(↑団扇デザイン)
世の中、
売れないものは、なくなっていく
使われないものは、なくなっていく
必要とされないものは、なくなっていく
さて、日本各地にある昔からの伝統工芸の業界は今非常に苦しい。
おしなべて、
安価な外国製品に押されて、売れていない
プラスチックや他の代替品にとって替わられ、使われていない
でも、そのような状況 = 必要とされていないということだろうか?
いや、私はそうは思わない。
たとえば、木工の世界でも、状況は似ている。
それこそ、IKEAに行けば、安くてデザインのいいものが簡単に手に入る。
最近は「本物」が重視され始め、無垢の板を使った大きなテーブルなど人気が出てきたが、まだまだ厳しい。
冒頭の繰り返しになるが、伝統工芸にしろ木工にしろ、
売れない、使われなければ、職人は仕事がなく、飯を食っていけず、後継者も育てられず、消滅していくしかない。
だからと言って、「皆さん、伝統工芸を絶えさせないために、無理にでも買って使いましょう」
なんてことを言うつもりはない。
本当に必要のないものは、必要でないのだから。
でも、そうなる前に、一度ちょっとだけ見直すぐらいはしてもいいと思う。
だって時代は変わっているのだから。
世界的な投機マネーゲームは終わり、いよいよ地球環境もおかしくなってきて、毎日のテレビでは暗いニュースが後を絶たない。
一方でエコやロハス、本物、人の絆、なんてものが求められてきている。
そして、匠の技、職人の魂、これらが必要とされる時代が来ているのではないだろうか。
私は今一度、伝統工芸にチャンスを持ってもらいたいと思っている。
伝統工芸は身近であればあるほど、身近すぎて知られていない。
また、一時の大量消費社会を経てきた私たちは、伝統工芸品の使い方を忘れてしまっているかもしれない。
そんな、「知らない」、「忘れられている」といったことを打破するためには、私はやっぱり産地の地元がまず声をあげ、考えて、そして使ってみるべきだと思う。
食の世界では、地元の食材を地元で消費する「地産地消」が叫ばれて久しい。
同じように、工芸品も地元で使って用いることから始めてみませんか。
私のふるさと、千葉県の房州には「房州団扇」という、国指定の伝統的工芸品があります。
日本には伝統的工芸品に指定されている3大団扇がありますが、はっきり言って私は、房州団扇が一番美しいと思っています。
この団扇をどこで使うか?
浴衣に団扇も魅力的ですが、やっぱり夏の風物詩、房州のお祭りで地産地用をするのが私はベストと思い、一人でも始めてみることを今年の2月に決めました。
特に房州団扇の産地である那古、船形の祭りには「やっぱり団扇でしょ」ということになったらいいなと思います。
もうデザインも決めました。
作っていただく工房とも連絡済みです。
高いか安いかはわかりません、一本1000円です。
一人でも始めると書きましたが、やっぱり仲間がいたほうがうれしい。
ということで、工房に発注する今週の土曜日(7/4)まで密かに賛同者募集中!!
連絡待ってます。
<団扇寸法>
・220ミリ×180ミリの卵型
・通常の団扇よりも小さめで柄は長め(腰の帯に差しやすい)
<デザイン>
・基本は落ち着いた色で、統一感を出すために半纏のデザインを活用
・表面は、半纏についた菱形模様で、白から黒のグラデーションを使用しクールに
・裏面は、半纏の背中と同じ○志マークを小さめに配置。うちの地区は人が少ないので、半纏と団扇のマークが増えることで、アピール力が増大。おまけに龍もつけちゃいました。
<工房>
・うちわの大田屋さん
・他業界とのコラボレーションにも熱心で、昨年はファッション業界のBEAMSとの商品企画も実施
以下は、うちわの太田屋さんの記事です。
→BEAMS商品記事1
→BEAMS商品記事2
世の中、
売れないものは、なくなっていく
使われないものは、なくなっていく
必要とされないものは、なくなっていく
さて、日本各地にある昔からの伝統工芸の業界は今非常に苦しい。
おしなべて、
安価な外国製品に押されて、売れていない
プラスチックや他の代替品にとって替わられ、使われていない
でも、そのような状況 = 必要とされていないということだろうか?
いや、私はそうは思わない。
たとえば、木工の世界でも、状況は似ている。
それこそ、IKEAに行けば、安くてデザインのいいものが簡単に手に入る。
最近は「本物」が重視され始め、無垢の板を使った大きなテーブルなど人気が出てきたが、まだまだ厳しい。
冒頭の繰り返しになるが、伝統工芸にしろ木工にしろ、
売れない、使われなければ、職人は仕事がなく、飯を食っていけず、後継者も育てられず、消滅していくしかない。
だからと言って、「皆さん、伝統工芸を絶えさせないために、無理にでも買って使いましょう」
なんてことを言うつもりはない。
本当に必要のないものは、必要でないのだから。
でも、そうなる前に、一度ちょっとだけ見直すぐらいはしてもいいと思う。
だって時代は変わっているのだから。
世界的な投機マネーゲームは終わり、いよいよ地球環境もおかしくなってきて、毎日のテレビでは暗いニュースが後を絶たない。
一方でエコやロハス、本物、人の絆、なんてものが求められてきている。
そして、匠の技、職人の魂、これらが必要とされる時代が来ているのではないだろうか。
私は今一度、伝統工芸にチャンスを持ってもらいたいと思っている。
伝統工芸は身近であればあるほど、身近すぎて知られていない。
また、一時の大量消費社会を経てきた私たちは、伝統工芸品の使い方を忘れてしまっているかもしれない。
そんな、「知らない」、「忘れられている」といったことを打破するためには、私はやっぱり産地の地元がまず声をあげ、考えて、そして使ってみるべきだと思う。
食の世界では、地元の食材を地元で消費する「地産地消」が叫ばれて久しい。
同じように、工芸品も地元で使って用いることから始めてみませんか。
私のふるさと、千葉県の房州には「房州団扇」という、国指定の伝統的工芸品があります。
日本には伝統的工芸品に指定されている3大団扇がありますが、はっきり言って私は、房州団扇が一番美しいと思っています。
この団扇をどこで使うか?
浴衣に団扇も魅力的ですが、やっぱり夏の風物詩、房州のお祭りで地産地用をするのが私はベストと思い、一人でも始めてみることを今年の2月に決めました。
特に房州団扇の産地である那古、船形の祭りには「やっぱり団扇でしょ」ということになったらいいなと思います。
もうデザインも決めました。
作っていただく工房とも連絡済みです。
高いか安いかはわかりません、一本1000円です。
一人でも始めると書きましたが、やっぱり仲間がいたほうがうれしい。
ということで、工房に発注する今週の土曜日(7/4)まで密かに賛同者募集中!!
連絡待ってます。
<団扇寸法>
・220ミリ×180ミリの卵型
・通常の団扇よりも小さめで柄は長め(腰の帯に差しやすい)
<デザイン>
・基本は落ち着いた色で、統一感を出すために半纏のデザインを活用
・表面は、半纏についた菱形模様で、白から黒のグラデーションを使用しクールに
・裏面は、半纏の背中と同じ○志マークを小さめに配置。うちの地区は人が少ないので、半纏と団扇のマークが増えることで、アピール力が増大。おまけに龍もつけちゃいました。
<工房>
・うちわの大田屋さん
・他業界とのコラボレーションにも熱心で、昨年はファッション業界のBEAMSとの商品企画も実施
以下は、うちわの太田屋さんの記事です。
→BEAMS商品記事1
→BEAMS商品記事2