少し前に山桜を仕入れている東北の製材所の方が南房総においでになる機会があったので、せっかくなので一杯やりながらお話させて頂きました。
われわれ家具やも良い素材がなければ家具は作れませんから、材木の上流の現場の情報は大変気がかりです。
木材をはじめ天然資源の枯渇化は今に始まったことではありませんが、やはり年々厳しくなっています。伺ったお話の中では、「今まで材木屋が東北から北海道に買いにいくことはあっても、北海道から東北にくることはなかった」という変化はとても大きいと思います。日本の木材資源の蓄積量は北海道が一番だと思うのですが、その北海道すら少なくなってきているという事実を物語っているからです。
それから材木屋さんの商いも小さくなってきていて、多くの顧客に安定した価格で販売できるように在庫を一定量抱えるといういわゆる材木屋さんではなく、特定のお客さんを持っている業者または個人が高く競り落とした丸太に利益をのせて売るというスタイルが増えているようだということです。損がない利益確保型、語弊があるかもしれませんが材木ブローカーというほうがイメージがつきやすいかもしれません。このスタイルですと買う側が買うのであれば、どんどん値は上がっていくでしょう。
家具工房つなぎは銘木を好むというよりは一定品質の材をうまく活かしていきたいと思うので、少量を安定価格で売っていただける材木屋さんだと大変ありがたいんですね。
それでも今年仕入れた材は、数年前よりは20%以上アップしてますねー、ツライ(';')
来年もこの趨勢は変わらないのでしょうが、コストダウンも図りながらなんとかいい年にしていきたいものです。
われわれ家具やも良い素材がなければ家具は作れませんから、材木の上流の現場の情報は大変気がかりです。
木材をはじめ天然資源の枯渇化は今に始まったことではありませんが、やはり年々厳しくなっています。伺ったお話の中では、「今まで材木屋が東北から北海道に買いにいくことはあっても、北海道から東北にくることはなかった」という変化はとても大きいと思います。日本の木材資源の蓄積量は北海道が一番だと思うのですが、その北海道すら少なくなってきているという事実を物語っているからです。
それから材木屋さんの商いも小さくなってきていて、多くの顧客に安定した価格で販売できるように在庫を一定量抱えるといういわゆる材木屋さんではなく、特定のお客さんを持っている業者または個人が高く競り落とした丸太に利益をのせて売るというスタイルが増えているようだということです。損がない利益確保型、語弊があるかもしれませんが材木ブローカーというほうがイメージがつきやすいかもしれません。このスタイルですと買う側が買うのであれば、どんどん値は上がっていくでしょう。
家具工房つなぎは銘木を好むというよりは一定品質の材をうまく活かしていきたいと思うので、少量を安定価格で売っていただける材木屋さんだと大変ありがたいんですね。
それでも今年仕入れた材は、数年前よりは20%以上アップしてますねー、ツライ(';')
来年もこの趨勢は変わらないのでしょうが、コストダウンも図りながらなんとかいい年にしていきたいものです。
オーガニックワインのマヴィ
国産オーガニックドライフルーツ フルーツルーツ
蔵王の放牧豚の手作りソーセージ ベルツ
今年のお歳暮&お取り寄せはちょっと贅沢に!(^^)!
全部、前職の仲間がやっていることだけど、共通点は「本物」!
前職で学ばせてもらったことは経営でもマーケティングでもなくて、実はこうした「考え方」なんです。
皆、信念をもって世の中に向かい合っています。
各種本物には及びませんが、私も本物を標榜する端くれとして家具工房つなぎのカッティングボードも合わせて使ってみました ^^) あ、写真ブレた。
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蔵王の放牧豚の手作りソーセージ ベルツ
今年のお歳暮&お取り寄せはちょっと贅沢に!(^^)!
全部、前職の仲間がやっていることだけど、共通点は「本物」!
前職で学ばせてもらったことは経営でもマーケティングでもなくて、実はこうした「考え方」なんです。
皆、信念をもって世の中に向かい合っています。
各種本物には及びませんが、私も本物を標榜する端くれとして家具工房つなぎのカッティングボードも合わせて使ってみました ^^) あ、写真ブレた。
本日は丸山製材さんに、地元の山桜を製材していただきました。
直径はおよそ30センチくらい。加工していくともっと狭くなってカウンターなどにはちょっと足りないかな。
ということで、広葉樹の製材所でもあまり手に入らない太めの角材にして、一枚板などの豪快なテーブルの脚にしたいと思います。
製材していくと瑞々しい木肌が現れてきます。
それにしても伐採してから一年ほど寝かせていたのに全然乾燥が進んでいない。山桜など広葉樹は乾燥も時間がかかるので、これからあと何年乾燥させ、そしてテーブルになるのはいつのことやら。気の長い話です。
直径はおよそ30センチくらい。加工していくともっと狭くなってカウンターなどにはちょっと足りないかな。
ということで、広葉樹の製材所でもあまり手に入らない太めの角材にして、一枚板などの豪快なテーブルの脚にしたいと思います。
製材していくと瑞々しい木肌が現れてきます。
それにしても伐採してから一年ほど寝かせていたのに全然乾燥が進んでいない。山桜など広葉樹は乾燥も時間がかかるので、これからあと何年乾燥させ、そしてテーブルになるのはいつのことやら。気の長い話です。
「山桜のオーダーまな板」
奥様へのプレゼントでしょうか、クリスマスまでということで製作させて頂きました!(^^)!
