=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

鬼は外、福は内

2011年02月03日 | 【完成品】独立前の作品です
はできませんでしたがが、

節分ということで、

およそ1年半前に、訓練校で作った枡を、

預かってもらっていた母親に出してもらいました。


慣れない鑿を使って作ったことを思い出します。

これから自分の作った家具の経年変化もきちんと研究していきたいですね。
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やっぱり私は天邪鬼?

2011年01月24日 | 【完成品】独立前の作品です
年末に買った竹細工用の小刀にはカバーがついてなくて、
はっきりいって危ないので、
カバーを作りました。

エコのため?膠系の接着剤を使ったのですが、
予想通りなかなか扱いづらい曲者のようです。

完成してみると、

「角ばってるなあ」

と思います。
私は曲線のデザインも嫌いでないですが、結構角ばったものが好きで、
家具も、この方向性になるのかなーなんて思っています。

世の中には曲線ものが増えてますから、
それにたいする反抗なのでしょうか。昔から私は天邪鬼ですから・・・
丸みがなく女性受けしづらいこと覚悟で・・・
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ビフォーアフター

2010年11月04日 | 【完成品】独立前の作品です
写っている平屋が現在の私の棲家。

手前に散らかっているのが、両親の家庭菜園の道具たち。

これをなんとかしなければと思い、

簡単な道具小屋(壁)を作り、

中には、道具棚を作りました。

アフター写真が↓↓↓











少しはましになったのではないでしょうか。




それにしても、材料代っていうのは馬鹿にならないですね。



小屋関係で18000円ほど。
その中でも高かったのが焼杉の板。
打ち付けてあるのは高さ13.5センチ×2メートルの板ですが、この板1束(12枚)が6500円(送料込み)でした。計算をすると壁の幅が3メートル弱なので結局2束を購入しました。

棚のほうも、2×4材などで安くあげましたがそれでも4000円くらいかかりました。

しめて22000円。

木って、それこそ山に生えている樹木から、製材され、材木になり文字どうり材料になるまでは、いろいろなコストと手間がかかっているのは知っているので、決して高いとは思いませんが、一方でそれほど安くもないという実感です。

皆さんの感覚ではどうでしょうか。

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ペン立て

2010年05月20日 | 【完成品】独立前の作品です
岡山の生活も1ヶ月半が過ぎ、ようやく生活のリズムがつかめてきました。

それにあわせて、
工房の自分の机周りも整理整頓できる余裕が出てきました。
今までは、
なかなか一日一日があっというまに過ぎて、
時間というよりは心の余裕がなかったように思います。


そこで、
仕事あとの時間に作ったものが、
写真のペン立て。

木工では、
鉛筆をはじめサインペンなど各種のペンを使うので、
こういうものがあると便利だと思います。

とは言っても、
そのような必要性から作ったものではなく、
4月に工房で捨てられそうになっていた桜の木片をなんとなくもったいないと思い、
とっておいたものがあり、
これで何ができるかなと考えていたのです。

もともとの形が、
円弧形だったので、それを手に持ちサンダーで思うがままに削ってみました。

自分では、
ぽっちゃりしたヒール?
くじら?
おたまじゃくし?

そんなイメージです。


反対側


上から
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漆実習 終了。

2010年01月11日 | 【完成品】独立前の作品です
木曽の漆職人Tさんのもとに通いつめること5回。
どうにか私の初の漆製品が完成しました。

出来栄えの良し悪しもわからない私ですが、
Tさんいわく、もう少し時間を置くと艶が出てくるそうです。

初回の記事は→)

◆塗る前がこれ


◆1回塗って乾いた後


・2回目を塗る前に、表面に多少プツプツがあるので、
サンドペーパー(耐水性でないもの)でこする。
(木目方向だけでなく木目に直角方向にもかけてしっかり落とす)

・2回目からは、刷毛でなく直接ヘラを使わせて頂いた。
ヘラはかなりきつくおしつけて塗りこむ。

・注意点は、常にきれいな紙を用意し、
手袋、台を拭き、紙でモノを持ってムラがないようにする。

・乾かすときは、室(温度20度~25度、湿度60%くらい)で一晩で乾かさないと艶が出ない

◆2回塗って乾いた後


3回目以降を塗るときは、ペーパーはかける必要はなく、
もしも多少のザラザラがあったら布でこする。

◆3回塗って乾いた後


◆4回塗り(完成)


高品質仕上げにするときは、もう一度くらい塗るとベストだそうです。








◆取っ手の窪み(裏から見たところ)



◆貝の埋め込み

地元房州のあわび貝の欠片を埋め込んでみました。


◆樺のお箸

ゼブラ模様がきれいです。

◆桜の箸おき




天然塗料の漆、そのベージュ色をした液体が色濃く、そして艶が出てくる
神秘性を体験することができました。

Tさんいろいろとご指導ありがとうございました。

とりあえず自分で使ってみて、いろいろと観察したいと思います。
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フォトフレーム

