=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

仕事の見積もり

2010年07月22日 | 【仕事】岡山の工房での日々
最近どうにか抽斗作りの仕事のやり方、工房の仕様がわかり、
作業を見積もれるようになりました。

でもこの見積もりが甘いんですね。
いや、正確には見積もりというよりは、意気込みなんですね。
「この時間までにやってやろう」
と。

でも、
たいがいそんな意気込み時間までには終わらず、
ざっとその予定時間の3倍から4倍の時間がかかります。

理由として、
作業がわかったといっても、まだまだわかっていない部分もあるし、
自分の技能が低いのと、
何よりも自分の能力がわかっていないなどの原因があると思います。

今までの仕事の経験から、
人間どんな仕事でも5年やれば、なんとなくその仕事がわかると思います。
(もちろんその仕事を極めるというレベルの話ではありません)
それでも、仕事の見積もり時間よりも、1,2倍から1,5倍かかってしまうことが多いと思います。
これは、
その業務だけ集中してやっているわけではなく、
他の会議やらがあったり突然の急用なんかが発生するためだと思います。

でもこれが10年経てばきっと、
どんな状況でも、見積もった時間で一定レベルの仕事を完遂できるようになるのではないでしょうか。


と、悠長なことを言っている場合ではありません。
まずは目の前の仕事、明日もしっかり抽斗を作っていきたいと思います。



追伸:
この前の仕事で、栓の木(写真)を使いました。
これは訓練校時代に初めて整理箱を作ったときに使った木です。
切っていると独特の香り、漂白剤のような?がしてきます。
クラスのSーさんの木目がうねりまくっていたのを思い出します。


コメント
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