写真は、
引き出しの板のために、数枚の板をはりつけて広い板にしたところです。
薄い板をはりつけるときは、
クランプなどあまり大きな力で締め付けると反ってしまうため、
棒と紐と木端でゆっくりと締めています。
この方法は、
親方が建具屋の師匠から教わったものだとか。
この絶妙な締め方も伝統技術です。
それを学んだことで、
伝統技術の担い手の末席に並べたようでうれしいです。
引き出しの板のために、数枚の板をはりつけて広い板にしたところです。
薄い板をはりつけるときは、
クランプなどあまり大きな力で締め付けると反ってしまうため、
棒と紐と木端でゆっくりと締めています。
この方法は、
親方が建具屋の師匠から教わったものだとか。
この絶妙な締め方も伝統技術です。
それを学んだことで、
伝統技術の担い手の末席に並べたようでうれしいです。
岡山の生活も1ヶ月半が過ぎ、ようやく生活のリズムがつかめてきました。
それにあわせて、
工房の自分の机周りも整理整頓できる余裕が出てきました。
今までは、
なかなか一日一日があっというまに過ぎて、
時間というよりは心の余裕がなかったように思います。
そこで、
仕事あとの時間に作ったものが、
写真のペン立て。
木工では、
鉛筆をはじめサインペンなど各種のペンを使うので、
こういうものがあると便利だと思います。
とは言っても、
そのような必要性から作ったものではなく、
4月に工房で捨てられそうになっていた桜の木片をなんとなくもったいないと思い、
とっておいたものがあり、
これで何ができるかなと考えていたのです。
もともとの形が、
円弧形だったので、それを手に持ちサンダーで思うがままに削ってみました。
自分では、
ぽっちゃりしたヒール?
くじら?
おたまじゃくし?
そんなイメージです。
反対側
上から
それにあわせて、
工房の自分の机周りも整理整頓できる余裕が出てきました。
今までは、
なかなか一日一日があっというまに過ぎて、
時間というよりは心の余裕がなかったように思います。
そこで、
仕事あとの時間に作ったものが、
写真のペン立て。
木工では、
鉛筆をはじめサインペンなど各種のペンを使うので、
こういうものがあると便利だと思います。
とは言っても、
そのような必要性から作ったものではなく、
4月に工房で捨てられそうになっていた桜の木片をなんとなくもったいないと思い、
とっておいたものがあり、
これで何ができるかなと考えていたのです。
もともとの形が、
円弧形だったので、それを手に持ちサンダーで思うがままに削ってみました。
自分では、
ぽっちゃりしたヒール?
くじら?
おたまじゃくし?
そんなイメージです。
反対側
上から
桜のテーブルが完成しました。
私の憧れの耳つき板のテーブルです。
なぜ憧れかというと訓練校時代には作ることができなかったからです。
いや、作らせてもらえなかったからです。
というか、正確に言うと「作りたい」とは言ってないのですが、きっと先生に却下されると思って言えなかったのです。
(この感じ、同級生にはわかるはず)
耳がついていると、
作業も大変ですが、私は彫りものとかも興味があるので、そのつもりでやっているとかなり楽しいです。
しかし耳つき板は単に使えばいいというわけではなく、
バランスや、面の感じなどのデザインセンスも問われそうなので、
扱いは難しそうです。
素材で勝負するのは、
木工も料理も同じで、素材そのままが出てしまうので大変です。
私の憧れの耳つき板のテーブルです。
なぜ憧れかというと訓練校時代には作ることができなかったからです。
いや、作らせてもらえなかったからです。
というか、正確に言うと「作りたい」とは言ってないのですが、きっと先生に却下されると思って言えなかったのです。
(この感じ、同級生にはわかるはず)
耳がついていると、
作業も大変ですが、私は彫りものとかも興味があるので、そのつもりでやっているとかなり楽しいです。
