うちの地元にはお祭りがあり、夏には山車、屋台を引っ張り太鼓を叩いて楽しんでいます。
うちの地区は計6台があるのですが、
なぜか、6台のうち1台だけが、屋台なのです。
(簡単に言うと、山車のほうが背が高く、屋台は低い)
そして、またなぜかうちの地区1地区だけが、違う太鼓の叩き方なんです、
他の5台はすべて、山車で太鼓も同じなのに。
1970年、80年代、世の中はまだまだメジャー志向、
数少ないマイナー派が貴重視されて、もてはやされる時代ではありませんでした。
子ども心も、「みんなと同じがいい」「みんなと同じがかっこいい」と思う時代ですから、
当然、私も「なんで自分の地区だけ違うのだろう」と残念に思っていました。
さらに具合が悪かったことに、
うちの地区は人数が少なかったこともあり、他の5地区は2日間お祭りをやっているのに、
うちの地区だけ1日だけ。
やっていない1日は他の地区を見学するしかありません。
そんな状況の中、私の地区の隣にあった地区が寺赤地区でした。
お祭りができない1日は、もうひたすらこの隣の山車を見て歩いてついてまわることしかできなかったのです。
「いいなー」
そんな羨望の塊のようになっていた私でしたので、
私は隣でしたが寺赤地区の山車が大好きで、人よりはかなり細かいところまでチェックしていたと思います。
とにかく、山車と言ったらこれ!寺赤という感じで育ってきたのです。
そんな私が今年、南総祭礼研究会で調査の機会を頂くことができ、この度無事にパンフレットに作ることができました。
「やっぱりかっこいいですね」の一言なんですが、
そうした小さなときからの思い入れのある地区だったので、正直文章にするのは少々頭を悩ましました。
この寺赤地区の山車は、(小さいころはそんなことは知らなかったのですが、)
房総のなかでも一番の名工彫り物師が彫った作品で、飾り幕も立派なもので市の文化財にもなっています。
そんな山車を、小さい頃から、たまたま隣だったとはいえ、目を皿のようにして見続けてきた自分。
きっとなんらかの影響は受け、今の自分につながっているのだと言い聞かせています。
ラッキーでした。
寺赤地区の皆様、取材へのご協力ありがとうございました。
大変時間がかかってしまいましたが、どうにか年内に刷り上がりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
うちの地区は計6台があるのですが、
なぜか、6台のうち1台だけが、屋台なのです。
(簡単に言うと、山車のほうが背が高く、屋台は低い)
そして、またなぜかうちの地区1地区だけが、違う太鼓の叩き方なんです、
他の5台はすべて、山車で太鼓も同じなのに。
1970年、80年代、世の中はまだまだメジャー志向、
数少ないマイナー派が貴重視されて、もてはやされる時代ではありませんでした。
子ども心も、「みんなと同じがいい」「みんなと同じがかっこいい」と思う時代ですから、
当然、私も「なんで自分の地区だけ違うのだろう」と残念に思っていました。
さらに具合が悪かったことに、
うちの地区は人数が少なかったこともあり、他の5地区は2日間お祭りをやっているのに、
うちの地区だけ1日だけ。
やっていない1日は他の地区を見学するしかありません。
そんな状況の中、私の地区の隣にあった地区が寺赤地区でした。
お祭りができない1日は、もうひたすらこの隣の山車を見て歩いてついてまわることしかできなかったのです。
「いいなー」
そんな羨望の塊のようになっていた私でしたので、
私は隣でしたが寺赤地区の山車が大好きで、人よりはかなり細かいところまでチェックしていたと思います。
とにかく、山車と言ったらこれ!寺赤という感じで育ってきたのです。
そんな私が今年、南総祭礼研究会で調査の機会を頂くことができ、この度無事にパンフレットに作ることができました。
「やっぱりかっこいいですね」の一言なんですが、
そうした小さなときからの思い入れのある地区だったので、正直文章にするのは少々頭を悩ましました。
この寺赤地区の山車は、(小さいころはそんなことは知らなかったのですが、)
房総のなかでも一番の名工彫り物師が彫った作品で、飾り幕も立派なもので市の文化財にもなっています。
そんな山車を、小さい頃から、たまたま隣だったとはいえ、目を皿のようにして見続けてきた自分。
きっとなんらかの影響は受け、今の自分につながっているのだと言い聞かせています。
ラッキーでした。
寺赤地区の皆様、取材へのご協力ありがとうございました。
大変時間がかかってしまいましたが、どうにか年内に刷り上がりました。
この場を借りてお礼申し上げます。