通称「山寺」は、奥の細道のハイライトである。
それは、あの蝉の名句の舞台だからである。
尾花沢に長逗留した後、松尾芭蕉はここ立石寺にとって返す。
尾花沢からは7里の道のりである。
尾花沢での逗留先は、紅花問屋の清風宅であった。
7月12日、まだ午後も早かったこともあり、山寺の麓宿坊に荷を置き立石寺に参詣する。
なかなかの健脚である。
芭蕉忍者説の一つの根拠ともなっている。
岩また岩を重ねた山寺である。
奥の院までの途中、階段を上り始めた場所に「蝉塚」がある。
更に上っていく。
階段は、千段を数える。
足に自信が無いと、上ろうという気分にならない。
そんな岩山である。
ここからの眺望が最も良いと、解説書に書かれている。
松尾芭蕉である。
閑かさや岩にしみいるせみの声
芭 蕉
閑かさや・・・の句碑である。
この名句も「閑かさや」の前は「さびしさや」であった。
野人、到底かなわず、句は断念!
芭蕉の健脚に追い付かず・・・の巻である。
荒 野人
それは、あの蝉の名句の舞台だからである。
尾花沢に長逗留した後、松尾芭蕉はここ立石寺にとって返す。
尾花沢からは7里の道のりである。
尾花沢での逗留先は、紅花問屋の清風宅であった。
7月12日、まだ午後も早かったこともあり、山寺の麓宿坊に荷を置き立石寺に参詣する。
なかなかの健脚である。
芭蕉忍者説の一つの根拠ともなっている。
岩また岩を重ねた山寺である。
奥の院までの途中、階段を上り始めた場所に「蝉塚」がある。
更に上っていく。
階段は、千段を数える。
足に自信が無いと、上ろうという気分にならない。
そんな岩山である。
ここからの眺望が最も良いと、解説書に書かれている。
松尾芭蕉である。
閑かさや岩にしみいるせみの声
芭 蕉
閑かさや・・・の句碑である。
この名句も「閑かさや」の前は「さびしさや」であった。
野人、到底かなわず、句は断念!
芭蕉の健脚に追い付かず・・・の巻である。
荒 野人