「棟梁なみの穴大工」
小屋製作を再開しておりますが、連日のすぐれない天気にややモチベーションは・・・・
また作業的にも本日は、ひたすら穴を掘っていました。
単純に、8センチ×3センチ、深さ約5センチの穴を掘るという基本作業なのですが、これが実は大変(;'∀')だし正確に掘るのは意外に難しい。
他の写真のように斜めになっていたりする形状でも、あちらのほうが楽です。
その昔、こうした穴をほる(もっといろいろな仕口を含む)大工さんは「穴大工」と呼ばれる専門職で、彼らの日当は棟梁にも劣らないといわれていたほどですから、その作業の技術性と重要性が伺えます。
もちろん現在はプレカットもあるし、大工さんのところには角のみ機という機械があるので穴大工さんは絶滅しているかと思いますが(笑)
今回の小屋ではプレカットではつまらないし、大工用の角のみ機を買うまでには至らず、ドリルで適当な穴をあけてから加工しています。
こうした作業をしてみると、昔の人の技術や角のみ機考えて人はほんと偉い!って思ってしまいます(#^.^#)