しかし耳つき板は単に使えばいいというわけではなく、
バランスや、面の感じなどのデザインセンスも問われそうなので、
扱いは難しそうです。
素材で勝負するのは、
木工も料理も同じで、素材そのままが出てしまうので大変です。
先週は再び現場に行ってきました。
そこでの私の持ち場に、ビス打ちがありました。
現場ではかなりインパクトドライバの使い方で仕事の効率が変わります。
しかしこれが結構難しいのです。
寝転びながら、手が入りづらいところだったり、斜めになるところだったり。
ギュルルルルー
ビスをなめてしまうことも多く失敗ばかりです。
写真は工房に帰ってきたところでポケットに入れてあった失敗したビスを出したところです。(もちろんこんなに少ないないです)
この失敗したビスの分だけ成長していたいと思います。
そこでの私の持ち場に、ビス打ちがありました。
現場ではかなりインパクトドライバの使い方で仕事の効率が変わります。
しかしこれが結構難しいのです。
寝転びながら、手が入りづらいところだったり、斜めになるところだったり。
ギュルルルルー
ビスをなめてしまうことも多く失敗ばかりです。
写真は工房に帰ってきたところでポケットに入れてあった失敗したビスを出したところです。(もちろんこんなに少ないないです)
この失敗したビスの分だけ成長していたいと思います。
先週から、新たにコーヒーテーブルのようなものに取り組ませて頂いております。
その素材が山桜。
桜は、訓練校の時の最初の作品で使った材で、とても愛着のある樹種だったのです。
しかも、
この桜は玉杢まで出ている、貴重な材料です。
そのため、最初は削らせてもらえないかなと思ったのですが、
なんと一任されることに。
さっそく寸八の「是麿」で削り始めると、
桜特有の色鮮やかさと香りがのぼってきて、
削り味もシュワッシュワッて感じですばらしいです。
よーし、この調子で。
と思ったとたん。
なんと鉋の刃が割れてしまいました。
裏打ちの際に少したたきすぎたのかもしれません。。。。
ショックです。
(しかもこの刃を修復するのに膨大な時間と労力がかかる)
一気に気分が盛り下がったのですが、
こういうこともあるでしょう。
おかげで刃の直し方や、グラインダーの使い方を覚えられそうです。
その素材が山桜。
桜は、訓練校の時の最初の作品で使った材で、とても愛着のある樹種だったのです。
しかも、
この桜は玉杢まで出ている、貴重な材料です。
そのため、最初は削らせてもらえないかなと思ったのですが、
なんと一任されることに。
さっそく寸八の「是麿」で削り始めると、
桜特有の色鮮やかさと香りがのぼってきて、
削り味もシュワッシュワッて感じですばらしいです。
よーし、この調子で。
と思ったとたん。
なんと鉋の刃が割れてしまいました。
裏打ちの際に少したたきすぎたのかもしれません。。。。
ショックです。
(しかもこの刃を修復するのに膨大な時間と労力がかかる)
一気に気分が盛り下がったのですが、
こういうこともあるでしょう。
おかげで刃の直し方や、グラインダーの使い方を覚えられそうです。
テーブルの仕上げです。
オイルフィニッシュ仕上げで、天然系の油を塗っています。
塗って、こすり、塗って、こすり。
最後は乾拭きなんですが、
「力を入れて、拭けば拭くほど、光ってくる」
なんて、親方に言われると、
また自分が削った板ですから、木目なんかも覚えていて、
ついつい磨きまくってしまいます。
オイルフィニッシュ仕上げで、天然系の油を塗っています。
塗って、こすり、塗って、こすり。
最後は乾拭きなんですが、
「力を入れて、拭けば拭くほど、光ってくる」
なんて、親方に言われると、
また自分が削った板ですから、木目なんかも覚えていて、
ついつい磨きまくってしまいます。
昨日作った「油つぼ」です。
これは刃物に錆止めの油を塗るための道具です。
材料は、親方からもらった竹と、気に入った柄のボロです。
