安い鰻の蒲焼のしかも超薄い切り身が少量手に入ったので
「鰻のころいり」を作る事にした。
これは「百珍もの」の中に出てくる江戸料理らしく、甘辛い(甘じょっぱい)どちらかというと苦手な味なんだが、コンニャクと合わせるという事が珍しくて学んでみた。
白コンニャクが無かったので、いつもの黒いコンニャクで代用。
(工程を学ぶだけだから構わないでしょって)
蒟蒻に格子状に切れ目を両面入れていく
(斜めに入れていって、更に向きを変えて線が交わるように格子状に薄い切れ目を両面に細かく入れる←こういう事を今までしてこなかった、これって楽しい!!)
左から切るより、右から猫の手で切っていった方が作業効率が良いだろう。
工程を学ぶだけなので下茹でをしてある蒟蒻だけれど、お湯も丁度沸いていたのでそこにもう一回ワザワザ入れて撮影し、茹でた事にする。
湯を切って(ザルできればよかった。鍋の深さがあると熱いので気を付けよう!!)
四角く切った後→更に三角に半分に切る。
本来はこんやくは1枚の半分を使うのだが(最初から茹でなければ良いが)、なにせ鰻の量が普通の1/3以下なので全部使う事にする。
本来鰻の量は1枚~2枚で作るのだが、それだけの量があったら「うな重」にするわっ!!
江戸時代ではないんだから煮るなんて勿体無い事をせんわ!!
市井の民にとってうな丼が1番美味い食べ方だもの。
ダシが無いので和風ダシの素をカップ1の水で溶いて(←湯やぬるま湯で溶きたい所だが、最初はダシが冷えていないとダメな料理なの、水で薄めても良いが熱湯はカップのプラスチック臭さが移る)
溶いたら鍋に入れ
鰻の蒲焼を入れ
中火で煮立ったら
弱火にし
5分かけ
その間に、
・酒=大1
・砂糖=大2(←やっぱり和食って砂糖を使うなぁ・・・)
・醤油=大2と半分ぐらい
・みりん=大4(←4???、こんなに入れんの?、在庫無くなるやん!!)
を合わせてタレを作る。
三角形のコンニャクとタレを入れて
(鰻の周りにコンニャクを置く感じ、本当は戻した干しシイタケとかも数「枚」丸のまま入れるのだが、無いのでパス)
又、中火に戻し(写真だと中火が弱火に見えるな、まあ鰻ではなく鰻の切り身なので身が壊れないように多少中火弱にはしてあるが)
落し蓋をして汁気が無くなるまで煮詰めていく。
結構、ギリギリまでやったけれど、これ以上やると焦げたり、鰻の身が壊れそうなので適度な塩梅の所で完成にしようよ。
鰻の身が壊れやすいのでフライ返し等で器に盛り付けて
(1枚モノだったらまな板で食べ易い大きさの冊切りにする)
好みで山椒をかけて(大体、市販の蒲焼には切り身であろうとも付いているでしょ?)
お、臭くない、コンニャクに良い感じで甘味とコク・鰻の油脂分から出る旨味がまとわり付いていて、超ハイソな田楽味噌煮みたいな味の感じかな・・・江戸風に言うと「乙(オツ)」という言葉が当てはまる感じ。
ただ、江戸料理なので、超甘辛、関西の人とかはどうかなー?って感じ。
(自分は関東人だけれど、超薄味なので、両方カバー出来るが・・・かなり濃いぞ、ご飯のおあかずか、酒の肴って感じ)
※山椒があった方が美味しいかも
でも少し煮過ぎたかな?、時間が経つにつれ、鰻にタレが浸み込んできて、これを言ったら本末転倒かもしれないが秋刀魚の蒲焼に煮ているなって・・・、別にこれなら高い鰻で無くて良いんじゃね?って気がした。
(勿論鰻ならコクとか美味しいけれど・・・凄く鰻の佃煮の味に似ていた)
(ご飯と食べて結局完食したけれど)
結局、あのタレの材料とダシを煮詰めると、ほぼ蒲焼のタレみたくなるんだなーって。
この余ったタレ、ジャコやゴボウを炒めるか?何かに使えそう!!
<オマケ>
余ったタレとボイルしたアサリを使い、
鰻のころいりと同じ煮方で
余っていたタレを入れ、
味をみたら、少し足して(あ~、みりんがもう無い・・・)
汁気が無くなるまで落し蓋をして煮詰め(小さい落し蓋買おう・・・和食は必要だわ)
佃煮みたいな何かを作った。
うなぎにかけた山椒が効き過ぎている・・・山椒とか(当然、花椒も)・シナモンは苦手なので、良い人には良いだろうけれど、結構ツラい。
山椒って、こんな強いのか・・・
付け焼刃はやっぱりダメだなぁ
(好みにもよるが、市販品みたいに生姜を効かせると、もっと自分らしいキレが出ていたかも)
でも・・・、伝統的な和食って、料亭とか、もっと限られた人しか食べられない・食べてはいけない敷居の高い物だと日本人なのに思っていた。
ここの所、酢煎りとかチラシ鮓とか他etc・・・、いくつか学んでみて、多少、和食に対してのイメージが変わったかも、日本人なのにもっと身近に感じる様になったというか・・・。
※翌日は結構味が染みていて、まあ、佃煮かな~って感じ。
やはり臭い消しではなく味にキレを出す為に生姜は必要だが、山椒の刺々しさは冷えるとやはり消えて気にならなくなる。
↓
相当味が染みた3日目になったら、、なんだこの美味しさは!!?って感じになった。
(ダシを含ませており、完全な佃煮ではないからそんなには保存が効かないとは思うが・・・)
「鰻のころいり」を作る事にした。
これは「百珍もの」の中に出てくる江戸料理らしく、甘辛い(甘じょっぱい)どちらかというと苦手な味なんだが、コンニャクと合わせるという事が珍しくて学んでみた。
白コンニャクが無かったので、いつもの黒いコンニャクで代用。
(工程を学ぶだけだから構わないでしょって)
蒟蒻に格子状に切れ目を両面入れていく
(斜めに入れていって、更に向きを変えて線が交わるように格子状に薄い切れ目を両面に細かく入れる←こういう事を今までしてこなかった、これって楽しい!!)
