができている。これも事実である。「今日の料理」をテレビで流し、書店で雑誌を売って儲ける。語学番組をやり、雑誌やCDで儲ける。安倍追従の岩田明子取材記者がNHKに出てくるので、それが出てくるとチャンネルを変える。こういうのがNHKにいるのはみっともない。批判をすることも必要なのだ。辞めて、自民党細田派から選挙に出ればいいのだ。

 久しぶり、渋野日向子の明るいニュースはよかった。


ちばてつや

2019年08月05日 | 文学 思想

 「表現の不自由展」で警察は守ってくれないということがよくわかった。韓国にの慰安婦像があったり、天皇像を焼いたりする映像があるいうが、このくらいのことに寛容であればいいではないか。昔禁止されて、今はなんともない作品も多いが、「慰安婦」は事実を争うよりも「日本の戦争の是非」を争う象徴的像とも言える。ぼくらは深く頭を垂れ、反省し、二度と戦争などさせまい、と思うだけである。韓国や作者に怒る気持ちなどない。憤る人々が日本にはいて、その一部の人たちが熱心に抗議する。そういう人たちに現政権は近い。

 こういうことを書いていたら、ちばてつやがテレビに出てきた。「紫電改のタカ」を書いて以降、戦争物は書かなかったが、この頃、自身の体験もあり、戦争は両者、庶民もいっしょになって悲惨極まるものだ、と戦争を知らない人たちに伝えたいと、ちば一家の満州から脱出劇なども書いているという。ちばてつやと言えば「誓いの魔球」「おれは鉄兵」をよくおぼえている。コミカルでもあった。ところが「明日のジョー」は原作が梶原一樹であったことから、雰囲気が違った。二人は最後までこの漫画でコンビを組んでいたが、ちばが書き換えてしまったり、最後の終わりかたまで変えてしまったというからすごい。

かたやで、戦争はだめだというぼくらがいる。かたや、尖閣諸島をとられたらどうするのだ、という人達もいる。

 問題の解決は「話し合い」しかないのである。その前に小競り合いは絶対してはいけないのである。

 


日本はまだまだだ。情けない。

2019年08月04日 | 文学 思想

 日本はまだまだの国だ。「愛知トリエンナーレ 表現の不自由展」にテロをするぞという脅し、取りやめろという抗議の電話などがいっぱいあったというが、だいたいが少数の同じ者らがやっているのだと思う。情けないのは政治家や主催者だ。危険だということで取りやめる。警察もせい一杯守るから、と言わず、危ないからやめろと言う。表現の自由に徹底して抗議する雰囲気がない。すぐに怖じ気づく。この分では戦前の日本にいつでなってしまう。愛知県知事の大村知事などは最たるものだ。

 ぼくは20歳くらいの時期から日本に表現の自由などあるものか、と思ってきた。今も思っている。その根拠には長崎市長が天皇の戦争責任を口にしたら刺されたではないか。天皇批判をしても新聞は載せないではないか。別に天皇が悪いと言っているわけではない。批判は自由なのだ。擁護も自由なのだ。しかし脅し、脅迫、電話攻撃は卑怯なことだ。裏に暴力がある。人はその脅しに負ける。

 命を懸けてフランスやアメリカは「表現の自由」を勝ち取ってきたのである。我々はその彼らが積み重ねてきた思想に乗っかっているのである。自分たちで勝ち取った「自由」ではないから、簡単に折れるのである。つまり日本はまだまだなのである。海に囲まれた日本列島は侵略されたことがない。せいぜい進駐軍が保護してくれた程度である。この生ぬるさはよいのだけど、他国が勝ち取って、我々もそれを良しとして模範とした権利には徹底抗戦してほしいと思う。

 でないと気持ち悪くてしかたがない。

 安倍政権になってから政治環境は悪くなった。秘密保護法、集団的自衛権、権力にすり寄り、忖度する者。吉本興業も政権とウィンウィンみたいだから、この問題は火消しされるのか大きくなるのか、これからの注目点である。

 経済問題でも目が離せない。トランプの圧力でアメリカは利下げした。FRBはしたくなかったはずだ。中国貿易問題でトランプの圧力にギリギリ値下げした。日本円は高値となり、輸出業者はまた設備投資などを控えることだろう。仲がよいはずのトランプ大統領から日本はいじめられている格好だ。日米貿易問題も9月には決着することだろう。

 この国は小泉首相と竹中平蔵ブレーン時代あたりから悪くなった。彼らの責任も大きいと思う。竹中は派遣会社で役員をしている。よくやるぜ。

 


夏の花火

2019年08月03日 | 日記
 花火。いっとき火花が散るのを楽しむ。子供は花火が好きだ。毎日のように庭で小さな花火をやっている。都会では、孫の暮らす町ではというべきか、花火は禁止なのだそうだ。
 今日は港祭りで大仕掛けの花火大会がある。これを見てせがれ家族は東京に帰る。
 スマホとタブレット用の語学学習プレイヤーアプリ開発も佳境に入っている。ぼくはプログラマーではないから、アイデアを出していく方だ。バージョン1が8月末。つづいてiPhone用。
最終的には音声取り込みはAIでと思っている。今のところ音声はミュージックアプリかボイスレコーダーが音源となる。文字データは別にダウンロードするか、打ち込みするしかない。これが現在の限界だ。AIが進化すれば、映画で流れる音も文字化してスマホに表示できるはずだ。
 これが学習機では究極のものになるが、さらに未来は語学学習機は不要になるだろう。相手の顔をみて話せば正確に翻訳してくれるだろう。
 この開発が楽しみなため、8月はしっかり開発用費用を稼がなければならない。台風よ、来るな。大雨よ来るな。いま一か月スムースであってほしい。

 さて9日からは娘家族が旦那も連れてくる。さらに騒がしくなる。ぼくはかつてまだ夏バテというのをしたことはないが、今年はしそうである。来年の今頃はオリンピックかと思うと、観戦に出かける人はたいへんなことだろう。日本はどんどん熱くなり、フィリピンやインドネシアは熱帯だというのに、28度ほどだという。この傾向は十年くらい前からあった。ここ二、三年温度差が顕著になってきた。
 フィリピン、インドネシア、なんとなく花火という情緒はないような気がするが。