エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

私を泣かせてください 歌劇「リナルド」  中丸三千繪

2013年07月10日 | ポエム
今月の句会で、城所先生の天賞をいただいた。
嬉しい限りである。



その句は、ソプラノの歌を聴きながら水中花を眺めていたというシチュエーションで詠んだのである。
城所先生は「中丸三千繪」さんを連想したという。

ぼくは「佐藤しのぶ」を聴いていた。



私を泣かせてください 歌劇「リナルド」  中丸三千繪




中丸さんの歌声は、確かに先生の指摘通りの声質である。
明るく澄んでいるのだ。
このアリアは誰でも知っているはず、じっくりと聴いて下さい。



城所先生の、多岐に亘る知識に敬服する。





「ソプラノの響く万緑人は恋」





流石である。
佐藤しのぶは、ドラマチックに過ぎる。
でも、佐藤の音楽界のデビューは鮮烈だった。



知らぬ間に結婚していたのも鮮烈だった。
限りなく憧れていたからである。




    荒 野人