エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

さくらんぼ

2013年07月07日 | ポエム
さくらんぼ。
愛らしい果実である。



枝もたわわに実る。
その赤さは、嫌らしさが無い。

その感覚を抱かせるのは「けれんみ」が無いからである。



さくらんぼ狩りを楽しんだ日。
梅雨の真っ只中であるにも関わらず、穏やかに晴れ上がった。



空ではミッキーが歓迎してくれた。
ミッキーはしばらく、この姿で空を遊んでいた。







「こうすれば可愛いでしょうさくらんぼ」



「愛らしくけれんみのなきさくらんぼ」







赤くて、甘くて、可愛くて・・・。



さくらんぼもまた、青空が良く似合う。
艶々とした果実は、禁断の果実である。



         荒 野人