=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

同級生の開業

2013年04月29日 | 【日記】いろいろ
同級生がこのGWに開業しました。

業種は、ダイビングスクール!

館山の沖ノ島という穏やかな海で、海中散歩が楽しめます。


「お互い個人事業主同士がんばろう」ということで、
お祝いに行ってきました。

南房総はたしかに大きな企業がなく、
働き口がないというのが移住者やUターン者の悩みですが、
皆が小規模でも、自分で事業を興し、それぞれが個性を発揮しそのネットワークを活かせば、
面白い街になると思います。

さっそくテレビ取材が入るなど、幸先いいみたいです。
がんばれ~正和!

→マリンスノーHP
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細部に宿る

2013年04月29日 | 【志事】独立を選んでからの日々
いい会社、いいブランドって、包装まで凝っていますよね。
見てくれがいいとも言えるかもしれませんが、
細部までこだわりを持っていると私は思います。

冒頭の写真は、ペンダントライトを買ったS社の包装。
ペンダントライトにもこだわりがあり、とりわけ私は細部のその吊るす金具が気に入って買ったのですが、
包装のセロテープがオリジナルです。



こちらは、水栓のドイツの有名ブランドG社の包装紙。シブいです。

さらにこちら。

これは、私の好きなカフェにスツールを置かしてもらっているのですが、
今度はショールームができるので、そのカフェのショップカードをもらってきました。
渡されるときに、小さな紙袋に入れてくれたのですが、それがまた味わいがあります。

「魂は細部に宿る」

これも前職で学んだ原理原則ですが、ふと感じることが多いです。
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一枚入魂!

2013年04月28日 | 【志事】独立を選んでからの日々
床張り中です。

材は、地元房州の杉です。
杉はやわらかいので、すぐに凹んでしまう欠点はありますが、
そのやわらかさゆえ、触れたときのしっとりした感じ、温かみがあり、また香りがいいです。
地元の製材屋さんで挽いてもらい、しばらく乾燥させてから加工をしています。
今回は、ショールーム用ということで奮発して超仕上げ加工というツルツルの状態になっています。

それゆえ、一枚一枚を大切にして、気合いを入れて張っています。
丁寧に合わせ、隙間なくやっています。まさしく「一枚入魂」
それでも天然の無垢材ゆえ、隙間はあいてくるのですが・・・

あと大変なのが、木目合わせ。
同じ杉でもその表情は全く異なります。

こんなのとか、

こんなさっぱりしたやつとか、

中にはこうした強者がいますので、
作業をしながら、同じような木目を合わせ、
節の位置を気にしながら、板を選んで切っていきます。
気に入らないと言っても、全体の枚数はちょうどしかありませんので、必ずどこかで使わなければいけません。
作業に没頭するというよりは、意外と頭を使います。

大金はたけば、一部の極上板を集めることもできるのでしょうが、そんな必要はありません。
これも、不均質な木という自然素材を扱う楽しみでもあるのです。


今回の板は、極厚27ミリ!

通常のフローリングの厚みは15ミリくらい。そのため下地に12ミリのベニヤを張ることが多いです。
しかし、今回は27ミリあるので下地ベニヤを張る必要がありません。
つまり、ベニヤの接着剤の匂いがなく、杉の香りだけを満喫できるのです!

寝っころがって昼寝をしたら絶対気持ちいいです。
遊びにきてみてください。

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断熱材装填完了!

2013年04月25日 | 【志事】独立を選んでからの日々
ショールーム床下の断熱材を装填しました。
冬の効果に期待です!
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使うものは使う、作るものは作る

2013年04月25日 | 【志事】独立を選んでからの日々
ショールームの正面玄関用の扉製作中です。

総桜づくり。

けっこう重いです。


一方、こちらは内装用の引き戸。

この牛舎に眠っていた建具を利用させてもらいます。
でも、そのためには、掃除が大変。
埃を削りおとし、エアー吹き、水拭きをしてから、ペーパーがけ。
また建具自体にガタがきているところもあるので、それにあわせて削ったり、
戸車を調整して取り付けたり。
新品より高い!かもしれません。。。

でも、味があります。

使えるものは使い、作るものは自分で作る。

うれしい生活です。
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てんこ盛り

2013年04月25日 | 【志事】独立を選んでからの日々
郵便ポスト脇の一輪挿し用のコップに、
工房に遊びに来た姪っ子が、たくさんの野花を入れていってくれました。
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大友さん来房

2013年04月25日 | 【志事】独立を選んでからの日々
来房には、房州と工房のふたつの意味が入っています(笑)


2年ぶりくらいでしょうか。前職でお付き合いいただいた大友さんと
房総での仕事のあとにお会いすることができました。

大友さんは現在、シンガポールビズというアジア進出支援を行う会社を立ち上げています。

いつお会いしても、
その明るく、柔軟で人を惹きつける魅力で楽しい時間を過ごすことができます。
ついでに、
多くの「今」の海外、会社、ビジネスのお話も伺えるので、とても刺激的です。
ありがとうございます。


以前は一緒に中国出張もさせていただき、
お互いアジアが大好きですから、またいつか一緒にアジアンご飯を食べたいですね。
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牛に縁を感じる

2013年04月23日 | 【日記】いろいろ
ショールームの玄関ドアにつけるために買ったシリンダー錠。

その本体には、「COW」という文字が記されていた。

なんのブランドかしらないけど、とにかく「牛」と記されていることに感動。


なんといっても、家具工房つなぎの工房はもとは牛舎。

なんだか不思議な縁を感じました。


それにしても、この鍵の裏面に防犯安全基準みたいなことが書いてあって、

「ピッキング5分」

これって、ピッキングでこじ開けるのに5分くらいはかかりますよという意味だと思うけど、
逆に言うと、5分で開いちゃう、5分しかもたないってことですよね、
しかも、プロが5分なのか、素人で5分なのかでも、意味が変わってくるけど。

まあ、そんなたいしたものは工房にはないのですが、おまじないみたいなもんですね。
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唐津焼ができました。

2013年04月23日 | 【日記】いろいろ
先月、石井工務店さんで体験した唐津焼づくりの作品を
焼いていただいて完成しました。

釉薬が周りに塗ってあって、当初とまったくイメージの異なる色合いになっていて面白いですね。

陶芸の面白さって、その「焼いてみないとわからない」というところにあるのかもしれませんね。


先日も製材所に行ったら、
大工さんが、丸太を挽いてもらっていました。
「いい丸太だと思って買ったけど、挽いてみたらちょっと違ってて建具には使えねーな」と言っていましたが、
木も切ったり、削ってみないと木目がわからないことが結構あります。
でも、その削ったときに出てくる思いがけない感じが楽しいのかもしれません。

前にも書きましたが、
昔のフィルム写真も、現像してプリントされてくるまでその写真がわからないからドキドキしたり。


私はあまり釣りをやりませんが、釣りもその「自然相手でわからない」ところがいいのかもしれません。


世の中便利になって、
すべてがわかりきってしまうと、人間実は面白くないのかもしれません。
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房総の写真ブログ 更新しています。

2013年04月09日 | 【観光】南房総おすすめ
季節はすっかり春になりました。

房総の景色を、モノクロ写真でつづる「BOSO monochrome」房総モノクロームも
冬の間に、何度か更新させていただきました。
よろしければご覧ください。
すいません、写真はデジカメで撮ることのほうが多いです。

→「BOSO monochrome」

http://tsunagi-kagu.tumblr.com/

春の景色も撮っていきたいです。
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