2009年11月19日 | 【完成品】独立前の作品です
夏休みにすべて手加工で作成したフォトフレームに続き、今回は機械加工を取り入れて作成しました。

写真Lサイズ用とハガキサイズ用です。

コーナーには補強と装飾を兼ねてブラックウォールナットの契りを入れています。



裏の留め具も同じくブラックウォールナットの欠片を削りだしています。




■フォトフレーム(ハガキサイズ)
 サイズ:127×176×14㎜ (立てた際の奥行きは約100㎜)
 材:セン/ブラックウォールナット

■フォトフレーム(写真Lサイズ)
 サイズ:113×152×14㎜ (立てた際の奥行きは約100㎜)
 材:セン/ブラックウォールナット
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「塗装でばれる」 整理箱の完成

2009年09月25日 | 【完成品】独立前の作品です
やっとこ整理箱の塗装も終わり、正式な完成です。

苦節3ヶ月?よくもあの板がこんな形になりました。
製作法もわからずグループの方々にかなり教えてもらいました、ありがとうございました。

いろいろな失敗もありましたが、最後の完成状態は自分なりに気に入っています。
いやいやこんな程度で満足してはいけませんね。

それにしても塗装というのは怖いものです。


鉋がけが失敗した逆目ぼれ

はみ出たボンドの拭き忘れ

研磨の横擦り痕

うっかりした傷

などなどが、着色、目止め、下塗り、中塗り、上塗りなど、塗装工程を重ねれば重ねるほど目だってくるのです。普通、塗れば塗るほど隠れると思うでしょ。逆なんです。浮き出てくるように目だってくる。

自分のいい加減だった作業のところをあぶりだしてくれてるようです。

とっても怖いです。
下手やいい加減な仕事は決して消せない、隠せない。

ひとつひとつの工程をしっかりやっていこうと改めて思いました。


整理箱もしばらくは部屋に置き、失敗した箇所を忘れずにときどき思い出せるようにしておきます。

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夏休みの工作

2009年08月17日 | 【完成品】独立前の作品です
おそらく?人生最後の夏休みでしたが、今回は旅行には出かけませんでした。

実家で小学生並みに工作をしていました。


今回の作品は「写真立て」

将来的にたくさん作っていきたいと思っている(市場や採算性はまだ考えていません)ものですし、現在の私の力量ではまだ箪笥などは無理なので、ちょうどいい課題です。

でも、こんな小さな物でも、工作機械の必要性を感じました。

今回のポイントは3つ

1.留めという角で縦と横の板を45度に組み合わせるところ
  
なかなか手鋸では正確な45度にならず隙間が空きがち。
機械があれば一発なのに・・と思いながら、でもこのくらいはできないとね。

2.裏板がはまる溝加工
  
4ミリ×3ミリくらいの溝を作りますが、これもトリマーなどがあれば一発。
でもないので、ノミと際鉋でやりましたが、なかなかきれいにならない。

3.カンザシといって、角に板を挟んで埋め込みます
  
カンザシをベニヤ板2.5ミリ厚にしたので、その2.5ミリの溝を掘らなければいけません。そのくらい厚めの丸ノコがあればいいのですが、やっぱりないので、手鋸で切ります。しかし鋸厚が1ミリくらいのため2.5回くらい切れ目を入れるのですが、これがなかなかきれいにいきません。


「アナログでできない奴はデジタルも使いこなせない」
「手でできない奴は機械も使いこなせない」

というのが私の持論なのですが、
「でも機械があれば・・・」という思いが頭を掠めます。

機械の設備投資も相応にお金がかかりますし、
一方で手加工もやらなければ上達しない

手加工と機械の誘惑。
今後も長い葛藤になりそうです。


<おまけ>
木版画で住所スタンプを作りました。
これで遅めの「残暑見舞い」が出せる?



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久しぶりの達成感

2009年07月09日 | 【完成品】独立前の作品です
ついに枡が完成しました。

かなり時間はかかりましたけど・・・

何に使おうか。


それにしても、久しぶりの達成感。

なんといっても、この数ヶ月間の課題、角材づくりや円柱づくり、板はぎなどの課題がみな時間切れで終わっている。

それがどうにか今回は完成させることができました。

やっぱり物事は完結させたほうが気持ちがいいですね。
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処女作?

2009年05月02日 | 【完成品】独立前の作品です
ついに私の初作品が完成しました。



材木市で買ってきた板の皮を剥いで切って磨いただけです。
脚は無印良品のアクリル台です。

・材料費500円
・皮剥ぎ 3h
・切断  2h
・磨き 3h
・指の怪我

これだけのものが投入されていますが、単なる板といえなくもない小さな一歩です。
しかし大いなる一歩である。きっと。




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