今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

F&C(フィッシュアンドチップス)3連戦からアラの炊込飯や新玉ねぎのかき揚げ等を学ぶ。

2023年06月15日 | 素材
結果としてだが、以前、鱈でフィッシュアンドチップスの練習を重ねた(←近年オレンジ色はリンク)様に、今回は様々な魚でフィッシュアンドチップスが出来ないか?偶々続けて試す事になったので、そこから先、何が見えてくるだろうか?と・・・

「カマスで、小鯛とカマスのアラで炊き込みと、骨の出汁で味噌汁、干物、F&C」

最初全~然フィッシュアンドチップスを作る気なんて更々なく、久し振りにカマスが3匹手に入ったなーって

捌いていて・・・

(どうせ頭は食べないし、切り取った)アラは小鯛のアラと共に焼いたり、骨で出汁を取ったりし、

で、鯛とカマスのアラだけで(勿論酒と醤油『だけ』で、少し味を付けて)ご飯に炊き込んだ。
塩を入れるとピリリとするアタック感がある時があるので自分で食べる時は入れないんだ・・・焼く時に塩はかけるし。
味が足りなければ、食べる人が自分で味を足せばいいイギリス料理方式←味で喧嘩も無いし、食べる相手をも尊重出来るし、何より素材自体の味が解かる!!

炊けたよ~♪

僅かに付いている身(出汁が炊飯器の中の米に出切っている)を、ほぐした時に醤油をかけたらこれが尋常じゃなく美味しい!!・・・こういうシンプルなモノが美味しいんだよ・・・

魚の出汁のご飯も美味しい事。本当に美味しいと言葉が出ない・・・

1匹は干物にした!!

カマス出汁の味噌汁に、カマスの干物。
ヤハリ、カマスは上品さがウリ、カマスの出汁の味噌汁を飲んだ時、あ、これはスゴイ!!って感じた。
因みにサーソンのモルトビネガーは、流石フィッシュアンドチップスに合うだけあって、焼いた魚でもこれでもか!!というぐらい合った!!
(いつも使い道がフィッシュアンドチップス以外あるのか?と戸惑っていたが、勇気を出してやってみて凄く良かった!!
因みに、焼き魚に山葵も合う。(この時のご飯は菜飯

そして残りの身はフィッシュアンドチップスへ。
体力的な事と時間が足りな過ぎて、じゃが芋は冷凍のを使ってみた、今って便利なのがあるのなー
(コンビニで売ってくれたらもっと買うんだけれど・・・フライドポテトって売らないよね・・・真冬に外で熱々ホクホクの出来ればモ〇バーガーみたいに太いフライドポテトを食べてみたい・・・)

ただ、カマスって上品で身が薄いので、イギリスのソウルフード的なフィッシュアンドチップスにすると旨味が抜け易く(←生は嫌でカリっといきたいのと、腕が無いので)、フィッシュアンドチップス特有のフワッとした感じが無かったので合わなかったなー
こういう所でフィッシュアンドチップスの『真髄に繋がる部分』を体感。


「カラスガレイでF&Cと、新玉ねぎのかき揚げに感動!!」

カラスガレイの切り身というモノが売られていたので、なんぞや?と、勉強の為に試す・・・

こういうのって多分『煮付け』にする事が多いと思うが・・・自分でも何故か解からんがF&Cにしてみようと、骨を外す(←横に骨が入っているので、コレが手間だったが・・・)。

それなりに出来た!!
身がフワッ~として、結構美味しいんだ、コレが!!
(なんでスーパーとかの日本のお惣菜で無いのかなー、天婦羅感覚でアリだと思うのだが、マニアックなワリに価格が上がってしまうからだろうか?)
ヤハリ、少し厚めの身の魚の方がフワッとした感触を確かめられて良かった!!

骨は出汁にして後で使ったが、結構コクがある感じだな・・・(強過ぎる)

まだ衣が余っていたので、これを作った頃、丁度、新玉ねぎの時期だったので、新玉ねぎのかき揚げに・・・ウ、ウマイ!!柔らかいから即火が入るし、甘い・優しい・・・ホンモノってこういうモノだ・・・

コクが、かなりあったカラスガレイの出汁を水で薄め天婦羅饂飩にしてみた。

豪華な一食、アリだな~ (身を茹でたモノは少し臭みが強いな、なるほど・・・覚えた)。


「イサキでF&C」

サミットで、イサキの切り身があったので、小骨等を毛抜きで処理し、

揚げて(片付けまで含め、流石に慣れてきた・・・本当は危ないのだが手早くなったというか・・・衣の余りも無くなったし・・・)

F&Cにしてみた。

カタチにはなったが~、(不味くは無いんだが)、ヤハリ、カマスと同じ様にフワッといかないんだよねー、なんか魚の天婦羅って感覚の方が近い・・・
『素材』でこうも違うか・・・(←腕もそんな無いんだが・・・)

結果、以前炒飯3連戦の時みたいに連続でやった時よりも、何か『明確な』発見と~片付けまでの上達がよりあった様な気がした。

やっぱ、(いつか&仕事として)イギリス料理が作りたいんだー!!

それが警察官を身体的理由で諦め(こう見えて恥ずかしがり屋なので制服の力を借り、横断歩道で高齢者の荷物を持ったり、駅前の自転車を並べ直したりしたかった、なんとなく『こち亀』の両さんみたいに・・・)、

料理王国で偶然読んだパイ特集のイギリス料理の記事が料理を始めた理由だった!!
やるやる詐欺だけは、いろんな事情があるから、そりゃ絶対では無いけれど、なるべく未来の若者『達』に対し、ガッカリとさせたくない。




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