「しっかり使えて、皮の部分などあるとオンリーワンでいいのですが・・」
「はい、承知しました!」
ということで、さっそく25センチほどの幅があり、皮が少し残せるような材を探してみました。
山桜の板は銘木屋で一枚板として売っているような板なら別ですが家具用ですと幅が20センチとれればまあまあいいほうです。したがって料理に十分に使おうとすると最低22~23センチくらいはほしいところで、こちらの板は希少な部類に入ります。
ちなみに私が普段製作しているカッティングボードは、ある端材を使うので、幅はほとんど20センチ以下と小さめで、そのためまな板というよりは、パンやチーズを切ったり盛りつけたりする用途でお使いいただければと思っています。
また皮(わたしたちは耳と呼んでいます)は木ならすべてついていますが、綺麗な状態はあまりありません。それは皮の部分には虫がつきやすいので伐採後すぐに皮をはがします、それはかなり製材の上流工程ですので、鍬みたいな道具とかでガンガン削ったり、場合によっては機械などもあるかもしれませんので傷がついています。それから外気や汚れにあうので、耳がきれいな状態で残っている材木は意外と少ないです。私の感覚では10枚に一枚くらいでしょうか。
家具工房つなぎでは、できるかぎり材を使い切ろうと選別して保管しておき耳を活かしてラダーシェルフ「HASHIGO」や、ロングカード立てなど製作していますが、これらは実は端材といえば端材ですが、その中でもかなりのエリートだと言えると思います。
あとは皮の残し方ですね、好みは個人個人のセンスになってくるかもしれませんが、私個人的にはまな板の場合ですと前側全面が残っているとちょっと野暮ったい感じがするし、水切れも悪くなるので、スリットのように少し残せるよう目指しています。でもまたこれが都合よく斜めに綺麗な皮が入ってくる材がまたなくて・・選ぶのに苦労しますし、ある意味運かもしれません。
ということで、今回は我ながら幸運に恵まれて理想的なカタチになったなーと思い、ついつらつらと書いてしまいました(;^_^
ちょっと早いですがメリークリスマス!
奥様へのプレゼントでしょうか、クリスマスまでということで製作させて頂きました!(^^)!
「しっかり使えて、皮の部分などあるとオンリーワンでいいのですが・・」
「はい、承知しました!」
ということで、さっそく25センチほどの幅があり、皮が少し残せるような材を探してみました。
山桜の板は銘木屋で一枚板として売っているような板なら別ですが家具用ですと幅が20センチとれればまあまあいいほうです。したがって料理に十分に使おうとすると最低22~23センチくらいはほしいところで、こちらの板は希少な部類に入ります。
ちなみに私が普段製作しているカッティングボードは、ある端材を使うので、幅はほとんど20センチ以下と小さめで、そのためまな板というよりは、パンやチーズを切ったり盛りつけたりする用途でお使いいただければと思っています。
また皮(わたしたちは耳と呼んでいます)は木ならすべてついていますが、綺麗な状態はあまりありません。それは皮の部分には虫がつきやすいので伐採後すぐに皮をはがします、それはかなり製材の上流工程ですので、鍬みたいな道具とかでガンガン削ったり、場合によっては機械などもあるかもしれませんので傷がついています。それから外気や汚れにあうので、耳がきれいな状態で残っている材木は意外と少ないです。私の感覚では10枚に一枚くらいでしょうか。
家具工房つなぎでは、できるかぎり材を使い切ろうと選別して保管しておき耳を活かしてラダーシェルフ「HASHIGO」や、ロングカード立てなど製作していますが、これらは実は端材といえば端材ですが、その中でもかなりのエリートだと言えると思います。
あとは皮の残し方ですね、好みは個人個人のセンスになってくるかもしれませんが、私個人的にはまな板の場合ですと前側全面が残っているとちょっと野暮ったい感じがするし、水切れも悪くなるので、スリットのように少し残せるよう目指しています。でもまたこれが都合よく斜めに綺麗な皮が入ってくる材がまたなくて・・選ぶのに苦労しますし、ある意味運かもしれません。
ということで、今回は我ながら幸運に恵まれて理想的なカタチになったなーと思い、ついつらつらと書いてしまいました(;^_^
ちょっと早いですがメリークリスマス!
東京の結婚式カメラマン「Photo感写」のスタジオに、せっせのいすを納品させて頂きました!
打合せに来られるこれからご結婚されるお二人には、天然染色染のこの淡いピンクのいすに腰掛けて頂き、撮影イメージなど打ち合わせていく感じです。なんだかスイートな空間です。
カメラマンの門出さんは、素敵な一瞬をとらえるため日本全国お伺いしておりますので場所にかかわらずご相談できます。私もサービスでせっせのいすと一緒に!(^^)!
(ご本人が写っている写真以外は門出さん撮影です)
実は納品を大変お待たせしてしまったのですが、ありがとうございました。
打合せに来られるこれからご結婚されるお二人には、天然染色染のこの淡いピンクのいすに腰掛けて頂き、撮影イメージなど打ち合わせていく感じです。なんだかスイートな空間です。
カメラマンの門出さんは、素敵な一瞬をとらえるため日本全国お伺いしておりますので場所にかかわらずご相談できます。私もサービスでせっせのいすと一緒に!(^^)!
(ご本人が写っている写真以外は門出さん撮影です)
実は納品を大変お待たせしてしまったのですが、ありがとうございました。