一応、工夫として油が滲みてこないように内側をウレタン塗装しています。
あとは、実用上はいらないのですが、同じ竹で蓋も作ってみました。
これは刃物に錆止めの油を塗るための道具です。
材料は、親方からもらった竹と、気に入った柄のボロです。
一応、工夫として油が滲みてこないように内側をウレタン塗装しています。
あとは、実用上はいらないのですが、同じ竹で蓋も作ってみました。
本日、木工の仕事で初めてお給料(4月分)を頂きました。
給料袋に入っての手渡しです。
筋肉痛の体で頂く給料袋には感慨深いものがあります。
「働いてるなー」と実感します。
帰ってからは風呂に入り、発泡酒を一本。
この瞬間も
「働いてるなー」と感じます。
給料袋に入っての手渡しです。
筋肉痛の体で頂く給料袋には感慨深いものがあります。
「働いてるなー」と実感します。
帰ってからは風呂に入り、発泡酒を一本。
この瞬間も
「働いてるなー」と感じます。
日本の三大庭園のひとつ、後楽園の門前町になる
岡山の出石町の芸術イベントに行ってきましたよー。
地元の若者を中心に、アーティストや都市計画の設計士さんなども加わったメンバーでGW中開催されています。
大正・昭和の浪漫が息づいた街で、西洋風の建物もたくさんあるんですね。
そうした古い建物や民家に入ってみると、
若いアーティストの方々が待ってくれています。
わずか半日足らずの時間ですが、
いろいろな面白い?方々と知り合うことができました。
また、普段の出石にも再訪したいと思います。
◆象嵌を使った箱づくり体験(川さん)
30分くらいの作業で200円で作れました。
◆「空間に音をしのばせる」
というテーマかな?(私の個人解釈)の蛇谷さん
会場の古民家をこれから、パブリックスペースにしてゲストハウスなどにも進化させていくとか。楽しみです。
→「かじこ」
会場の民家の屋根裏部屋から。ここにゴロンとして外を見ていたい。
◆画家のbenさんからは、絵を頂いてしまいました。
年齢も近くて、これからいろいろ話をしていきたい元気なbenさんでした。
→ben美術館
◆婦人会のおそば
◆自然にこんな壁がある街
◆Oくんが地元の獅子舞について熱く語ってくれた「マルタ・モンカーダ」さんの作品のある公会堂
(これは作品ではありません)
◆昔の油問屋の民家では、部屋中にある白い道具に落書きができました。
そこにあったおしゃれな椅子
他にも倉庫の地下で、俳句と映像の融合を見たり、
楽しい一日でした。
岡山の出石町の芸術イベントに行ってきましたよー。
地元の若者を中心に、アーティストや都市計画の設計士さんなども加わったメンバーでGW中開催されています。
大正・昭和の浪漫が息づいた街で、西洋風の建物もたくさんあるんですね。
そうした古い建物や民家に入ってみると、
若いアーティストの方々が待ってくれています。
わずか半日足らずの時間ですが、
いろいろな面白い?方々と知り合うことができました。
また、普段の出石にも再訪したいと思います。
◆象嵌を使った箱づくり体験(川さん)
30分くらいの作業で200円で作れました。
◆「空間に音をしのばせる」
というテーマかな?(私の個人解釈)の蛇谷さん
会場の古民家をこれから、パブリックスペースにしてゲストハウスなどにも進化させていくとか。楽しみです。
→「かじこ」
会場の民家の屋根裏部屋から。ここにゴロンとして外を見ていたい。
◆画家のbenさんからは、絵を頂いてしまいました。
年齢も近くて、これからいろいろ話をしていきたい元気なbenさんでした。
→ben美術館
◆婦人会のおそば
◆自然にこんな壁がある街
◆Oくんが地元の獅子舞について熱く語ってくれた「マルタ・モンカーダ」さんの作品のある公会堂
(これは作品ではありません)
◆昔の油問屋の民家では、部屋中にある白い道具に落書きができました。
そこにあったおしゃれな椅子
他にも倉庫の地下で、俳句と映像の融合を見たり、
楽しい一日でした。