おそらく?人生最後の夏休みでしたが、今回は旅行には出かけませんでした。
実家で小学生並みに工作をしていました。
今回の作品は「写真立て」
将来的にたくさん作っていきたいと思っている(市場や採算性はまだ考えていません)ものですし、現在の私の力量ではまだ箪笥などは無理なので、ちょうどいい課題です。
でも、こんな小さな物でも、工作機械の必要性を感じました。
今回のポイントは3つ
1.留めという角で縦と横の板を45度に組み合わせるところ
なかなか手鋸では正確な45度にならず隙間が空きがち。
機械があれば一発なのに・・と思いながら、でもこのくらいはできないとね。
2.裏板がはまる溝加工
4ミリ×3ミリくらいの溝を作りますが、これもトリマーなどがあれば一発。
でもないので、ノミと際鉋でやりましたが、なかなかきれいにならない。
3.カンザシといって、角に板を挟んで埋め込みます
カンザシをベニヤ板2.5ミリ厚にしたので、その2.5ミリの溝を掘らなければいけません。そのくらい厚めの丸ノコがあればいいのですが、やっぱりないので、手鋸で切ります。しかし鋸厚が1ミリくらいのため2.5回くらい切れ目を入れるのですが、これがなかなかきれいにいきません。
「アナログでできない奴はデジタルも使いこなせない」
「手でできない奴は機械も使いこなせない」
というのが私の持論なのですが、
「でも機械があれば・・・」という思いが頭を掠めます。
機械の設備投資も相応にお金がかかりますし、
一方で手加工もやらなければ上達しない
手加工と機械の誘惑。
今後も長い葛藤になりそうです。
<おまけ>
木版画で住所スタンプを作りました。
これで遅めの「残暑見舞い」が出せる?