左から切るより、右から猫の手で切っていった方が作業効率が良いだろう。
工程を学ぶだけなので下茹でをしてある蒟蒻だけれど、お湯も丁度沸いていたのでそこにもう一回ワザワザ入れて撮影し、茹でた事にする。
湯を切って(ザルできればよかった。鍋の深さがあると熱いので気を付けよう!!)
四角く切った後→更に三角に半分に切る。
本来はこんやくは1枚の半分を使うのだが(最初から茹でなければ良いが)、なにせ鰻の量が普通の1/3以下なので全部使う事にする。
本来鰻の量は1枚~2枚で作るのだが、それだけの量があったら「うな重」にするわっ!!
江戸時代ではないんだから煮るなんて勿体無い事をせんわ!!
市井の民にとってうな丼が1番美味い食べ方だもの。
ダシが無いので和風ダシの素をカップ1の水で溶いて(←湯やぬるま湯で溶きたい所だが、最初はダシが冷えていないとダメな料理なの、水で薄めても良いが熱湯はカップのプラスチック臭さが移る)
溶いたら鍋に入れ
鰻の蒲焼を入れ
中火で煮立ったら
弱火にし
5分かけ
その間に、
・酒=大1
・砂糖=大2(←やっぱり和食って砂糖を使うなぁ・・・)
・醤油=大2と半分ぐらい
・みりん=大4(←4???、こんなに入れんの?、在庫無くなるやん!!)
を合わせてタレを作る。
三角形のコンニャクとタレを入れて
(鰻の周りにコンニャクを置く感じ、本当は戻した干しシイタケとかも数「枚」丸のまま入れるのだが、無いのでパス)
又、中火に戻し(写真だと中火が弱火に見えるな、まあ鰻ではなく鰻の切り身なので身が壊れないように多少中火弱にはしてあるが)
落し蓋をして汁気が無くなるまで煮詰めていく。
結構、ギリギリまでやったけれど、これ以上やると焦げたり、鰻の身が壊れそうなので適度な塩梅の所で完成にしようよ。
鰻の身が壊れやすいのでフライ返し等で器に盛り付けて
(1枚モノだったらまな板で食べ易い大きさの冊切りにする)
好みで山椒をかけて(大体、市販の蒲焼には切り身であろうとも付いているでしょ?)
お、臭くない、コンニャクに良い感じで甘味とコク・鰻の油脂分から出る旨味がまとわり付いていて、超ハイソな田楽味噌煮みたいな味の感じかな・・・江戸風に言うと「乙(オツ)」という言葉が当てはまる感じ。
ただ、江戸料理なので、超甘辛、関西の人とかはどうかなー?って感じ。
(自分は関東人だけれど、超薄味なので、両方カバー出来るが・・・かなり濃いぞ、ご飯のおあかずか、酒の肴って感じ)
※山椒があった方が美味しいかも
でも少し煮過ぎたかな?、時間が経つにつれ、鰻にタレが浸み込んできて、これを言ったら本末転倒かもしれないが秋刀魚の蒲焼に煮ているなって・・・、別にこれなら高い鰻で無くて良いんじゃね?って気がした。
(勿論鰻ならコクとか美味しいけれど・・・凄く鰻の佃煮の味に似ていた)
(ご飯と食べて結局完食したけれど)
結局、あのタレの材料とダシを煮詰めると、ほぼ蒲焼のタレみたくなるんだなーって。
この余ったタレ、ジャコやゴボウを炒めるか?何かに使えそう!!
<オマケ>
余ったタレとボイルしたアサリを使い、
鰻のころいりと同じ煮方で
余っていたタレを入れ、
味をみたら、少し足して(あ~、みりんがもう無い・・・)
汁気が無くなるまで落し蓋をして煮詰め(小さい落し蓋買おう・・・和食は必要だわ)
佃煮みたいな何かを作った。
うなぎにかけた山椒が効き過ぎている・・・山椒とか(当然、花椒も)・シナモンは苦手なので、良い人には良いだろうけれど、結構ツラい。
山椒って、こんな強いのか・・・
付け焼刃はやっぱりダメだなぁ
(好みにもよるが、市販品みたいに生姜を効かせると、もっと自分らしいキレが出ていたかも)
でも・・・、伝統的な和食って、料亭とか、もっと限られた人しか食べられない・食べてはいけない敷居の高い物だと日本人なのに思っていた。
ここの所、酢煎りとかチラシ鮓とか他etc・・・、いくつか学んでみて、多少、和食に対してのイメージが変わったかも、日本人なのにもっと身近に感じる様になったというか・・・。
※翌日は結構味が染みていて、まあ、佃煮かな~って感じ。
やはり臭い消しではなく味にキレを出す為に生姜は必要だが、山椒の刺々しさは冷えるとやはり消えて気にならなくなる。
↓
相当味が染みた3日目になったら、、なんだこの美味しさは!!?って感じになった。
(ダシを含ませており、完全な佃煮ではないからそんなには保存が効かないとは思うが・・・)